乗ったら最後。どこ行くのか意外性の大きい路線バスは小さな冒険
こんにちは。imoimoです。
行き当たりばったりの製作をやっております。
今回使っているのはCakewalk。
Cakewalk by BandLab
有名なSONARが無償公開となった総合DAW(→ダウンロード)。
行き当たりばったりな製作なもので、とりあえず9パートぐらい作った所でいったん音決めをしようと言うわけです。
9パートとは言え
ドラムはパラアウトしておりましてMIDIとオーディオで9トラック。
その他の8パートは素の音のまま一旦オーディオに書き出す事にしたのでそれぞれ2トラックずつで16トラック。
たったこれだけでもう25トラックかぁ。使うものですね。
リバーブを設定しておこうと思いますので、センドリバーブ用にバストラックを作りました。
バスは
オーディオ信号の流れを横道に出して別途にまとめる機能。
どこから出すかはFXの前か後か選べます。
どこへ出すかも選べて。
バスをマスターと横並びの所に作れば、マスターとは別の出力に出せます。
実機だと、この使い方のバスはステージのモニター返しに使うのが一般的だと思いますが、5.1chで作る時にも使うんだって。
作った事ないのでへぇ~としか言いようがありません。
8Kだと22.2chらしいから、打ち込みで作るのはめっちゃ大変そうです。バスが10数本いるんじゃないかな、などと余計なお世話。
もっと色々使うのがトラックの中にバストラックを作る方でして。バスでトラック、と言う所が無邪気。車体は一緒だったりして。と言うおやじギャグ。
MIDI、オーディオと並べてバストラックと言うのを作るわけ。
要するに、いわゆるセンド/リターンを作るのですが。実機と違っていくつもバスを作れるのは便利です。
TRACKTIONでは
FXにセンドのプラグインがあって、好きな所からリターンのトラックに音を送れます。
TRACKTION T7-DAW
知名度は今一ながら、合理的な設計思想に貫かれた慣れると快適なDAW(→ダウンロード)。
EQまでかけて、マキシマイザーの前でセンドするとかもカンタン。
Cakewalkにはこの使い方はできない様です。でもコンソール画面を持っているのでミキサー画面の無いTRACKTIONよりも視認性は良いです。
と言うわけで、まずは「リバーブ」用にバスを一つ。
ドラムは
パラアウトのまま音決めをしておりますが、トータルで音量を決めたいので一旦バストラックにまとめました。「ドラム」と言うバス。要はプリミキサーです。
こうして二つ目のバストラック。
この場合は、センドでバストラックに回すのではなくて。
トラックの出力先をマスターではなくドラムのバストラックにすると、パラアウトしたドラムの音を音決め済みで一つのトラックにまとめてくれます。
シンセに
ディレイで広がりを持たせたいので、「ディレイ」と言うバストラックも作りました。
シンセのトラックからリバーブとディレイと二つのバスに送るわけ。
かくして
バスが3つ。
わずか9パートなのにトラックが28個できました。それぞれステレオだから遠い昔のフィーリングだと56トラック分。
昔の人が聞いたら無駄使いするな!と怒ること間違いなしです。世の中便利になりました。
なにはともあれ
バスを色々使う事で便利になるのか、と実感しました。
例えばストリングスを個別に弾かせて、バスでひとまとめなんて作り方もできるのね。PCさえ耐えられれば。
何だかあっちに挿したりこっちを抜いたりとパッチングをやっている気分で盛り上がります。
TRACKTIONではrackと言う機能を使って様々なものを実現しますが、標準的な環境と言えるcakewalkでは、バスを工夫するのが良い様です。
そんなこんなでお粗末様でした。
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