VSTでエフェクターをかけますが、最近はやたらと種類があって便利さ半分、覚えきれないの半分。デジタル化の影響だとは思うのですが、便利なものも多いですね。ボケてしまわない内にザックリ用途を覚え書きしておこうと思います。
こんにちは。imoimoです。
遠い昔はエフェクター、て言ってもいくつも種類はなくて。でっかいボードを持ってる=超うまい人とか、ラックが何Uかを競ったりとか。マルチエフェクターが出た時は衝撃でしたっけ。当時参加していたバンドのギターの人は畳みたいなボードにエフェクターの小箱が山盛りと、ペダルが3つもついていました。アナログな頃ですねぇ。まあ、キーボードなのにエフェクターボード持ち歩いていた少年imoimoも変な目では見られましたが。これは完全に「見栄」でした。
まずは昔ながらのものから。実際重宝している例を絡めつつまとめます。
音量操作系
ゲート
Auto Gate/Expander 便利です。
音が設定より小さい時に音量をゼロにしちゃう。最初にかませればノイズ対策。最後にかませれば残響切り。設定極端にするとぶつ切り音になって効果的。80年代にめっちゃ流行ったゲートリバーブに必須だった。
2020.3.9追記) 確かに便利なんだけど、32bit版しかなかった気がします。そんなわけで2020年春現在、imoimoは無料のゲートを使う時はこちら。ReaGate(→ダウンロード)。
リミッター
W1 Limiter マキシマイザー的に使っていますが、リミッターです。超便利
音が設定より大きい時に音量を抑えてピークを平らにしちゃう。クリップと何が違うのかはよくわかりません。最初にかませれば音割れ防止。最後にかませても音割れ防止。ちょっと自信ない。本当かな…つまり使った事ない、て事ですね。エライ人は使います。あ、使い方違うけれどW1limiterはめっさ使います。
コンプレッサー
BuzComp。 本家が閉鎖されてしまったので、webアーカイブからしか入手できませんが、便利です。有名なやつなんでググって下さい。
もうひとつ、シンプルなのはde la manchaのD2
ていうコンプ。カンタンで便利です。
音の出はじめと音の大きい部分を調整して全体に平らな音にする。イマいちリミッターと差がわからん仕組みだけれども、最初にかませるとギターの音伸びやバイオリンみたいな音にするのに便利。最後にかませると音が手前に出たり奥に引っ込んだりする。音を太くすると言われていますが、まあ言われてみればそうな様な、そうでもない様な。音が埋もれなくなるのは確か。それをもって太いと言うのかな。ギターかヴォーカルにかけるのが一番分かりやすいです。
2018.6.29追補)
マスタリング用のコンプレッサーを、先日INTERNETt社がりりーすしました。この会社は国産DTMソフト「Singer Song Writer」や「ABILITY」の会社。made in japanのDTMソフトウエアメーカーです。これがタダなんて、素敵。早速ダウンロードして今使ってみています。
2020.3.9更に追記)
いやいや。無料キャンペーンは終わってしまったので有料です。しかも、このEQコンプはどちらかと言うと特殊。
INTERNET MS EQ COMP(→製品ページ)
それにしても随分と粗い備忘録を書いておりますなぁ…でもD2 Compは使いやすかったです。この頃は使いません。理由は32bit版オンリーだから。
2020年春現在マイブームな無料のコンプは、Dead Duck Softwareのチャンネルストリップ【Channel】に内蔵されているコンプです(→ダウンロード)。分かりやすいから。
2020.9.20 追記
コンプは本当に苦手でして。使うコンプもどんどん様変わり。
現在は普通のチャンネルコンプはDead Duck SoftwareのDD Comp(→ダウンロード)
バスとかでまとめた先にはMJUC Jr.(→ダウンロード)
積極的に音を調整したい時は3バンドコンプのXfer Records OTT(→ダウンロード)
を使っております。
音質操作系
イコライザー
ColourEQ 手軽で便利です。応答も早い。
これは種類がたくさんあるけれども、基本的に音質を調整するもの。
LOW/HIGHみたいな固定のイコライザーと、パラメトリックEQ(パライコ)みたいに周波数変えられる物、グラフィックEQ(グライコ)みたいに周波数が細かく区切れてて調整できるものがある。FRQで周波数、ゲインでそこの増減、Qでどのくらいその影響の幅を極端にするかが変えられる。これを応用して高域と低域に音を分けてそれぞれのエフェクター系統を切り分けるやつとかもこの頃はある。
とは言え、本来はこれ、音を強調するよりも抑えるために使うべきものだそうです。特にグライコ。パライコも、ターゲットを狙い撃ちで抑えたり上げたりすることで音の立体感を出すためのものなのが本来。遠い昔は「全部MAX」が偉かったけれど、これはエンジニアの方からすると「何もわかっとらんオバカさん」だったみたい。
これまた2020.3.9追記)
いやいや。Colour EQも最近は使わなくなっちゃいました。理由はどこかに行ってしまったから。
グライコ系はかなり重いものが多いので、基本的にはマルチのパラEQを使っております。
よく使うのはReaEQ(→ダウンロード)と、
L/RやM/Sのデュアルで特性を設定できるBlue Cat’s Triple EQ(Dual)です(→ダウンロード)。
…何だ。昔ながらの物でも結構あるな、と実感したので少しずつまとめて行くことに変更します。
そんなこんなでお粗末様でした。
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