アナログの頃にはなかったエフェクターが、結構あるんで、勉強かねがねまとめておこうと思います。
こんにちは。imoimoです。
忘れないようにエフェクターについてまとめておりますが、最近になって出てきた感のあるものを随時書いてまいります。と、その前に昔からあるシリーズを一つ忘れていたんで、
トレモロ/パン
元々は音量を周期的に大きくしたり小さくしたりするヤツで、サイドギターの流し弾き的なのにかけることが多かったと思います。
ステレオの時代になって、これを左右のチャンネルに対称的にかけると音像が左右にうろうろするんで、トレモロパン、てのができた感じ。
この頃はオートパンみたいな感じで音の定位をオートで動かす方が主流な様です。個人的にはあんまり使いません。なにしろ忘れていたくらいだからね。
と言っていたら、BedroomProducer’sBlogで、有名な開発元HY-Pluginsのトレモロ/パンが無償配布開始!と言う話が舞い込んできました。と言う事は結構使う人多いのね。
HY-TP2 Tremolo/Pan VST/AU Plugin By HY-Plugins
2020.9.20 追記
オートパンはその後結構使うようになりました。お気に入りはPanCake 2(→ダウンロード)。
トレモロは、なんかFXバンドルとか入れているといつの間にか入っているような感じです。
マキシマイザー
これが個人的には世の中進んだなぁ、て一番思ったもの。
音圧を上げるものですが、アナログな音とデジタルな音の一番わかりやすい差がこれ。体感的には「音がでかい」です。
入力の小さい部分を大きくして、大きいところをオーバーさせない処理で、waveデータをaudicityとかで読み込んだ時の波形が、アナログだとギザギザ、デジタルだと塗りつぶし状態に見える原因がどうやらこれ。
ダイナミクスは減るはずなのだけど、不思議とメリハリもきちんとつくわけです。
有名なのはフランク重虎さん開発のDeeMAXですが、これ有料なんです。
無料のものだともうひとつbuzzroomのBuzMaxi3
が有名です。でもこれはサイト閉鎖されてしまって、アーカイブにもないんでvstplanet.comからDLする感じです。
自分としては音圧上げにはGeorge YohngさんのW1limiter
の方がよく使います。この方のプラグインは他のものも優秀で有名です。
こういうシリーズを念のためまとめておくと、昔ながらのものは【その1】で覚書しておきました。
・ゲート
一定の音量以下になったらゲインをゼロにする。主にノイズカットや残響切り用。
・リミッター
一定の音量以上になったらゲインを絞ってクリップや割れを防ぐ。主に音割れ防止用。
・コンプレッサー
一定の音以上になったらゲインを下げる。帯域ごとにかけたり音の出だしを抑えたり結構いろいろできる物が多い。主に音像の微調整や前後感の演出用。ギターやヴォーカルには必須アイテム。
反対に、一定の音量以下の部分を持ち上げるのはエクスパンダ―と言うみたい。
・トランジェントシェイパー
後で書くつもりですが、音の立ち上がりを強調するもの。音がパワフルになる感じ。
・マキシマイザー
音の小さい部分のゲインを上げて、粒を揃えつつ音圧を上げる。パートにかければ目立ち具合に、ミックス時にかければ音圧上げに大活躍。コンプレッサーとエクスパンダ―、リミッターの合体技なものの様です。
ディエッサー
これ、て元々はスタジオで歌録りのマイクの前につけてる網みたいなヤツだと思うのですが?違うのかなぁ。
サシスセソの出だしのノイズ部分を抑えるもの。
歌録りしないので、使った事ないです。トレモロみたいに忘れてしまわないように書いておきます。こればっかりは欲しい人には結構こだわりあるみたいなんで取りあえず的に無料で有名なのはSPITFISHてことで。
そんなこんなでお粗末様でした。
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