どうしてヘビは脚をやめちゃったのだろう
こんにちは。imoimoです。
お久しぶりでCakewalkを使って、行き当たりばったりの製作をやっております。
Cakewalk by BandLab
長い歴史のあるSONARが無償公開になった総合DAW(→ダウンロード)。
苦手種目故に日頃殆ど使わないピアノですが、今回気乗りしないながらも入れてみようとやっております。
ピアノは
そもそもピアノフォルテと名乗ったくらいで。チェンバロとかと違って音の強弱が自由自在なのがそもそもの特長。
又、オルガンでもうるさく言われる事ですが音をどこまで伸ばすかも重要なポイントでして。
そして何より巧い人が世の中に溢れかえっていると言う現実。まるでイタリアンのスパゲティ並みに世間の耳が肥えております。
となると
哀しいかな、てきとーに鳴らしただけでは子供ピアノ教室みたいになってしまうわけです。
ギターやドラムではそこまであからさまな落差は出ないと感じるのですが。
同じ様な落差が出るのは他にバイオリン、サックス、そしてヴォーカル。ボカロはボカロ、てすぐ判っちゃいますしね。
でも彼らは大抵メロディー楽器。伴奏ではそれ程には落差が出ないと思うのですが。メロディーだったらギターだってソロの部分は「ああ弾いてないよね」と分かりやすいし。
でもピアノだけはバックにいてもどうしたって落差がごまかせない感じ。
しかも
やたらと存在感があるわけ。
そりゃあ、フルオケとたった独りで渡り合うコンチェルトなんてのがあるくらいなので無理もないわけでして。
結局。音がふくよかで、みんなの耳も肥えているから音源も進歩が著しいのだなと思います。
遠い昔は「おぉっ!リアルぅ」と感じたCP-80やDX-7のピアノも、
YAMAHA CP-80
実際に張った弦の音をピックアップで拾う方式のエレピ。画期的でした(→YAMAHA製品ページ)。
YAMAHA DX-7
世界初のフルデジタルFMシンセでした(→YAMAHA製品ページ)。
今聴くと生ピじゃない、てすぐ判るわけでして。いっそのこと「ハイ、シンセです」と割り切った方が良いことも多々あります。
他に音がふくよかで分かりやすく差が出ると感じるのはセロだったりして。
Cello
ご存知2Cellos(→公式ページ)のお二人。
ぐだぐだ言ってないで
ピアノのトラックを何とかしなくてはなりません。
実際問題、ピアノは「弾いた方が早い」が正解だと思います。でもそれはギターも同じだし、弾ける人なら誰でもどの楽器でもそう思うのだろうなぁ、と思います。
個人的に、ドラムやギター・バイオリンなどはガチで弾けないから初めから弾くと言う発想がない、てだけ。
さてどうしようか、と考えますに
1. ピアニストじゃない事にする。
そうでした。現在7人目としてプロジェクトに参加したのはキーボード。シンセ2台の他にピアノもバッキングで弾くよ、と言う設定なのでした。
それならピアノは片手でもいいよね。と自分に言い聞かせてポツリぽつりとバッキングを入れ始めました。
…自動ピアノだってもっと情感こもってます、と言う鳴り方。
はぁ。ベロシティをチョコマカと調整しないとやっぱりダメな様です。
実は
Cakewalkでのベロシティのエディット方法、知らないんですよね。
ピアノロールの下にベロシティは表示されているのに、どうやっても修正できないわけでして。使い方を勉強すればよいのにほったらかし。
結局、スパナのマークのモードにして、一つずつ右クリックでベロシティを入力して行くと言う地味ぃな方法でエディットしております。
ちょこっと調べてみると、クレシェンドやデクレシェンドは一括で設定できるみたいなんだけど。そう言う事でもないわけでして。
遠い昔は、MIDIのファイルを直に修正出来たりしたのでひたすら数字とカーソルキーで打ちまくるとかできたのですが。そんな画面も呼び出せずにおります。無いのかな。
まあだいたい
Vel=100あたりを軸にして、80から110あたりの中でアクセントをつけると「こどもピアノ教室」が「趣味のピアノスクール」ぐらいにはちょっと良くなって参りました。
片手がピアノ、片手がシンセと言う設定なので主に左手でバッキングをする事にしようと思います。要するに
2. コードは低めでバッキング
と言う事。
遠い昔
こどもピアノ教室ではピアノに座る前に手を洗ったら、「おへそがカギ穴の前」と教わりました(自分だけかな)。
鍵穴、てアップライトピアノにしかないかもね。盲腸になった事にして退会したけど。どういう子供だったのやら。
そうなると、左手は必然的にC2~C3あたりで弾く感じになるわけでして。
両手で弾く時だとコードはもう少し高めで弾くことが多いと思うのですが、今回は低めにしてみました。
ギターよりも低く聞こえる部分もあったりして、これ結構いい感じ。音数も少なくて済むし。
3. フィルインはちゃんと中音域で
やったら、出しゃばり過ぎずうまく馴染む様になりました。
バッキングを人が弾いてるっぽくするために最後に
4. ゲートの長さを調整
ゲートは結構短めが良いのだと言うのが結論。ベロシティを弱めにして少し長めにするとかでリズム感が出て参りました。
苦手苦手と思うピアノパートなのですが、どうにかなりそうです。
と言うか
ぜーったい弾いた方が早いです。
そんなこんなでお粗末様でした。
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