都心に鷹やハヤブサが進出と言われても、見たことないよ。渋谷の地域猫が激減したのは実感できますがね。
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今回のお題はなんちゃってプログレ。
何も思い付かないので、モールス信号からモチーフを取ったリフをハモンドで入れて。
無調・無拍子なのを整理しながらドラムとベースを入れて。
シンセだのSEだのを組合せて。
メロディをギター二人とシンセで交代制にしました。
なんだか取り留めがないけれど、そろそろパートを増やすのはやめた方が良さそうです。取り敢えずミックスしてみようかしら。
パートはそれぞれオーディオに変換してあるので、MIDIのトラックはミュートして。プラグインも休止しました。
ドラムから手を付けようかしら。
今回のドラムさんも、最近のレギュラーメンバーSteven Slate Drums Free(→ダウンロード)です。
リズムマシンやダンス系はともかく。生ドラムの無料音源は実質二択+1だと思っております。
Steven Slate Drums Freeは、ミキサーがマイクセッティングに沿った構成です。
各パーツの設定でどう言う音の回り込みにするかも決められますが、正直難しいからそうっとそのままにしてあります。
無料でも3種類設定が選べるから、そんな掌の上でなんとかしようとやっているわけ。
音はロックドラムと自称している割にはジャズの人っぽい印象です。
恐らく、万人受けするのはMODO DRUM CS(→ダウンロード)ではないかと。
サンプリングと物理モデリングの合体技音源で、基本的にミキサーはパーツごと。その分取っ付きやすいかも。
部屋鳴りが物理モデリングだからか、そのままでもキックがどぉーんと重めに鳴ります。
個人的にはイマイチ好みでなくて、敬遠しております。優等生過ぎな感じ。
ま。どっちかだと思うのよ。
でもね。正直ドラムって叩くのも録るのも難しいのよ。よく見たら色んな楽器の集合体だし。
生のステージで聴くドラムと小さいスタジオのドラム。ライブのPAを通したドラムにレコードのドラム。どれも全く別物な音に感じます。
音源から出て来るドラムはレコードのドラムに近い音だと思うのですが、これまたどのレコードかって問題もあって。なかなかそのままでは使いたくなかったり。
そうかと言って、カンタンに音作りできるものでも無いようです。
そんなアナタにお薦めなのが+1的位置づけのMT-POWER DrumKit 2(→ダウンロード)…
と言う話です。
チョイ古の有料音源が無料公開されたものだから、安定性は抜群。構成も操作もシンプルで即戦力。何より手軽で簡単なのが一番よ。
そんなに言うならMT-POWER DrumKit 2を使い続ければ良いじゃない?って話ですが。
別に音質に不満があるとかではなくて、単純にハイハットのサンプルがもうちょっと欲しいってだけ。
さてさて。
キックから音を決めようかしら。
凄い苦手なのです。
得意なものなんて無いじゃぁないの。
えーと。コンプでしょう?EQでしょう?
日頃はもうこれでいいや、とやっております。
レシオを上げてコンプで潰して行くと、アタマのパシッって言う音がカチカチ聞こえる様になって。
メタルの人みたいになって来ます。
コンプのリリースを長くするとボッボッて言う感じになって、短くするとドォンドォンて言う感じになるみたい。合ってるかしら…
そうそう。アタックを遅くするとパシッ音がはっきりして、早くし過ぎると変な音になっちゃう。
どうしても超っ速やにしたい時はPre-compを使うとうまく行くみたい。
超っ速や(ちょっぱや)は死語よ。
スレッショルドの位置でも歯切れが変わるのね。
先にスレッショルドでは??
…あぁっ!
基本中の基本のはずなのに、ほんとコンプは苦手よ。耳が悪いのといい加減な性格が災いするのか、違いがなかなか認識できないのです。
やめちまいなっ!
ソレ何度も言われて聞き飽きた。
なんとなく、元の音よりもパワーアップした気になる音にして。でもレベルは上げないように、と。レベル上げたら単に音がデカくなっただけかも知れないからね。
今回もいつも通りのReaComp(→ダウンロード)を使っておりますが、Auto Make-upて言って入力と出力のレベルを自動で揃えてくれる機能があるから楽チン。
EQでは、目当ての低域を膨らませて。後々邪魔になる事が多いから1kHzあたりは抑えました。
アタックの音がパシパシ言う感じにしたいので、高域をブースト。
そんなに極端にかけたら、もう音の原型とどめてないよ…
他のみんなと合わせてみて、キックがきちんと聴こえるか確認してみました。
前よりはしっかり聴こえるし、無拍子の今回の曲もなんだか少しは分かるようになったからOKてことにします。
いつもだと。
もう次のパーツに行くのだけれど。なにしろ今回はなんちゃってプログレ。もう少しこだわってみようかしら。
ブラストビートの多いメタルでちょいちょいあるのですが、パキパキ言ってるけれどなんかキックが軽い感じのヤツ。これがイヤ。
実際は、イヤホンの性能が悪くて低域が聴こえていないせいだと思いますが。そこをなんとかするのもメーカーでしょ?なんて悪態を吐いて。
自分でやってもよくそうなります。
アタックはパシッと言って欲しいけれど、どぉーんと怪獣の足音みたいなキックにしたいのよ。
まずはパシッを強調できるかな?とPuncher 2 Lite(→ダウンロード)。
トランジェントプロセッサーの無料版。気をつけないとすぐピークを立ち上げ過ぎてレベルオーバーしちゃうので要注意。
うーん。変わったんだが変わらないんだか。
でも波形が鋭くなってるみたいだから良しとして。
リバーブかけてみようかな。と思います。
いつもはゴッチャゴチャになるのでキックにはリバーブを掛けないのです。
でもね。MODO DRUMのキックはそのままで重く聴こえるけれど、よく見ると重さの原因はかなりが部屋鳴りみたい。
ジョン・ボーナムのキックの音とか(ex.”Achilles Last Stand”/Led Zeppelin→YouTube)、
ニコ様(McBrain,ex.”The Wicker Man”/Iron Maiden→YouTube)みたいな。
蹴られたら即死しそうな感じのキックにならないかしら。
と言うわけで、センドを追加して別トラックに分岐する事にしました。
分岐先ではアルゴリズミックリバーブを挿して、と言う事でMCharmVerb(→ダウンロード)。
その先にEQを挿して。
低いほうだけ欲しいのよ。
残響が残り過ぎるからゲートを挟みました。
と言うか、ホントReaPlugs VST FX Suite好きね(→ダウンロード)。
軽くてクセが無くて大好きよ。
本線のトラックでバスバスとキックが鳴っていて。その背景でリバーブの音がドォーン。
と言うよりは、キックを踏んでいる時に後ろでォオーーと低音が鳴る感じ。
キックの本線はモノラルっぽくしたくてパンナーを挿しました。
Dual Panner(→ダウンロード)。
これ、結構よく使うかも。電気屋さんの検電器みたいな立ち位置かしら。
完全なモノラルだとちょっと物足りなくて。少し幅のあるモノラルな感じが良いみたいです。
さてさて、ドラム単体で聴いてみよう。
…うーん??
低域が聞こえないぞぉ?
スペクトラムアナライザーではきちんと50Hz以下の所にもごぉっと山ができているのに、ちーっとも聴こえません。
どうやら。
4000円くらいのイヤホンで聴いているから、範囲外みたい。
XXXBASSみたいな特製のものではなくて、できるだけフラットなヤツにしているから余計に低域がカットされています。
モニターヘッドホンを引っ張り出すか。
これまた安っいのだけど、イヤホンよりはマシ。
面倒くさいから後回しにしよう。
そんなこんなでお粗末様でした。
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