近くに楽器屋さんがあって、バーゲンともなると前日から寝袋持参で行列する人が今でもたくさんいらっしゃいます。
こんにちは。imoimoです。
最近は楽器も通販が増えて、ジャンプの裏表紙とかじゃなくてちゃんとしたサイトで買えるのですが。
ヴィンテージものとか、展示品処分とかはやっぱり替えの利かないオンリーワンなんで、今でも並ぶんですね。まあ最近のミュージシャンの方々はきれいな人が多いので、遠い昔のトサカと鎖と酒ビンと得体の知れないタバコのイメージとは大分違って怖くはないです。
KORGの名機MS-20は、当時98,000円(92,000円だったかな?)
そうそう、こんな感じ。パッチができるのがかっちょ良かった。
だったと思うのですが、その頃はLaoxさんも免税店じゃなくて総合電気屋さんだったので、楽器売場も結構大きかったんです。そのLaoxさんが在庫セールをやるのが「シークフォーカーニバル」。まあ掘り出し物市的な意味だと思うのですが、英語と縁のなかった当時は何かの武器の名前かなとか思っていました。
そしてチラシ見ました。MS-20が2万円!限定1台。
始発に乗ってアキバに行ったわけ。当時のアキバはまだまだアブナいムード満々の街で、女人禁制・朝晩はR-15指定的な街だったし、徹夜する、て言う感覚がないくらいの年頃だった。お恥ずかしながら保護者同伴での出動でした。
トサカや鎖の列に並ぶ親子連れは、めちゃ場違いでしたが、それでも6番目に並べたので、勝利を確信していた少年imoimoでした。
いよいよ8時。開店です。時間外だし順番制だから、楽器売場のある5階まではゾロゾロ階段です。ここで油断したんですねぇ。
売場に着いた途端のトサカのダッシュはまさに闘鶏そのもの。親子連れチームは完全に取り残されて。
結局買えなかった、て話。2万円握りしめてまた電車に乗る親子連れ。
とは言え、世の中便利になりました。DSで動くMS-20(下位機種のMS-10ベースですが)あるんです。まあゲームにはお金使っても良いかな、てんでimoimoのDSにも入っています。佐野電磁さんの手掛けたもので、高性能。
iPad版もありますし、復刻モデルもあります。どれも当時よりずっとお安くなりました。純正でなくても良ければもちろんVSTもタダであります。
そんなこんなでお粗末様でした。
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