どんな料理でも、二度と同じには作れないタイプ
こんにちは。imoimoです。
新しくプロジェクトを作って、ノーアイデアから行き当たりばったりに製作しておりました。
完成間近でプロジェクトが落ちて呼び出せなくなること三度。その都度行き当たりばったりなアレンジも変わって行きました。
色々と対策を講じた結果、ようやく完成を迎えられそうです。
結局いちばん有効だった対策は
巷でもよく言われておりますが、無料プラグインのサンプラー系のものはメモリの管理が甘く、単体では機能するけれど複数配置したときにトラブルが起きる様です。
そこで、サンプラー系のトラックはその都度.wavにレンダリングしてプラグインは外し、FXは後からかけると言う作戦を採りました。
これが一番有効だったみたい。急がば回れですね。
さて
キックは硬めの音にしたのですが、「ズドーン」感が今ひとつ。
そこで補強を入れてみることにします。
サブベースとか呼ぶみたいですが。
ベースやキックに超低音を重ねて、ゴジラの足音ぽくするのが今日流の様です。
基本的には、20Hz以下のサイン波を使って重ねる様です。でもそれじゃあクラブのスーパーウーハーでも持って来ないと再生できなそう。
2~3千円のイヤホンでも効果が判るような、もう少しナンチャッテな感じでやってみようと思います。
いわゆるリズムマシン
には、生まれてこの方殆ど馴染みがなくて。でも今回は使ってみることに致します。
不案内なジャンルなんで手軽そうな99Sounds Drum Machineを挿してみました。
99Sounds Drum Machine
99SoundsのコレクションをSampleScienceの協力の下VSTプラグインにパッケージして手軽にしたリズムマシン(→ダウンロード)。
サンプラー系ですが、今回は特に動作に問題はありませんでした。ビビりすぎ。
このトラックに、ドラムのトラックのMIDIデータを丸ごとコピペして、キック以外のノートを削除しました。
「ボーン」と言う音を超低音に加工してみよう、てんで
- Gate
- EQ
- リバーブ
- Gate
- リミッター
みたいな繋ぎにしてみました。良いのか悪いのか、Gateが2段構え。
こんな感じ。使っているDAWは無料のフル機能DAW、TRACKTION T7-DAW(→ダウンロード)。
最初のGateで、「ボーン」を「ボスッ」みたいにしました。
EQで
欲しいところだけ音を取り出そうと、基音の要素を伸ばして、2倍音をカット。「音」ぽくなくなって参りました。
こんな感じの極端なイコライジング。使っているのはReaPlugsの無料EQプラグイン、ReaEQ(→ダウンロード)。imoimoのは少し古いバージョンみたい。
センドリバーブだと
他を喰いそうなので、単体でリバーブをかけて。その昔のゲートリバーブみたいにしてみます。
お手軽IRリバーブのDragonfly Reverb(→ダウンロード)。
ゲートリバーブぽくするためにもう一段Gate。
リバーブの残響が途中でぷっつりカットされるのでムオンンッみたいな鳴りになります。
かくして、殆ど50Hz以下の領域で鳴る様になりました。
この領域は、毎度トラックを作る度にカットしてあった所でして、ガラガラに空いております。うまいことハマった感じ。
ベースの音のもう一段下にある感じです。
そのベースは、今回やたらと動き回って活きが良いので補強しないことにしました。
ドラムだけで聞いてみると
臨場感が出ました。バスドラの音が大太鼓的になっております。
全体で鳴らしてみると、このなんちゃってサブベースがあるのとないのでは音の圧が違って聞こえます。
弦楽四重奏とコントラバス入りの弦パートの質感の違いみたいな感じ。
まあまあ成功、と言う事で次の補強に移ろうと思います。
そんなこんなでお粗末様でした。
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