ぷよぷよ系のゲームがとにかく不得手。普通は面白いらしいのですが、まるで何かの修行
こんにちは。imoimoです。
新しくプロジェクトを作って、製作をしております。
今回のテーマはギター音源の変更のテスト。と言うよりは練習。
無料ロックギター音源
には、なかなか好みのものがなくて。きっと弾ける人が多いから需要が無いのかもね、と僻んでみたり(imoimoはガチでギターが弾けません)。
実際は、ギター特にロックギターは奏法やセッティングで音色がえらく変わるから作るのが難しいのかも知れません。弾いた方が早いでしょ?て話なのかも。
そんなわけで、随分と長い間固定メンバーなのがSuperRiff Guitar。
SuperRiff Guitar
サスティン・ビブラート・ミュートが鳴るロンプラーです。ベロシティに応じて鳴る音が変わる仕組みです。
元々音を作ってある音源なので、そのままでも歪みのある音が出ます。
便利ポイントは何と言っても「ミュート」。これがあるからリフやフィルイン、果てはソロやタッピングのフレーズとかもそれっぽく作れて重宝しておりました。
そして音色が3種類しか無い、と言うのが逆に長所。ある意味工夫のしがいがある音源です。
例えば、やたらと上の方の音を重ねてピッキングハーモニクスぽくするとか自作感が満々。
難点は第一に32bitの開発終了音源であること。ブリッジしないと64bitDAWでは使えません。
もう一つは原音がちょいと細身でレトロな音な事。
そのため、アンプシミュレーターは必須。
アンプシミュレーター
これはOver LoudのTH-3(→公式ページ)。$200以上するアンプシミュレータの無料版(かなり機能限定版)がいつの間にかゲットできておりました。
これはBlue Cat AudioのBlue Cat’s Free Amp。3種類のアンプの入った無料アンプシミュレータです(→ダウンロード)。
アタックはやや丸めなので今風な音になかなかなりません。
マルチ音源に入っているものは
どうも扱いが苦手でして。結局ずーっとSuperRiffGuitarで作っておりました。
そんな最中、最強無料ギター音源と言われているサウンドフォントがありまして。
Unreal Instruments Standard Guitar
紫式部さん(→twitter)の手になるサウンドフォントで、他にもコレクションがありますが、とりあえず一番有名なStandard Guitar(→ダウンロード)を使ってみよう、と言うのが今回の主題。
Sforzandoで鳴らしてね、となっております。
Sforzando
無料のサウンドフォントプレーヤーとして恐らく一番有名。sfzファイルを使えます(→ダウンロード)。
収録されている奏法はほぼ全て。ダウンストロークとアップも録り分けられていたり、続けて同じ音を弾いた時に異なるサンプルデータを鳴らすラウンドロビンが16あったり、と本格派。
キースイッチで音色を切り替えるものと、ベロシティで切り替わるもの、それぞれにダブルトラッキング機能のあるもの、と内容も充実しております。世間で「神音源」ともてはやされる所以ですね。
使い方の説明の.txtファイルも付いていて、とにかく至れり尽くせり。
SuperRiffGuitarがオートマ車だとすると、こちらはもうスペースシャトル並みの操作性の様です。
ややバリエーションは制限されるけれども、ベロシティで弾き分ける方のフォントを載せました。
とにかく沢山奏法が入っているので、覚えるのも一苦労。使いこなせないまま取りあえず
Vel=95とVel=85を交互にやるとパームミュートのダウンとアップ。Vel=125でダウンストローク、Vel=105でオルタネイトが鳴る、てとこまで覚えて音符を置いてみました。
そこからVel=25でピッキングハーモニクスが出るのかぁ、とか
しばらく鳴らさないと「ザザッ」とか言って「ハイ弾き終わり」みたいなノイズが出るのかぁ、とか
音階よりも下の方の音で「キュルッ」みたいな竿をこする音が出るのかぁ、とか…
まだまだ盛りだくさん。
まあ、使いこなせておりませんがそれでもSuperRiff Guitarよりも色々やれて面白くなって参りました。ハンマリングとかチョークアップもあるらしいし。
で、調子に乗って左右2本にしてみましたが、小細工せずとも自然にギター2本で鳴ります。この辺も凄いですね。
SuperRiff Guitarや、今迄使ってみた他の無料サウンドフォント(例えばコレ→Flame Studios Collection)は、左右2本で鳴らすときには例えばグルーヴを調整してタイミングをずらすとか、ディレイを別個にかけるとかしないとうまく二人にならないのですが、一瞬で二人に分身してくれました。不思議ぃっ!!
つないだFXは
Sforzandoの後に繋いだFXはと言うと
ギター用総合FXプラグインの無料版、Guitar Rig Player(→ダウンロード)
マルチイコライザーのReaEQ(→ダウンロード)
リミッター/マキシマイザーのW1 Limiter(→ダウンロード)
ここから、マスターリバーブにセンドして、本線には
ステレオイメージャーのA1 StereoControll(→ダウンロード)
…と、こんな感じであります。あんまりいじらなくてもきちんと鳴るサウンドフォントです。さすが。そして見事に全部「タダ」で組めました。DAWもTRACKTION T7 DAW(→ダウンロード)なので、まさに完全無料。まじりっけなし。
元の音が「ペケン」「ピーーン」みたいなリアルにエレキの生音。これがアンプを通した途端に「ズギューン」「ジャジャーン」になる所が面白くて、思わず童心に還る音源です。このままこちらに乗り換えて行こうと決定いたしました。
SuperRiff Guitarは、ラクしたい時に使おう、と。
そんなこんなでお粗末様でした。
2020.2.9 追記
1年経って読み返してみると。意外と進歩していない様な、いるような感じです。
最近ではギターはUI Standard Guitarで変更なし(→ダウンロード)。
バンク切替やインターフェースパネルのついた.xmlファイルが用意されております。
でもね。どうもimoimoの環境だとうまく表示されないので結局#のついた***KSOP.sfzファイルを直にsforzandoに読み込ませて使っております。
演奏と、キースイッチを別個のトラックにしてキースイッチでの奏法切替で使う様になりました。
そしてFXとアンプは最近こちらがお気に入り。
ToneLib GFX
ストンプの選択肢が多くてプリセットも豊富な無料総合ギターFXです(→ダウンロード)。
そして先日「今だけ限定」でPositive GridのBIAS FX 2 LEをタダでゲットしました(→ダウンロード)。
運が良ければゲットできるかもね。
Ver.1はデモ版しか持っていなくて使っておりませんでしたので今度使ってみます。
2020.9.28 追記
更に半年が経ちまして。
今でもギターはUI Standard Guitarです。奏法切替は今やキースイッチの方が定番。
ギター1パートにMIDIトラックを二つ使います。
1本はノートを置くトラックで、プラグインにsforzandoを挿してUI Standard Guitarを読ませる感じ。
もう1本はキースイッチ専用。出力先をsforzandoのトラックにして制御します。
トラックの最初に弾きだしのキースイッチを置いておかないと、ウンともスンとも言わない時があります。これに気付くまでは結構慌てさせられました。
サウンドフォントは2種類入っているので、ギターを二人にする時は片方に***XTrackingと言うsfzを読ませます。
最近、アンプとキャビネットをちょっとは学ぼうと色々やっておりまして。
Guitar Rig PlayerのJUMP AMPは良い音だけどどうも過保護な気がするわけです。
そんなわけで最近のマイブームはMercuriallのアンプシミュとキャビネット(→【Mercuriall.com】)。
そしてオーバードライブは同じくMercuriallのTSC、て感じです。
Merucuriallはギター小僧になった気分を味わえるサイトです。無料のアンプは基本的にマーシャル。
かれこれ。ガチで弾けないなりに色々壁にぶち当たってみて。何だかFXは使う数が減って参りました。オーバードライブとアンプオンリーで勝負じゃ!みたいな感じ。
そんなわけでキャビネットやマイク、て大事なのねと最近は思っております。アンプ周りはどうも難しい事が多くて、JUMP AMPのありがたみを日々痛感しております。
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