スーパーの袋詰めでばっちらかるのは自分だけかと思いきや。意外とそうでも無いようで
こんにちは。imoimoです。
行き当たりばったりの製作をやっております。
今回のお題はツインドラムの曲を作ってみよう、と言うもの。
ドラムからトラックを作って、てきとーにコード進行決めてベースを合わせてみると言う手順でやっております。
これは多分セオリー的には逆なんだろうなぁ。
仮で入れているシンセパッドのコードと、ベースとドラム二人の間を行ったり来たり行ったり来たりの繰り返し。
骨組みを作って肉付けする工作ではなく、あっちを削りこっちを引っ張りと粘土で遊んでいるような作り方です。
てきとーに入れたコードなので進行的には奇妙な所も多いのですが、何度も繰り返し聞いている内に耳が馴れて来て違和感を感じなくなって参ります。
むしろいいんじゃない?とさえ感じ始める独り洗脳状態。
暑苦しいAメロBメロから、クロマチックでベースが下りてくるちょっとセンチメンタルなブリッジ。
途中で転調してしまったものだから、強引に元に戻して4つめの主題に突入。こちらは爽やか系なテンションのコード。と構成もへちまもなく続いております。起承転結どころか起転転起みたいな感じ。結なし。
なにぶん
ドラムが二人いる設定でして。
初めは、一人ずつの掛け合い演奏とかも良いかなと思っておりましたが。
曲中で掛け合いをするとリズムのパワーにムラができて手に負えません。
出だしが暑苦しい叩き方なもので、途中でスコーンとしたものにすると「故障?」みたいな印象になってしまいます。
大人しく能力不足を認めて、ドラム二人は仲良く一緒に叩き続ける事にしました。
AメロだのBメロだのと言っても、メロディーから作っていないのでコードがサラーッと流れているだけ。
そこにドラム二人があんなのやこんなの、と言う感じでリズムを変えて入って来ております。
両方の仲を取り持つ様にベースを入れて行きますが、とにかくてきとーなコード進行。動きづらくてしょうがない。
どうにかこうにかワンコーラス分入れ終わりました。
云わば
これでやっと素材が準備できた様なもの。
何か思いつかないかなぁ…と思いつつ何度も再生してみる内に、段々耳障りが良くなってきます。人間ててきとーだなぁ。
料理が上手でも下手でも、繰り返し日々食べている内に我が家の味みたいなしっくり感が出てくるのと同じ原理かも知れません。
例えば
その昔、imoimoの母はミートボールを作る時、鶏団子を湯がいて塩味の餡掛けにしておりました。
この味で育ったimoimoは、揚げたミートボールを甘酢餡で和える一般的な肉団子に出会うのが結構大人になってから。
自慢の料理だったようで、お弁当にもイシイのおべんとくんが入ることはなく。
今でも一般的な肉団子を食べる機会があると何だか違和感を感じるわけです。
そして母バージョンの肉団子に他所で出会ったことはかつてありません。
恐らく、母は肉団子とつみれ汁がごっちゃになっていたのではないかと想像されます。
Ohマザー。つみれはだいたいイワシで作るのですよ。写真は鶏肉ですが。
それはつくねと言うのではなどと思ったり。
そんな住めば都状態の製作が進行しておりますが、商業音楽ではこのやり方ゼッタイダメなパターンだと思います。
ちゃんとマジョリティの我が家の味的なテイストを付けておくべきでしょう。
まぁそんな風には作れないけれど。
そんなこんなでお粗末様でした。
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