和牛のひつまぶしのお店がそこかしこにあるけれど。美味かった試しがないのよ
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
見つけるとついつい入ってしまうのですが、ようやく悟りました。ひつまぶし嫌いなんだ。たぶん。そして和牛も。
安上りな舌。
鰻で早々にそう悟ったクチなんだから、和牛でイケるわけ無かったのね。作法が細かいのとか味変とか、そう言うのがダメなんだと認めます。
味変しなくちゃ飽きられる様なもん出すなよっなんて悪態吐いているクセに、自分の曲作りはすぐ飽きて転調したりしてるから虫の良い話です。
そんな転調だの変化だので無理矢理作ったバンドとオケの合体ものをミックスしているのが現段階。トラックが多いからミックスも心折れそう。
ドラムとかベースのバンドパートをだいたい音決めして、次は弦パートにしようかしら。
弦パートはオケ音源を使っていて、トラックは
- 1stバイオリン
- 2ndバイオリン
- ビオラ
- セロ
- コントラバス
の5本。
使った音源のOrchestral Companion Strings(→製品ページ)には
第二バイオリンは収録されていないので、第一も第二も同じライブラリで作りました。
同じライブラリで鳴らすと、キカイ故にユニゾンの時にドンピシャな鳴り方になって音が1つになっちゃう。取り敢えず第二バイオリンは少しだけ出音が遅れるようにMIDIクリップを後ろにずらして対策としました。
オケ音源だから、そのまま5トラックを鳴らせば十分にストリングス。プロのエンジニアさんが作った音なんだから余計な事をやらない方が良いのではないかしら。
ま。ど素人あるあるで何かしら手を加えないと気が済まないのよ。というわけでバイオリンのトラックにコンプとEQを挿して。もう少し元気の良いバイオリンにしてみました。
Ratioが7.6:1だって。結構潰してるね。
コンプで音圧を上げると、部屋鳴りの音も大きく聴こえる様になるみたい。リバーブかけなくても残響が大きくなって来ます。
もう少し大袈裟な感じにしたいなぁ、とディレイを挿しました。
挿したのは壁を何枚も立てられる無料マルチタップディレイのReaDelay。
なんだかよく似ているプラグインね。それもそのはず。同じシリーズのFXバンドルのプラグインです。
このReaperの無料FXバンドルはとにかく沢山使います。
ReaPlugs(→ダウンロード)と言って、コンプやゲート、EQやディレイと言ったよく使うFXと少し凝ったFXが入っています。
マルチバンドコンプのReaXCompや
ノイズ消しに使えるReaFIR、
MIDIコントローラとかエフェクターを作れるReaJSとかは少しマニアック。
そのくせ回転系のエフェクターとかリバーブは収録されていません。そう言うのは好みがあるでしょ?と言っている様な気がするFXバンドルです。
まさかReaJSで自作しろって言う事かしら…
1stバイオリンは舞台左手に居るから、定位も少し左寄り。ReaDelayで3枚壁を立てました。
1枚目は左手の壁から返ってくるつもりでかなり速めの返り。八分音符0.04個分だから160BPMで計算すると
60÷160÷2×0.04=7.5msのディレイね。
音速が大体331m/sだとすると
331×0.0075≒2.5m壁から離れている勘定。
2枚目は右手から返ってくる事にして。
今度は八分音符0.54個分のディレイタイムだってっ。
60÷160÷2×0.54×331≒33.5m離れている勘定。
こう計算すると、このステージは横幅36mくらいなのね。知らなかったわぁ。
結構大きなホールでも、ステージの幅はせいぜい20mぐらいみたいだからかなり巨大なホールで演奏している事になります。こりゃやり過ぎよ。
3枚目の壁はセンターから返って来る事にして、八分音符0.03個分。
いやおかしいでしょ。それじゃぁこのホールは幅36mで奥行き2mも無い事になっちゃう。
壁に一列に並んでいるのかしら…
ま。後ろの壁からの音じゃなくて2列になっている人たちの距離差と言うことにすれば辻褄合うか。
…などと緻密に計算して作っているわけも無く。てきとーに感じの良いセッティングにしただけです。
バイオリンだけだと結構気持ちよく鳴っているけれど。
第二バイオリンもディレイかけちゃおう。
ビオラにもかけちゃおう。
うわっ。エキサイターもかけてる(→【La Petite Excite】)。
セロにもかけちゃおう…待てよ??
ちょっと試しに弦パートみんなで聴いてみよう。
あぁ。
ひとりひとりでは輪郭がはっきりして迫力も上がっていたのに、みんなで聴いたらもわぁーーんとしています。
ディレイとかリバーブはこれがあるから怖いよねぇ。
単体では良くても併せて行くと反響音や残響音同士がゴッチャゴチャになって音が汚れて行く感じ。
それが嫌で、リバーブはトラックごとには掛けないようにして全体で1本でなるべく収めようとしているのに。
ディレイをどんどん使うと結局もごもごした音になっちゃう。
風邪薬やドリンク剤が段々効かなくなって用量が増えて行くのと同じかしら。
悪魔の誘惑を断ち切ろうと、セロにはディレイを掛けるのをやめました。
チラッと見えるディストーションが気になるし、最期にゲート挿してる…
これは、絶対コンプで音圧上げ過ぎて部屋鳴りが残るようになったからゲートで切ろうとしているのね。
本末転倒よ。
せめてコントラバスはまっとうにやりたいところでして。
うん。コンプとEQだけ。コンプのRatioも3.1:1ならまあ許せるかも。
EQは雑過ぎていけないとは思うけれど、他のトラックよりはましに見えます。
本当はディレイ、全外しが正解だとは思うのだけど。
悪魔の誘惑には抗えないのよ。
さすがスーパーモデル。まさに妖鳥。一番キレイな悪魔じゃないかしら。
あまりの低評価で逆に有名な実写版のデビルマンだけど、そんなに嫌いじゃなかったよ。ま。みんなの演技には確かに度肝を抜かれたけれど、音消して観ればそんなにシラけないし。やけくそ感のあるCGや特撮も好き。
そもそも。ツベコベ言うならデビルマン実写化やってみろっ、出来ねえからってぇ話だったのかもね。
そんなに方持つならちゃんと映画館で観ろってっ。
同じ年公開のキャシャーンの実写版も結構批判されるけれど、こっちはもっと好き。雪山越えする時の宮迫さんの演技が出色。配役的にも今ではもうほぼ無理な所もいいね。
そんなこんなでお粗末様でした。
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