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ボケないためのDTM

むかしばなし

ピンポン録音の話

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今のDTM、て基本「トラック無制限」ですね。遠い昔は、これがとっても大変でした。

こんにちは。imoimoです。

昔むかし、まだPCも無かった頃のお話。

一人で何役も演奏するには、多重録音てのが必要でした。今で言う所のトラックコピーみたいなものをやりながら、二人目の自分が音を重ねて行くわけです。

当時の機材にはトラックが2個しかないのですが、これは今で言うと実質1トラック。なぜならLとRそれぞれ1トラックだからです。

たっかーい機材には24トラックの機材とかもありましたが、これとて実質は今の12トラック分です。すぐ一杯になっちゃいますね。

2トラックの機材て言うのは何かというと、「ラジカセ」です。

そうそうこんな感じ。

マーロのCMで担いでるアレですね。このラジカセを2台繋いで、1台が再生しているのに合わせてもう一人分演奏したのをもう1台で録音する、という事を繰り返すと分身の術よろしく、1人で何役も演奏できちゃう。と言うのがピンポン録音。

ただこのピンポン録音、問題がアリアリでした。

第一に、ピンポンするごとにめっちゃ音質が劣化する。劣化具合はmp3の圧縮率の差なんて目じゃない、きっつーいエフェクターを何段もかけるようなものです。

第二に、各トラックの調整はやり直せない。やり直しはつまり最初からやり直し。

そして勿論、実用に耐えうるピンポンはせいぜい3回。つまりは今で言う3トラックか4トラックが限界です。

たっかーい機材を買いたくなるのも無理はありません。そんな時代のヒーローは全部独りで演奏した天才マイク・オールドフィールドさんのチューブラーベルズ【Tubular Bells/Mike Oldfield】でした。映画エクソシストのテーマとして有名ですね。

このレコード、なかなか売っておらず、やっと見つけた友人がテープに録り直してみんな擦り切れるほど聴いた、け。今で言うとsoundcloudですかね。

「聴く会」なんかもやりました。今で言うパブリックビューイングとかみたいなものですね。それに比べ現代は便利になったものです。

もう少しMike Oldhfieldさんの事話すと、他にも有名な曲があって、例えば【To France】【Moonlight Shadow】などもこの人の曲です。美しいですね。

そんなこんなでお粗末様でした。

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