だんだん猫仔達が夜に引っ付いて来る季節になって来ました

こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今回はバンド形式で作っております。ドラムはいつものメンバーと替えてみようと言う作戦。
いつもは無料のMT-POWER DrumKit 2なのです(→ダウンロード)。
ライブラリは一種類。パーツごとにパラアウト(音のバラバラ出し)ができるロンプラーです。シンプルで安定している所が信頼の所以。リズム隊はこうでなくっちゃ。
たまにはメンバーチェンジと言う事でSteven Slate Drumsの無料版にしてみました(→ダウンロード)。
有料のライブラリが基本のドラム音源で、頻繁にアップデートするので今はVer5.5なんだってっ。
無料版でも3つライブラリが使える様ですが、デフォのやつで作業しております。
MT-POWER DrumKit 2と比べると、細かいサンプルが入っていてバリエーションが豊富。特にハイハットは色々と小技をやれる感じです。
そうは言ってもドラムはドラムなので双方大きく違うわけでは無いけれど。ムード的にはMT-POWER DrumKit 2がロックぽい人だとすると、無料版SSDはジャズ感のある印象です。
一通り
ドラムのトラックができたので、音決めをしたいのです。
ドラム音源は、下手にド素人が音質に手を出さない方が良い事が多い様で。わかっちゃいるけど止まらないのもド素人あるある。キックとスネアくらいは調整したいのよ。
そのままマルチバンドコンプとかEQで調整する方が良い気もしますが、バラバラにしないと気が済まないのもまた人情と言うわけでして。パラアウトしちゃおう、と。
今回使っているDAWは無料のWaveform Free(→ダウンロード)。
CakewalkやREAPERでは、音源を挿した時に「パラアウトする?」みたいに訊いて来てくれます。「はい」と答えると自動的に音源の出力がバラバラのトラックに送られます。
Waveformは硬派なDAWでして、そんな気配りはありゃしません。ラックと言う機能を使って自力で配線します。
ドラムのトラックに新しいラックを挿入して、SSD5.5 Freeをラックに移動しました。
ここで漸くパラアウトする?みたいな事を訊いて来てくれるのでハイと答えました。
うっわ。
線だらけ。何本あるのよ。
MT-POWER DrumKit 2ではせいぜいステレオ8chだから線は16本止まり。これを左右一組ずつ8トラックに結線して使っておりました。
今回はヤケに多いな。とSSD5.5の内蔵ミキサーを確認してみます。
16chありました。まあ少し多め。マイクに沿ってミキサーがあるのね。
サンプリングした時にこれだけマイクを立てているって事だと思います。キックの表裏とかスネアだけでも4ch。
他のライブラリだとパーツが増えるだろうから、確かにパラアウトするチャンネルはたくさん必要かも知れません。
こちとらド素人ですから。スネアの音を自分で調節するならパラアウトなんてしないでSSDのミキサーの中でセッティングする方が安全。と言うよりも触らぬ神に祟りなし。そうっとしておこう。
と言う事で、スネアの4ch分はひとまとめで出す事にしました。キックも同じ。パラアウトする意味があるのか無いのか…
チャンネルごとに出力先を変更して行くと
ステレオ16ch、モノラル16chの出力が振り分け可能な様です。だから50本近く線が出ていたのか。
今回は結局ステレオ12chだけ使う事になりました。
こう言う
マイクセッティングに沿ったドラム音源、て敷居が高くて。
MT-POWER DrumKit 2だと、ミキサーもパーツごとでパラアウトもパーツごと。
リズムマシン的な考え方で触れるのでド素人にも優しいです。
確かに。実際にドラムを収録する時はマイクをあちらこちら立てて録るからSSD5.5とかの方が普通なのですが。ドラム録りに成功した事の無い身としてはトラウマ。
遠い昔はそんなに機材も使えないし、そもそもスタジオのミキサーもせいぜい8chか16chだったからスネアひとつにマイクを二つも三つも使うわけには行かないのよ。
せいぜい左右にマイクを立てて、スネアに1本キックに1本の計4本がいい所でした。
こんな贅沢な収録をなさっているSteven Slateさんの収録はどんな状況なのかしら。チャンネルごとに聞いてみます。
ほぉ。
殆どキック、スネア、オーバーヘッドで音が成り立っています。ハットやライドは確かに狙っているのだけれども音はホントに微か。ルームマイクもほぼ空耳レベル。そう言うものなのね。
それでいて、ルームやハット、ライドを切るとなんだか臨場感が落ちます。難しいものなのね。Roomなんて最早やサチュレーションレベルですよ。
とは言え。乗りかかった舟なので何かやらなくちゃ。でもその前に折角頑張って結線したんだから全部オーディオに変換しておこう。
調整はまた明日、て事で。
そんなこんなでお粗末様でした。



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