暑すぎて誰一人猫仔が抱っこを求めません

こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今回は遠い昔に作ったメロディに全く別物のバックを付けようと言う企画。今はメロディ部分を作っております。
「弾かない」「歌わない」と決めておりますと、メロディを何で入れるかが毎度悩みのタネ。
ついついオケ音源でやったり、ギターメロディにしたりと相成ります。
たまにはシンセでやろうかしら。と言うのが今回の方針。でもね。シンセは音を作らなくちゃならないのよ。
センス
なんぞありゃしませんので、全編同じ音でメロディを貫くのはちょっと無理。いくつも切り替えながら入れて行こう。
構成はいわゆる歌謡曲構成でして。
- イントロ
- ヴァース
- ブリッジ
- コーラス
- インタルード
- アウトロ
があります。
なんか、ムズムズする。
- イントロ
- Aメロ
- Bメロ
- サビ
- 中トロ
- 大サビ
- アウトロ
て感じ。うん。こっちだね。気取って失敗。
中トロだのサビだの、て寿司屋かっつーのっ
イントロは置いておいて。Aメロはバリバリのアナログシンセ。使ったのはヴィンテージなリードシンセKORG ∑の無料エミュレータ、Stigma(→ダウンロード)でした。
Bメロはムードを変えて、デジタルっぽいシンセにしようとVitalで入れました(→ダウンロード)。
当初の計画ほどキンキンシャリシャリにはなりませんで。遊んでみて面白かったのはFXに外付けでリングモジュレーターを挿した事かしら。
使ったリングモジュレーターはMelda Productionの無料パックに入っているMRingModulator(→ダウンロード)。
Frqをオートメーションでグリグリ動かして抑揚を付けました。
さてさて
サビはどうしよう。なにしろ元曲が80年代に作ったヤツですからねぇ。能天気なのよ。サビは迷うこと無く盛り上がっております。ど派手に行こうゼッ。
そうなると。ブラストリングスかなあ。
えっと。
どんな音を想定してるかと言うと、こんな音。
例えば”The Final Count Down”(/Europe,1986)のイントロのブラスシンセ(→YouTube)。
はたまた”Los Endos”(/Genesis,1976)みたいな派手派手シンセ(→YouTube)。
あ。この頃まだポリシンセあんまり無かったからメインはハモンドとソリーナか。ちゃんと現代はでシンセだね(→YouTube)。
この発想が既に昭和な気がします。今どきサビにシンセでジャジャーッて曲などありゃしないのよ。
とは言え。やりたいんだから仕方ない。次のトラックにはSuperWave P8を挿す事にしました(→ダウンロード)。
SuperSawが出るポリシンセJP8000がお手本のシンセ。
JP-8000なら90年代ぢゃん、と言われそうですが。派手なんだからいいじゃない。
80年代のJupiterだったらJP-8だものね。
当時とんでもなく高かったです。持っていた先輩も触らせてくれませんでした。
BメロのVitalとケツを少し被りながら入って来ることにします。
近代的な倍音加算やりたい放題シンセに、VAとは言え古代の減算型シンセが果たして共演できるのだろうかって話です。
Vital最後のロングトーンに、ユニゾンの2オク下から入ってもらって。ブォーーー。
短めのパッセージでVitalがはける所から主客逆転。一気にババーッとコードを弾いてもらおう。
…良いじゃぁないの。
新型シンセのVitalにP8が一歩も引けを取りません。以前の紅白でサブちゃんが出て来た時みたいな感じ。
それは平成だよ。昭和の締めは藤山一郎さんとか美空ひばりさんだった気がする。
もっとも。P8のアノ音だけでは流石にちと厳しいので、もう一つ何か足そう。
でもそれはまた明日。
そんなこんなでお粗末様でした。



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