そんなものはとうに滅んだかと思いきや、三人寄れば文殊の知恵てのは今日でも結構あるもので
こんにちは。imoimoです。
旧作を手直ししようとやっております。
大枠の手直しが済みました。それでもまだまだ何やら色々入っております。
どういう事か
シンセのソロが3台ユニゾンで鳴っております。似たような音ばかりで無駄な気が満々。
ストリングス系のシンセが3つも載っています。
そんなてきとーさが満開のトラック状況。
ストリングスや
コーラス系のシンセは、入れるだけでレトロな感じになるわけでして。今風に作る時には注意が要りそうです。
こう言う模倣系の音は、最近では生音が基本の様ですし、ストリングスをロングトーンで流すのも古風、と言う話。
ところが。世代的にストリングスのロングトーンには抗い難い魅力がありまして。
饅頭やどら焼き、羊羹並みの誘因力です。はたまたポテチやヨックモック並みと申しましょうか。
同じ病の人が多いのか、ストリングス系に特化したプラグインシンセと言うものは結構あります。と言うかありました、と言うべきかも。古いプラグインに多くて、大体がタダなのも特徴。そして大抵は32bit版です。
今でもついつい使ってしまうものは
Orpheus
7つまでのオシレーターをユニゾンで鳴らすジェネレーターが2系統。コーラスやディレイが美しいストリングス専用的なプラグイン(→ダウンロード)。
32bit版のみです。
Es-Line
見た目から歴然な無料Arp Solinaエミュレータ。
こちらが実機。色遣いがそっくり。
内蔵のFXはフェイザーが結構リアル。ディレイやコーラスは外付けの方がいい感じ。その辺の手間の係り具合もリアル(→ダウンロード)。
32bit版のみです。
SuperWave P8
2系統のVCO-VCFで出来ているから他の音ももちろん出るけれど、Super Sawモードがウリの無料VAシンセ(→ダウンロード)。
有料版のダウンサイジングものなので64bit版もあります。
世の中では、メロトロンのエミュレータも人気がある様ですが個人的にはあまり使いません。
Mellotron
鍵盤一つ一つにテープレコーダーが付いている様な仕組みの云わば機械仕掛けのサンプラー。
リック・ウエイクマンもジョン・ロードもトニー・バンクスもビートルズも使っていらっしゃいました。
無料のエミュレータも色々あって、例えばDream Voltex StudioのNanotron(→ダウンロード)。
32bit版のみです。
いずれも
よく聞けば勿論「電子音」。そこにたまらない魅力があるわけでして。
最近のシンセならほぼどれにでも出せる系統の音なのですが、専用機大好き世代でして。シンセの数だけキーボードがある要塞みたいなセットで育ったので何だか安心するわけです。
そんな似たもの同士のシンセがなぜ何本も挿さっているのかよく見ると…
…特に意味は無いみたい。
どうやら
最初、スローアタックのシンセでトラックを作り始めたけれども、途中で細かく刻みたくなって、アタックが遅くて鳴らないものだからもう一つ重ねたみたい。いい加減さここに極まれり。
今回、オーケストラストリングスも追加しているのでシンセ系のストリングスは減らしにかかる必要がありそう。みんなで同じ事やってもねぇ…
取りあえず整理整頓してから考える事にします。
どれかを外すわけではない所が抗えない魅力、と言うヤツでして。好きなんだから仕方ない。
そんなこんなでお粗末様でした。
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