別物と言うか台無しと言うか

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やっぱり釜揚げシラスは冷凍と生で大違いよ。…生で釜揚げ??

FlexClip

こんにちは。imoimoです。

てきとーな製作をやっております。

今回は遠い昔に作ったメロディに全く別物のバックを付けようと言う企画。ミックスをやり始めて今はドラム。

オール打込みなんで、ドラムは音源のMODO DRUMです(→ダウンロード)。

あ。勿論のこと、無料版のCSね。

見栄貼りました。こっちです。

今回初登場のドラムさんです。サンプラー+モデリング音源との事で、何となく高級感のある音です。

他の無料ドラム音源例えばSteven Slate Drums Free(→ダウンロード)と比べると、

キックがどごぉーんでタムも太めでマットな感じかしら。

シンプルな音源のMT-POWER DrumKit 2(→ダウンロード)と比べると、

分かりやすく臨場感に差があります。

部屋も選べるし、MODO DRUMは空間の再現性が真骨頂かもなぁと思うのです。

と言う事は、MODO DRUMは音源から出てくる段階でもう音が完成されているって事よ。いやいや。むしろ完成させなさいって言うコンセプトなのかぁ。確かにミキサーも充実した機能とFXだしね。

あぁそれなのに。

ぜーんぶパラアウトしてバラバラのオーディオトラックに書き出しちゃいました。

それぞれコンプやらEQやらを通し直して。センドでリバーブも別途かける様にして。

スネアには専用にゲートリバーブを足したりとガサゴソガサゴソ…

それぞれの音は

全般に、スタジオでマイクを立ててドラムを録ろうとした時にミキサーに入って来る音にとても似ています。リアルと言えばリアル。

当たり前と言えば当たり前かも知れないけれど。他のドラム音源はパラアウトしても、もっと作られた音で出てくる気がします。

キックのサスティンとか、スネアの胴鳴りとか。タムタムがなっかなか鳴り止まない所とかは遠い昔のレコーディングを思い出させます。

ドラム録りは難しくて当時も鬼門だったのね。ミキサーの人にお任せするのが一番、て言う感じでした。

でもね。そのミキサーさんも、大体は街中のスタジオのオーナーさんだから腕が良いとは限らなくて。最早や相性で探すしか無い感じでした。自分でやった日には思い通りになんぞなるはずもなく。

そんな悪夢のドラム録りを半世紀ぶりに独りぼっちでやる羽目になるなんて。やめときゃ良かった。

何もしなければ元通りになりますが??

ここはもう開き直る事にして、弄り倒そう。

ライドには短めのディレイとフェイザーをかけてふにょんとした音にしちゃおう。

スプラッシュシンバルも滲ませてあんまりパシャパシャ言わない様にして。

タムは日頃パシパシ言う方が好きだけど、思い通りにならないから逆張りでドゴォーンて言う音で行こう。出番も少ないし。

と、折角の緻密な設計に立脚しているMODO DRUMをバラバラにして好き勝手に再構築し始めました。

カウベルが

あるのです。

イントロの前半だけで鳴っています。

無料のSTUDIOキットの絵には表示されていないけれど、

カウベルとハンドクラップとタンバリンが一応鳴る様になっています。

でもマイクは立っていない事になっているから、オーバーヘッドやルームマイクがかすかに拾っている感じ。

そんな扱いのカウベルだけを引っ張り出すのは実力的に無理でして。

あぁ。別音源を使えば良かったかも。と思いながらオーバーヘッドマイクのトラックにコンプをきつめにかけました。

ま。カウベルは少し前に出て来るけれど。他のオーバーヘッドの音も当然おっきくなって。

これじゃあキックとスネアとオーバーヘッドだけで録ったのと同じようなもんよ。

ぐるんぐるんと音が回っております。

そろそろ飽きてもきたし、全部のトラックを入れてドラムで鳴らしてみよう。

キックがずどぉーん。スネアも太めです。

そこに来て、シンバル系はシュワシュワ左右に散っていて。

何かに似ているな…

戦場。

行った事は無いけれど。

他のドラム音源と比べてマットで太い感じに聴こえたり臨場感を感じたのは低域の音が底の方で響いているからな様です。

ド素人がこの低域に手を加えようとすると、音が籠ったりレンジが狭くなったりしがち。逆にうまく行けば今風の豊かなドラムになる様です。

そのままにしておけば良かったね。

そんなこんなでお粗末様でした。

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