もう冬なのに焼き茄子が美味しかったのよ

こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今回も前回に引き続き不慣れな12拍子で作っております。
勝手がよく分からないので、安全策なギターリフを3つほどひねくり出して。てきとーに並べてみました。
同様にざっくりとドラムを付けて。同じリフの所は下手に変化させずにコピペコピペ。
ぼやぁっと曲の輪郭が見えて来ました。
いつもだと、もっとカッチリと個々のトラックをキメてから作業をしております。今回はざっくりとした所でギター・ドラム・ベースくらいは揃えてから固めてゆこうと思います。
えっ?普通なの?
以前の低速ノートPCではすぐキャパオーバーになっちゃうのでした。だから1つずつトラックを作ったらオーディオに変換、て作業しておりました。
オーディオに変換しちゃうと修正の手間が面倒だから、やり直しが無いように気を付けていたのです。最初のトラックで始まりからお終いまできっちり曲を決めるやり方だったのです。
考えてもみたら。
遠い昔のアナログの頃はこっちが常識。そもそもトラック数が限定されていて、何度もやり直したらテープが劣化するから録る前にカッチリ曲を作っておくのが常識だったと思います。
宅録なら4トラック。
こんなヤツ。
スタジオ借りても素人じゃあせいぜい8トラックだったし、しかも8つと言ってもモノラルだったからね。
安いスタジオだとコレ。
今思うとよくやってたなぁ、て感じ。
制約が大きいから、トラックチャートとか言って1つのトラックにあれやこれやを寄り合い所帯で録音する作戦を立ててから録ったり。そうなるとミックスがめっちゃ大変だからエンジニアさんは大忙しだったり。
もっと重ねたい時は途中でトラック6本をステレオにミックスして残りの2トラックに録音。それで最初の6本は消して新たに録るから、そもそもやり直しができなかったりしました。
映画”ボヘミアン・ラプソディー”(→公式サイト)でクイーンのみんながスタジオ録りするシーンがあるけれど。
あんなにオーバーダブしまくれたのは、録る前にきちんと曲想が定まっていたからだと思うのよ。行き当たりばったりでは当時は作れなかったと思うからね。
…とは言えMTRは24トラックだ。
やっぱ凄いね。クイーン。
それに比べると、世の中ホント贅沢になりました。
PCもちょっといいヤツにしてからは余力が出て。ギターとドラムとベースをMIDIトラックのままごちゃごちゃ鳴らしても余裕しゃくしゃくになりました。
だらしのないもので。そうなると曲は録りながら作る、みたいな作業となって参りました。
ま。それが現代の普通なのだろうけど。スコア書いて、トラック分配の作戦立ててなんてやっていた頃から考えると夢の様。
ギターとドラムがだいたい一通り付いたから、細かい事は後回しにしてベースを付けようと思います。
ベースは最近メンバーチェンジしまして。
これまでレギュラーだったのはAmple Bass P Lite II(→ダウンロード)。
ブリっとした音のプレシジョンベースです。
ここ何本かのプロジェクトではメンバーチェンジ。今回のベースもMODO BASS 2 CS(→ダウンロード)です。
タダで使えるのはオールドなプレシジョンベースの音源のみ。物理モデリング音源との事で、Ample Bass P Lite IIと比べると音作りの幅が広いです。
IK Multimediaさんの製品はだいたいが総合音源みたいになっていて。
サンプラーやモデリングの先にFXやアンプ、ルームなんかもシミュレーションできるものが多いです。MODO BASSも同じでベースの先にはストンプとアンプも設定できるようになっています。
メンバーチェンジに至った経緯としては、音がどうこうと言うよりも
- 5弦や6弦にできる
- ピッキングの場所やピックアップの配置を設定できる
もう一つ
- スラップやピック弾きなんかをキースイッチで随時切り替えられる
と言うミーハーな理由。シンセみたいで色々弄っていて面白いって言うのが殆どかもね。
ベースも取りあえずてきとーに付けてみて。曲は後から考えよう。
そんな、トラックを鳴らしながら曲が作れると言う便利で自由度の高い環境になったのに。
出来上がる曲が昔と比べてちーっとも良くならないのはやっぱり自分の問題なのね。
そんなこんなでお粗末様でした。




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