旧作を手直しする話 Part23

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タイトルはよくよく考えてつけないと。こうして第23回とかになってしまうわけでして

こんにちは。imoimoです。

1、2年前に作った曲を手直ししております。延々とやっております。

骨組みの手直しがようやく終わりまして。お化粧代わりに肉付けをしております。

左右に広げたストリングスシンセが、アンサンブルの中では良いのですが2小節だけソロになるのです。

ソロではふにゃけてパワー不足。

そこでトラックを一つ追加して、同じプラグインを少し手直ししてセンターにレイヤーしてみました。

2つのプラグインで同じ音を出す時、実機で育ったimoimoはプリセットに登録するのが基本だと思っていたわけです。

fxp/fxb

以前これを知った時、衝撃でした。デジタル、て素敵。

fxpと言うのは単品のエディット情報で、fxbと言うのはバンク即ちひとまとめのプリセット情報の事。

これをファイルに書き出せば、別のトラックのプラグインや、はたまた別のプロジェクトでも同じ音で鳴らせる。と言うのが現代の常識。

…昔はなぁ、一生懸命ノートにメモしたもんだぜぃ…みたいな年寄りの冷や水には何の効果もございません。黒板を板写せず写真に撮る今日の学生さんにはちと分からない話かもねぇ。そもそも講師側もパワポでスライドにして共有と言うのがが当たり前ですからね。合理的。

TRACKTION T7では

プラグインをアクティブにすると、下の方にプリセットの選択が表示されます。でもコレ、うまく機能しないこともあるみたい。

そのまた下に保存したりロードできるボタンがありまして、このボタンからfxpやfxbを読み書きする方がずっと確実です。

プラグインによっては

アクティブにするたび、はたまたプロジェクトを起動するたびにエディット情報を破棄してしまうものもあるようで。

例えばJBridge経由で挿した32bitプラグインのVL-122とか。

JBridge

64bitのDAWで32bitのプラグインを使う為のブリッジソフト。

REAPERやCakewalk by BandLabではブリッジ機能があるので不要ですが、TRACKTION T7は64bit/32bit混在ができない仕様なので必要です。ちなみにタダではなくて、2019/1/17現在14.99€です(→公式ページ

VL-122は、ハモンドB3やC3と同じ発音機構の小型オルガン(スピネットと呼ばれています)L-122のエミュレータプラグインです。扱いやすいのでよく使うのですが…

そっとしておけば普通に動作するのですが、一度アクティブにするとプリセット情報の再読み込みをしてしまう様で音が切り替わってしまいます。

うかつに呼び出すと

作り始めが[ROCK 6]と言うプリセットだったので、ここに戻る。

fxpファイルに、エディット情報を記録しておけばこんなトラブルにも慌てずに対処できます。

fxpファイルをロードすれば

ドローバー全引きのいわゆる「昔のロックオルガン」セッティングに戻りました。

ちなみに、このVL-122のダウンロードはこちら

TRACKTION T7には、他にもプリセット記録機能とか、RACKと言うプラグインをひとまとめにする記録方法などもあるのですが、今の所使いこなせておりません。

REAPERでも

たまに、セッティングが崩れてしまう時があったし、固まった時とかプロジェクト壊れると大惨事なのでfxpは保存する様に心がけております。

DAWは一般にプロジェクト内で各プラグインの設定情報を持っているから普段は気にしませんが、事故の時にはほんと、虚脱しますから日頃からfxp保存の備えをしておくべきだと思います。

話は戻って

同じ音源を2トラックユニゾンで鳴らす、と言うのは実は無駄なんだよなぁ…と思いながらもやっております。

多分正解は、一つのプラグインから、2系統のFXを分けてかけてミックス、なんだと思います。

一度wavに書き出してから修正するとかね。

行き当たりばったりのてきとーな製作姿勢の場合、そんな計画的な音作りはなかなかやれるものでもありません。

例えばスネアやキックも高域のアタック音、低域の基音、中域の胴鳴りを別々に作れば結構良い音になるとは思うのですが、これをプラグインでやるとなると結構な手間だよなぁ…などとも思います。

ごちゃごちゃこねくり回しておる内に、またしても過負荷で音がブツブツ言い始めてしまいました。そろそろトラックフリーズしたりしないとダメかもね。

そんなこんなでお粗末様でした。

 

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