傘をさしてもびしょ濡れになるタイプ
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。今回は大昔の曲をオケバージョンに作り直そうと言う企画。
行き当たりばったりでは行き詰まりそうなので少しは考えまして。パートごとに作っております。
最初にピアノのトラックをチェック用に作って。弦・木管・金管と順繰りに増やして参りました。
ちなみに
ピアノに使った音源は無料のPiano One(→ダウンロード)。
YAMAHA C7コンサートグランドをサンプリングした明るい女性的な音源です。
綺麗な音だけど。チェック用なので、最後には出番がゼロと言う少し可哀想な使い方。
弦・管はシリーズもののオケ音源で揃えました。タダじゃないのだけどOrchestral Companion(→製品ページ)。
Strings、Brass、Woodwindsの3種があって、元は同じオーケストラからサンプリングしているので馴染みやすいです。そのままでもきちんと定位してくれるし。
アタックは早めのシティオーケストラ的な音な気がします。定価は$69.99だけど、特売で500円で買ったので個人的には超お買い得な音源。
へぇー。録ったのはマサチューセッツ州で、音源を作っているのはメリーランド州の会社なのかぁ。東海岸系ね。
だから何?て話ですが、カッコつけただけ。
それぞれに
奏法の切替があるので、1楽器に2本ずつトラックを用意しました。
片方だけに音源を挿して、もう片方は奏法切替のキースイッチのノートを置くようにして、音源のトラックに繋いでいます。
1パート分トラックができたら素の音のままオーディオに書き出してMIDIトラックはミュート。できたトラック順にオーディオトラックに置き換えております。
弦は弦、木管は木管でバストラックにひとまとめして。でもまだFXは何も無し。パンもフェーダーも触らないままでバランスが取れる様に作っております。
個人的にはこんなに几帳面に作るなんて画期的。すごく真面目な人になった気分です。
などと言っておりますが、果たしてこの作り方が正しいのかどうかは一切不明。行き当たりばったりにてきとーに作るよりはずっと分かりやすく修正もやりやすい事だけは確かです。
負荷もそんなに増えないから落ちることも無いしね。
まるで習字のお稽古の様にお行儀よく作って参りましたが、ようやく弦・木管・金管が出揃いました。どれどれ?…
あぁ。
普段、ギターのトラックから作る事が多いのですが。
ギター・ベース・ドラムぐらいの頃は毎度「こりゃあ結構いいぞぉ」とか自画自賛しているわけです。じゃなきゃやる気も出ないし。
間奏を入れたりシンセを足したりする内に、なんだかのんべんだらりとして参りまして。
出来上がる頃には「こりゃまずいな。かなりな駄作だぞぉ」と思うようになるのです。
今回も、弦だけで作っていた時はノリノリでした。
大昔に自分が作った曲をアレンジするので、小僧imoimoを半世紀越しでぎゃふんと言わせてやろうと意気込んでいたわけです。
木管の途中あたりから雲行きが怪しくなって参りまして。
金管まで入れ終わって聞き直してみると…
やっぱりのんべんだらりだよ。
毎度のことながら、音を入れすぎているのだと思います。
せっかく主旋律と対旋律でうまい事絡んでいる時にもう一つ副旋律を入れちゃったりするもんだからごっちゃごちゃ。
ごっちゃごちゃでも全体としてまとまる曲も世の中沢山ありますが、そんな緻密さはあるはずもなく。
もう面倒くさくなってきたから金管もオーディオに書き出しちゃってパーカッションに移ろうと思います。
きちんと良品を作るのならば弦に戻ってやり直すべきだよね。やりゃせんけど。
そんなこんなでお粗末様でした。
コメント