みんな夏服だってんで上着脱いだら今日は寒いじゃぁないの
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今回の企画はバンドとオケの合体ものを気楽に作ろうと言うもの。ウデが無いのを忘れておりまして、結局大難航となっております。
ようやくトラックが出揃ったので、取り敢えず少しミックスしてみようと言う所。
「弾かない」「歌わない」をモットーにしておりますので、トラックはぜーんぶ打込みのMIDI。ループとかも無しと言うアナクロな作り方でやって参りました。
作ったMIDIトラックを全部オーディオトラックに変換。一応ドラムもパーツごとにパラアウトしたまま変換しました。
かくして。音源やシンセからの音がそのまんま各トラックに並びました。
もうさ。プロのエンジニアさんがきちんと作った音なんだから、サンプラー系はそのままで良いじゃない。
でもね。ど素人あるあるでして、何か余計な事をやらないと気が済まないのよ。
と言うわけで、キックから音を決めて行きましょうかねぇ。
ドラム音源は
大抵ミキサー付き。
パラアウトするまでもなく音源の中できちんと音を作れるものが殆どです。
無料音源だって事情は同じでして。今回使ったのはSteven Slate Drums Free(→ダウンロード)。
勿論ミキサーは内蔵。
パーツの細かいセッティングも音源内でガッツリ作りこめます。
物理モデリングを採用しているMODO DRUM(→ダウンロード)なんて、
無料版のCSでも部屋鳴りまでシミュレートしてくれているみたい。
そんな至れり尽くせりなドラムの出力を、わざわざバラバラに出して設定し直す必要があるのかって話。悪くなる未来しか見えないわよ。
ま。やりたいんだから仕方ないじゃない。
世の中ドラム用のコンプとかも沢山出ていて。
ドラムのトラックに挿すだけできちんとカッコよくなるよ、て言うプラグインは沢山あります。
ついこの間もMelda Productionから新しいのが出て話題になっていたり(→【Computer Music Japan】)、
【MDrumStrip】7,000円ぐらいします。
AI搭載なんてのもあるよねぇ。買わんけど。
納期があるわけでもなし。のんびりやるのです。
そもそも便利なツールを使いこなすには、手作業できちんとやれないとダメな気もするし。
それ、て「プログラムやるならアセンブラから勉強しなくちゃ」みたいなこと言う爺さんと同じ言い分の気がしますが。
そもそもアセンブラ落ちこぼれた口じゃないの。
プログラマーじゃないからアセンブラもJavaもPythonも知らなくてもちーっとも困りません。
急ぐ旅でなし、キックのトラックを弄ってみます。
マスターに無料スペクトラムアナライザのSPAN(→ダウンロード)を挿して、キックだけをソロにして鳴らしてみました。
こんな感じ。下の方がドンて言う音で上の方はバシッて言うアタックの音ね。
苦手意識丸出しのコンプを挿してみます。ReaComp(→ダウンロード)。
細かい事はできないから、いっその事思いっきり圧縮しちゃおう。と言う事でRatioを20以上にしました。
えっ?ダメなの?
このくらいやらないと、コンプの効果が何なのかさっぱり分からないと言うバカ耳なので今は良いかしら。
極端に圧縮すると、キックの余韻がドォオオてずっと残ります。たしか歯切れを良くするにはReleaceを長めにするんだよね。
アタマのバシッて言う音がうるさい時はPre-compを少しつけると収まるみたい。
…この程度の感覚でやるくらいなら手出しせずにお任せで良いのではないかしら、とも思いますが。
結果として
こんな感じになりました。バシッの方が大きくなった気がします。
400Hz辺りになにやらもごもご頭が出て来て。
これはキックのドゥンのゥの音ね。ここも強調されたけれど、あんまり好きじゃないから削りたいわ。
と言うわけでEQも差してみよう。ReaEQ(→ダウンロード)。
これまた随分思い切ったEQね。で結果はこんな感じ。
ますますバシッの音が強く鳴った気がします。メタルな人なのかしら。
下の方は、もっと重い音にしたいのだけど、なかなかうまく行きませんで。
そもそも安っすいイヤホンで聴いて作業しているからそんな低域は聞こえないのよ。
後は最近のマイブームでパンナーを使ってほぼセンターにまとめてしまおう。
挿したのは古い無料プラグインのDual Panner(→ダウンロード)。
スペクトラムは何にも変わらない気がします。
でも音像がセンターに集まって、面から点にキックが集約した様な感じ。
なんとなくこっちの方が音がスッキリする気がしています。ダメダメはダメダメなりにちょっとずつは工夫しなくちゃね。
他のみんなと一緒に聞いてみると。
レベルを下げてもキックがしっかり鳴るようになった気がします。
まずはこんなもんでいっか。
次はスネアね。明日やろう。
そんなこんなでお粗末様でした。
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