やっぱり上手くなる道は練習のみ。ギター小僧は寝ても覚めても弾いているのだと痛感した話

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遠い昔。ギター小僧、てのがたくさんいて、とにかく起きてる限りギター弾いてるわけ。

こんにちは。imoimoです。

若かりし頃のCharさんが、インタビューを受けているテレビを見ていたとき。インタビューの間中とにかくずーっとベンチャーズ弾いてるわけ。キャラバン、て曲。これがデュークエリントンの名曲だ、て知るのはもっと後なんで、その時はプロも他人の曲練習するんだ、とちょっとショックだったりして。そして「あぁ、うまい人てのはやっぱり練習量すごいんだな」と素直に尊敬したのです。

その頃のギターヒーローと言えばなんて、たってエドワード ヴァン ヘイレン。若かったし、童顔だし、笑顔が素敵だったんで、ヒーローと言うよりは最強ギター小僧みたいな位置付けだっと思います。エディ、て呼ばれてた。この人も24時間四六時中寝ている時でさえもギターを手放さない、て言う噂があったりして。

その頃、練習は嫌いだし、そもそもギターは弾けないのでギターソロだけ入れて、て仲間に頼んだことがありました。

録音始めた8小節だけのギターソロ。出だしの1小節が彼的にはイメージ通りに弾けなかったみたい。そこから2時間。その1小節だけ延々と練習しているわけでした。録音できたのは3時間後。

「フレーズ変えちゃえばいいのに」と思ったimoimoは、そりゃあ上達しませんわな。ギター小僧あるあるなのだとは思いますが、自分にはこりゃぁ無理だと悟った瞬間でした。

ピアニストの従妹ですら、練習するする、て言ってもまあ1日12時間ぐらいだったと思うので、ギター小僧には延べ時間ではかないません。そもそもキーボードをいつも手放さない、てわけにも行かないし。

それから何十年も経った現代。カイシヤのアルバイトさんにベースやってる人がいて。この人もとにかくベースを手放さない。仕事中は禁止されてるから触っていないけど、とにかくいつでもベシベシやってる。あぁやっぱりうまい人てのはちゃんと練習するのね。

DTMは練習しなくてもかなりやれちゃうから、世の中便利になりましたが、プロでやって行くにはやっぱり練習あるのみ。あらためてそう思ったのは、やっと「セッション」て言う映画を観られたからなのでした。ジャズの魂とか色々思うところがあるけれど、結論としては背中を押される良い映画です。まあそれでも練習はしないんで押されているだけだけど。

そんなこんなでお粗末様でした。

むかしばなし
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