あらためてFMシンセのエディット 前編

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ふっくらまんまるに膨らんでいるのに切っても肉汁が一滴も出ない不思議なハンバーグに遭遇

こんにちは。imoimoです。

てきとーな製作をやっております。

今回は気楽にやろうとし過ぎて逆に大難航。ようやくギター・ベース・ドラムが揃った所です。

途中でギターさんが歪み音からクリーントーンに切り替わる所があって。エレピと二人でバッキングをやりたいのです。

エレピと

言うと、普通はローズかしら。

苦手なのよ。ローズ。大人感が凄くてゾワッてしちゃうのです。完全に夜の楽器のイメージ。

子供の頃、はじめましての人ばっかりのセッションオーディションみたいなのがあって。

フリーセッションだったはずなんだけど、ギター小僧達が入れ代わり立ち代わりおんなじ曲を演るのでした。課題曲かと思ったくらい。

殆ど他人の曲を聴かずに育った少年imoimoはこの曲を聴いたこと無かったのね。仕方が無いからギター小僧の演奏を耳コピして合わせておりました。

その時にあてがわれた機材がローズ。オンリーローズ。だったのです。

後で知ったけれど、小僧達が当時熱中していた曲は”Kill the King”(/Rainbow→YouTube)だったのです。

ローズ一本でKill the Kingを演るのは結構大変でして。キーボードのソロの無い曲で良かったねぇ。

ローズってぇヤツは。どんなに張り切っても歪むばっかりでガツンと言う音は出ないし、グリッサンドはグランドピアノ並みに鍵盤思いし。子供が横綱に相撲仕掛けているようなもの。

恐らくこの日がトラウマでローズが苦手(て言うかキライ)になったのだと思います。よく考えたらいい音の楽器なんだけどねぇ。

考えるまでもなく名機です。

と言うわけで

クリーンギターと合わせるのはシンセのピアノにしようと思います。

遠い昔。アナログシンセを初めて触った時、「これがピアノの音ね」て言われた音はあまりにもピアノでなくて。

こんなの。YAMAHA CS-10(→【yamaha.com】)。

発売当初のロットは裏板が木製でした。その後プラになったのね。

VCO-VCF各1基でただエンベロープでアタック付けてもねぇ。いくら耳の悪いimoimoでもそれをピアノとは呼べませんってぇ話。そもそも和音出ないし。

比べると、CS-10でもローズっぽい音は出せた気がします。

その後DX7で鳴らした「ピアノの音」は物凄くピアノに聞こえました。

こんなの。10年も経たずにここまで進化ました(→【yamaha.com】)。

ざっくり言って価格3倍・性能10,000倍くらいのイメージ。

勿論和音出るし。

初めてフライトケースに入れて使った機材でした。飛行機なんて乗りゃしないのにね。

今思うと別物ですが。

と言うわけで、FM系のシンセピアノを入れようと思います。

問題は

FMシンセのエディット。FMの音作りってとにかく大変、と言うイメージ。

まる1日かけて音作りなんて事もしょっちゅうありました。

今日では、シンセのエディットはエディット専門の方がいらっしゃって。音は作るものではなく探すものとなりました。たぶん。

あぁ。それでもちょっとは音作りしたいじゃない??

FMシンセと言っても、プラグインでして。挿したのは超有名なDEXED(→ダウンロード)。

まさに。無料のDX7クローン。

DX7の音色データは世の中沢山あって。さすがはベストセラーシンセ。

本体に付属していた音色データや別売のデータ、ブライアン・イーノの音色特集とかいろいろ巷には公開されております。

例えば

【dxsysex.com】とか

Dave Bensonさんのページとか

から貰えるのです。

今回、PCを新調した時にDEXEDは入れたけれど、音色データのSys-exは入れなかったのね。

そんなわけでDEXEDにあらかじめ入っているSys-exから適当にピアノっぽいヤツを選びました。

イチから作るのはとにかく敷居の高いFMシンセ。

凄く親切丁寧な解説本もあります。「FMシンセのあたらしいトリセツ」(/高山博,リットーミュージック→【amazon.com】

なにしろ、このしみったれどケチのimoimoが買いましたからね。良い本です。

ま。面倒くさいから読み込んだピアノ風味の音をエディットして作ろう。

でもまた明日、て事で。

そんなこんなでお粗末様でした。

【後編】へ続く

DAW/VST
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