旧作を手直しする話 Part 21

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出来上がり!と言う瞬間が意外とスタートラインだったりするもので

こんにちは。imoimoです。

1、2年前に作った曲を手直ししております。延々とやっております。

元々はREAPERで作ったプロジェクト。今回はTRACKTION T7で手直ししようと言う事で、まずはデータをMIDIに書き出しました。

REAPER

主に海外で評価の高い軽快・高コスパDAW(→公式ページ

 

TRACKTION T7 DAW

天才プログラマー、ジュリアン・ストーラー氏の手によるTRACKTIONのVer.7。現在は無料です(→ダウンロード)。

書き出したMIDIデータは、なぜだかは分からないのですが一つのトラックが2つや三つにバラけたものになりました。

これらをマージ(→MIDIデータをマージする)しながら、手直しをやって来たわけです。

手直しの大半は、ゴミ拾いみたいなものでして

  • FXや音源そのものを変更して、締まりのある音にして行く
  • 空間系のFXを調整や変更して、背景音をきれいにして行く
  • パンをかっちり振って、音場の広さを拡げる
  • EQで、音のかぶる倍音域を整理する
  • そもそもの作曲ミスの様な部分を書き替える

と言ったものでした。

とうとう最後まで作業が一通り済みました。分離が良くなり、締まりも改善。音圧も大幅に上がりました。と、ここまで来たところで

つまらん!

元々の曲は、結構疾走感があってそれなりに良かったのですが。音を明確にして行ったら何だか品良くなってしまいました。

お風呂上がりのパンクの人みたいなさっぱり感。

余分なものを取り除き過ぎて、原曲の凡庸さが丸見えになってしまったわけです。

何分ゆるーくやっているものですから、すんげぇ曲とか作る気もないし実力もありゃしません。従って曲を直すと言う対策をとる気もサラサラないのです。

もう出来上がりでいっか

と言う囁きも聞こえて来るのですが、折角ここまで地道にやって来たし、結果的に音を足す隙間もできて来た事ですからここは一つ。もういっちょ飾りを足して行こうと思います。

現在判明している問題点としては

  • 伴奏が止まってリフレインだけになる部分がふにゃい
  • スネアが軽い
  • キックが乾きすぎ
  • メロディー無しに変更したのでカラオケ然としている部分ができている
  • ブレイクがある所のメリハリ不足

辺りです。

スネアとキックに関しては、音を調整するだけでなく別音源をレイヤーしようかなと思います。

ふにゃいリフレイン部分は、ここだけ別のシンセで補強する手もありますが、ダサくなりがち。元の音をいじる方が早いかも。

…などと思いつつも、いざ何か足せるとなると脱線してしまうのも常でして。

折角Cheeze Machineダウンロードした(→使い切れない無料音源)んだから、忘れないうちに使ってみようよっと言う声も聞こえて参ります。

…キックとかスネア直すのは面倒だからまずストリングス足しちゃおう!!と。恐らく数日後に公開すると思います。

そんなこんなでお粗末様でした。

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