近所の草むらが最早やジャングル。都会では珍しい、と言うかここは都会じゃないか
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今回は行きたりばったりにフルオケ風味の曲を作っておりまして、とうとう仕上げ。
全部のトラックを開放して、オーディオに書き出しました。2mixとか言われているヤツかしら。
なんだか余計な音が多くて。行きあたりばったりで作ったから、当然と言えば当然なのかも。
試しにチューバとコントラバスーンをバッサリと全カットして再度書き出してみました。
…問題なし。いったいチューバとコントラバスーンは何をやっていたのだろう。彼らにも申し訳無い気がします。
どっちが良いか決めあぐねておりまして、一応両方とも仕上げをする事にしました。
多少EQを使って。あとはイメージャーとリミッター辺りかしら。
マスタリングなんて大それたものではないけれど、最後の仕上げに使う道具でド素人にも優しいのはなんと言ってもOzoneな気がします(→製品ページ)。
Ozoneは、ちゃんと使うなら上位版でないと意味がないみたい。マスタリング用の総合FXです。何万円もするのよ…
一番下がElementsでして、タダじゃないじゃない。
でもね。しょっちゅうセールとかプレゼントとかキャンペーンとかやってるの。
例えば今日は2,200円でした。
網を張ってればElementsはタダでゲットできる確率がかなり高いです。そんなわけでVer.8も9も持っております。
OZONE Elenentsはベーシックな総合FXでして。入っているのはEQ、イメージャー、マキシマイザー。
プリセットやAIお助け機能がありまして、曲を聴かせると自動でセッティングしてくれます。
リファレンス曲を聴かせて、寄せる事もやってくれるみたい。
とは言え。こちとらてきとーなんで、自分でセットしてみたりAI君と答え合わせしてみたりしながら調整しました。
これはOzone8Elements。
一応20Hz以下をカットしてみたり、20kHz以上を切ってみたり。
少し4kHz辺りが膨らんでいたので抑えたり。
リミッターとエクスパンダーが調整できるので少しずつ音圧を上げてみたり。
こっちはOzone9Elements。
まあ大差ないです。
イメージャーも少しかけて音を拡げてみたり。
イメージャーは単品で無償公開されています(→ダウンロード)。
極端にかけると変になっちゃうので、全部をちょびっとずつな感じです。
床屋さんで後半小さなハサミでチマチマ仕上げしてもらっているのと同じ感じかしら。
ひょんなことから
使った事ないプラグインを見つけまして。
「Mastering」みたいなグループに堂々と自動登録されております。なんだろコレ。
Bitter Sweetとあります。
挿してみて、ツマミをBitterの方に動かしてみました。
…うーん。気持ち音が硬派になった気がします。
なんだかちょっとだけ気分が良いからOzoneの前に挿しておこう、と。
製品のページ(→【Flux.Audio】)に行ったら、どうやら正体はトランジェントシェイパーの様です。
左下のツマミをCenterにするとMID/SIDEのMIDだけ。StereoにするとSIDEだけにトランジェントをかけられるんだってっ。
なるほどこのツマミを動かすと音が大分変になります変わります。
Puncherみたいに極端に変わる事は無いようです。
結構ガシッとかかるトランジェントプロセッサーのPuncher 2 Lite(→ダウンロード)。
ともかく。
チューバの入っている2ミックスと入っていない2ミックスをゴチャゴチャやりながら調整して再度オーディオに書き出しました。
トラックを2本新規に追加して、配置して単独で聴き比べてみます。
うーん。チューバ無しの方がすっきりしているけれど、チューバ有りの方も良いような気がして。
チューバもコントラバスーンも無いと、気持ち低音がコントラバスだけでは弱い気もします。
だんだん悪ふざけになって来まして。
トラック2本をそれぞれ-7dBくらいボリュームを絞って同時に鳴らしてみました。
あっれぇ??
なんかいいじゃない。音が煌びやかででも下は落ち着いて聞こえます。
気のせいかな。波形を見てみると…
なんだかギザギザが倍の細かさになっている様に見えます。
イメージャーが別々にかかっているからかな。
そもそもふざけてやった事だし、音量の調整をするのが面倒だったのでマスター出力の所にマキシマイザーを挿しました。
この頃出番の少なかったUnlimited(→ダウンロード)。
5.1ch対応のリミッター/マキシマイザーですが、普通にステレオ2chでも使えます。
骨太なかかり方で好きなのよ。歪とかは少ないし。
なんだか、それぞれ単独の出力よりも音が良い気がします。
ゼッタイそんな事は無いと思うのよ。
初めてボーカルにエコーかけた時と同じ錯覚だと思うのです。
でもまぁ折角なんでこれも書き出しておこう。
かくして。
マスターは3つ出来上がりました。
- 普通のマスター
- チューバ・コントラバスーン無しバージョン
- マスター×マスターバージョン
この方はアトミック・トミー・Mさんだそうで。マイケルシェンカーじゃなかった時期のライブかぁ。
知らなかったけれど、結構高く評価されている方なのね(→【hvymetal.com】)。
時間を空けて明日にでも聴き比べてみよう、と。
そんなこんなでお粗末様でした。
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