八分を以って半ばとす

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大きな服屋でレジの人がイヤホンしてお会計。インカムかと思ったらスマホで音楽再生中ってアメリカンねぇ。

こんにちは。imoimoです。

てきとーな製作をやっております。

今回のお題は普通になりたい。バンドとオケの合体もので、今入れているのは弦パートです。

普通にやるのはウデの無いド素人には難しい事だと分かっていたのでかなり慎重に始めました。

メロディを先に作って、ベースラインを決めて。

ピアノでバッキングを付けてコードを確定。変なものは使わずに4コードで進めようと努めました。

メロディを木管や金管で鳴らす所から作ったので弦は後回し。バイオリンも隙間があまり無く自由に弾く事が難しくなって来ていたので、これまた難航。ようやく第一、第二と揃いました。

後回しにした弦パートは、正直すぐ出来上がると思っていたのです。いつもならあんまり悩まずに作れるから、曲の構成が決まっていれば楽勝だよぐらいに思っていたのです。

日頃は最初に作っているから悩まずに済んだみたい。誰も文句言わないからやりたい放題だもの。

結構曲の形ができて来た所で合わせるとなると、バイオリンも色々と気を遣います。弾きすぎてもダメ、弾かなくてもダメって感じ。

あぁ。これが普通と言うものなのか。

きちんと設計して、あれこれ気を配りながら形にしてゆくものなのね。

今回もきちんとした設計なんてやりゃしませんが、気を配るって言うのは普段以上に必要な様です。

バイオリンのトラックを作りながら、ここはセロをこうしようとかいくつか固めて参りました。

それなら、次は空耳が大分聴こえているセロにしようかしら。

でもね。

以前のこと。バイオリン→セロの順で作ったら、お互いの間が近すぎてビオラが入らなくなった事があるのです。結果的にビオラがセロの下に回ったり第二バイオリンの上に飛び出したりこんがらがっちゃったのよ。

今回は普通になりたいので、そう言うのはダメ。

空耳をキープしつつビオラを作る事にします。

この様に。思いの外手間取っているので、既に飽きが来ていて。次の曲は激しいヤツにしよう。あんなリフやこんなリフでギターメインで作ろう。なんてことばっかり考えております。

そんなんだから、どこまでできたんだっけっと振り返ってばかり。

木管・金管・サイドギター・ベースにピアノ。バイオリンまで来たのね。後は残りの弦とリードギター・ドラムかぁ。あと少しじゃない。

そう思いたいのですが、現実も分かっております。

パーカッションも多少は入るよね。リードギターもたぶん二人。ピアノは仮だから、キーボードはハモンドやシンセも弾くよね。

そしてなにより。ミックスがあるじゃないの。

なんだ。

まだ半分くらいか。

インドア派なんで山なんぞ登りませんが、登山の人はどんな気持ちなんだろう。頂上に着く前に次はあの山登ろう、装備は何がいるかな何て考えるのかしら。そもそも頂上に着いても同じだけ下山があるんだから、こんな自分が登山したら間違いなく遭難だよね。

ここはもう、雑念を振り払って大人しく、普通に、淡々と作業をする事にします。

普通ってつまんねぇ…

だからちーっとも上達しないのよ。

そんなこんなでお粗末様でした。

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