久し振りに会う人が、一気に歳をとったように見えたりするのは過去の観察に思い込みがあるからかも
こんにちは。imoimoです。
新しくプロジェクトを作って、ノーアイデアから行き当たりばったりに製作しておりました。
どうにもこうにも、完成間近と言う所でプロジェクトが落ちる事が繰り返されまして。
これはあんまりてきとーにやり過ぎるのも宜しくない、と実感しております。
要注意プラグインと言うものが無料のものにはあるわけでして。
経験的には有料版でもそう言うのあるよ、と思います。何分、VSTプラグインと言うものは様々な人が一つのスキームの上で作っているものですから見解の相違とかヒューマンエラーとかはなくならないものだと思います。
有名な無料プラグインのAuto Gunなんて、imoimoの環境では読み込むことすらできなかったりしますから。
Auto Gun
FL Studioで有名なImage Lineのプラグイン。運よく動くと面白いのだけど。とにかくimoimoにとっては鬼門中の鬼門(→一応ダウンロード)。
かくして
完成まであと一歩と言う所で落ちて、逆戻りして、復旧、と言う無限ループが続いております。
結果的に何度も同じ部分を作るのですが、その都度対策を採ろうとしてやり方が変わるわけ。
保存したエディットも読み出せないから、記憶が頼りの復旧作業を繰り返しております。
初めは
問題のあるトラック自体をやめる事で復旧を目指しました。
アレンジが変わるので当然の様に他のトラックにも波及。でも何だか結果オーライみたいな事になりました。
続いて
音源のプラグインを交換する事で復旧を目指しました。
どんなフレーズを置いたかは記憶だけが頼り。
何しろ練習とか勉強とか大嫌いなものですから、アレンジも行き当たりばったり。譜面なんてありゃしません。そもそも一回も弾いてないし。
同じ様に作り直したつもりが、当たり前の様に間違えるわけでして。
前回と今回で対旋律が半音変わったりなんてのはザラですからね。コード全然変わるし。
かくして、今回は…
…何だか壮大な曲になって参りまして、「へぇ~、この曲こんな曲だったのか」と本人もびっくり。
はたまた
もうあとほんのちょっと、と言う所でまた落ちまして。今度は1トラックずつレンダリング(バウンス)しながら慎重に復旧させております。
ここが現在位置。
レンダリングと言うのは
トラックのデータを.wavに書き出す作業でして。
今回使っておりますのはTRACKTION T7-DAW。
TRACKTION T7-DAW
一世代前のDAWを無償公開してくれる事の多いTRACKTIONのフル機能無料DAW(→ダウンロード)。
特にTRACKTIONが不安定だとは思いません。他のDAWもちょいちょい落ちるし、むしろ落ちにくい方だと感じております。
トラックから.wavへの書き出し機能には何種類かありまして。
- フリーズ
- エクスポート
- レンダリング
とある様です。
フリーズ
指定したトラックをざっくりとバウンスして仮の.wavに纏めてくれます。
トラックを指定すると、画面下部にボタンが出ます。
フリーズを行うと、トラック自体はエディットできなくなります。解除すると元通り。
要はしばらくいじらないトラックを粗くミックスしておいて負荷を減らそうと言う役割。
フリーズの音は分解能とか指定できないし、ほんと、ざっくりまとめた音です。
フリーズさせるときの注意点はミュートしていると書き出さない、て言う事かなぁ。
エクスポート
いわゆる書き出し。世間でバウンスとか呼ばれているのもだいたいこれですが、お年寄りとしてはミックスダウンとかトラックダウンと言われた方がピンと来ます。
きちんと色々設定して.wavへ出力してくれる機能。全部まとめて1つのファイルにもできるし、トラックごとに別々のファイルに書き出す事もできます。
かっちりやれる分手間も時間もかかります。
この.wav書き出しを作業中的需要に合わせてやってくれるようなものがレンダリング。似ているけれどちょっと違う様です。
レンダリング
エクスポートと同じ様に、トラックを.wavに書き出してくれます。
「現在のトラックと置き換える」か、「新しいトラックに載せる」かを簡単に選べるので、新しいトラックに載せておけば元のトラックと併存できる辺りがフリーズと異なります。音もきちんとしているし。
ここ何日か流行っているのはコレ。
MIDIトラックの音源だけを活かして後を無効にしてレンダリングする事で要注意シンセを通さずに編集ができます。
フレーズを変えたい時は残しておいたMIDIトラックにまた要注意シンセを挿してレンダリングしなおし。
フリーズと違って、書き出したファイルは消えないから気をつけないとプロジェクトがどんどん肥大化します。
エクスポートとレンダリングは
一長一短の様でして。レンダリングの方が色々と手軽ですが、プロジェクトで使うためにEXIV情報とかが入っているちょっとマイナーなwav形式で書かれるそうです。
エクスポートの方は標準的なwav形式で書き出されるから完成した時の書き出しにはこちらを使うべきなのだと思います。
話は戻って
こうして、1トラックずつレンダリングしながら復旧をやっておりますが、前回の様な壮大さが失われつつあります。その代り「目の前演奏」感が増加。
あぁ、前回はどうやったんだ、け…
こうして復旧させるたびに曲のイメージが変わって行くのですが、消え去ったエディットは二度と帰ってこないのでした。
壮大、カムバーック!!
そんなこんなでお粗末様でした。
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