ふぁっと餡が溶ける饅頭を頂いて。一口で高級とわかる、てのは凄いなとお代わり
こんにちは。imoimoです。
行き当たりばったりに製作をやっております。
今回使っているのはお久しぶりのCakewalk。
Cakewalk by BandLab
歴史の古いSONARが無償公開となった総合DAW(→ダウンロード)。
一通り楽曲ができたので、パートごとの音決めをやっております。
ドラムから始めてしまいまして、クラッシュとタムをいじろうと言う所。
→キックやスネアはこの辺りでゴソゴソやっております。
クラッシュには
パラアウトを2系統使っております。
地味目のクラッシュと拡がるクラッシュの2種類にしようと言う作戦。
個人的な好みですが、クラッシュの出だしの打撃音が苦手でして。
「パシャーン」ではなくて「シャーン」にしたいのです。また「ジャーン」ではなくて「シャーン」とか「ショワーン」みたいな音にしようと。
そんなわけで挿したプラグインは
ゲート
アタックが緩くなれば良いのでReaPlugsのReaGate。
ReaGate
DAW,REAPERの標準プラグインを無料でダウンロードできるReaPlugsに入っております(→ダウンロード)。
使っているのはちょっとバージョンが古いみたい。
出音のあたまをゆっくり目にしてスローアタックにしました。
EQ
帯域を途中何カ所か抑えて、隙間のある音にしました。薄くなった感じ。
まあ手軽なのでReaEQ。
ReaEQ
こんな風に極端なEQも設定できるし、好きなだけバンドを設定できるEQ(→ダウンロード)。
かつてはついつい高域を強調してしまう事が多かったのですが、かなり耳障りになるものでして。
やっぱりEQと言うのは欲しいところを引っ張るよりも邪魔な所を削るのが本務なんだなぁ、と一番実感できる所です。
コーラス
二つの内片方のトラックには浅くコーラスをかけました。
回転音を少し載せたいので分かりやすくコーラス感の出るTAL Chorus-LX。
TAL Chorus-LX
RolandのJUNO-60のエミュレータ―TAL-U-NO-LX(→ダウンロード)の、コーラスユニットだけを抜き出したプラグイン。
アナログからデジタルへの移行期にあった分かりやすいコーラスの音が出ますがエディットはほとんどできません(→ダウンロード)。
ちなみにJUNO-60と言うものの実機はコレ。
大本はJUNO-6。結構持っている人多かったです。
ナチュラルなコーラスとは対局の「かけました!」みたいなアナログぽさ。
ディレイ
もう一方のトラックはもっと拡がる感じで面的に鳴らしたかったのでディレイで左右に広げる事にしました。
実機のディレイぽさはいらないから純粋にReaDelay。
ReaDelay
ポイントをいくつも設定できるディレイ。ロングディレイにも対応しています(→ダウンロード)。
時間をずらした1回返しのディレイを4つ作って、左右にばらかせて配置。少しずつずれてあちらこちらから音が出る様にしました。
遅めの出音ほど音質が雑になる感じに調整と言うわけで。
そんな事やっている割にはその先に
マキシマイザー。
ほぼ100%出場の衣笠(祥雄さん→Wikipedia)なみプラグイン、W1 Limiterを挿しました。
W1 Limiter
品の良い無料リミッター/マキシマイザー(→ダウンロード)。
リミッターにすると言うよりは、コンソールのフェーダーを無意識に動かしてしまう事が多いのでレベル調整代わり。
細かくディレイのバランスを調整した割にはこれで平らにならしてしまうと言う、「いいのかそれでっ!?」と言う処理です。
とは言え、てきとーにFXかけていた後にW1 Limiterを挿すと不思議と音がまとまるのです。理由はわかりません。
ひとつ言える事はこれを作ったGeorge Yohngさん(→この方)は凄くハイセンスなのだろう、と言う事。
タムには
いつも悩むのです。
きっと個人的な好みはロートタムとかティンバレスみたいな気持ち躁病気質みたいな音なのだと思います。
ロートタム。こんな感じのヤツ(→Drummer Xipha)。
ティンバレス。こんな感じ(→Meinl Percussion)
それなら、そのものズバリを使えば良いじゃない、と言う話でもあるわけですが面倒くさいのでキットのタムでやっております。
とりあえず
トランジェントシェイパー
簡単操作なのでThe Punch。
The Punch
ワンノブの潔いトランジェントシェイパ―。基本有料です(→公式ページ)。
まあ、定価で$10ですが、しょっちゅう特売やっております。ごくまれにタダ。
続けてEQ。
例によって例のごとくReaEQ。
そしてマキシマイザー。
と言うかリミッターです。これまたW1 Limiter。
どこで悩むのかと言うとEQ。
元の音が好みでない事もあって、無理矢理作って行くとペラッペラな音になるし。
そうかと言って、太めの音にするとそもそもタムの音だから気に入らないし。
タムを使っているのにタムの音にしたくない、と言うのが問題なのです。
タム専用の無料プラグインもありますが
ROYOTOMS
8つのタムを鳴らせる無料ロンプラー(→ダウンロード)。
結局面倒くさいので使わずじまい。
そんなこんなでタムのフィルインがどんどん減って行くimoimoなのでした。
世の中でも、「テケトコトコドコ」みたいなタムの転がしオカズは最近とんと聞かなくなりましたね。
でも
コージー(・パウエル→公式ページ)の”Stargazer”の出だしみたいなロータムがかっこいいフレーズとかは入れたいですよねぇ。
Stargazer(/RAINBOW,→YouTube)
そんなこんなでお粗末様でした。
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