咳がいつまでも続く風邪が流行っているみたいで周りでは次々とゲホゲホ。検査してもコロナでもインフルでもないんだってっ。
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今回のお題はバンドとオケの合体ものでした。無計画に始めたのが災いして大難航。加えてウデも悪いと来たもんだから、とにかく出来上がりさえすればいいやと言う状態に陥っておりました。
どうにかこうにかトラックが出揃って、オーディオに書き出しました。ツーミックスって言うのかな。出来上がりみたいなもんです。
完成品にするのには仕様や規格に合わせる必要があるそうでして。そのためのひと手間をマスタリングと言うそうです。
そんな商業的な世界とは無縁なので、このまま出来上がりでも良いのだけど。なんとなくもうひと手間かけると少しはマシになる気がします。
と言うわけで。トラック一本だけをソロにして、書き出したツーミックスを配置しました。
マスター出力に一応スペクトラムアナライザーを挿して。
無料のスペアナSPAN(→ダウンロード)。
トラックにはまずMJUC Jr.(→ダウンロード)を挿しました。
真空管の暖かみのあるバスコンプ(たぶん)。使う実際の動機は「見た目」よ。なんか高性能に見えるでしょ?
少ぉしずつかけて。メーターと音を比べながら切ったり入れたり。聞きやすくなるけど音量は上がらない様にやってみました。
ちょっとだけ良くなったかも。ザラッとした所が減った気がします。
確かマスタリングは少しずつ、て何処かで読んだ気がして。もっともマスタリングと言うわけではなくてただの仕上げのひと手間ですが。
どちらかと言うと悪足掻きと言うべきでは?
ちょっとずつ幾つもコンプとか掛ければ良いんでしょ?てなわけで次に挿したのはLogic Channel(→ダウンロード)。
これはバスコンプじゃないと思いますが?普通のチャンネルストリップじゃない。実機に近いかどうかも分からないや。ここで使うものじゃないんじゃないかしら。
大抵SSL9000シリーズのチャンネルストリップのエミュレータは何万もするから、ひょっとして似ているのは見た目だけかも。
SmackLabsさんに失礼よ。知りもしないで。
とにかく。アナログぽくゆったりとした掛かり方だから、これまた少しだけ掛けてみて。どうせバカ耳なんだから、ムードよムード。
うん。なんとなくピントが合ってきた感じ。
何でも挿せば良いんでしょ?てわけで次はこの間キャンペーンで貰ったAVA Mastering EQ(→製品ページ)。
定価は一万円くらいするのね。
ちゃんと[Mastering]て書いてあるし、見た目も高級そうだし。いかにもアウトボードのエフェクターって感じです。
30バンドぐらいあるから、グライコみたいなもの。滑らかにEQが掛けられます。これまたメーターを見ながら聴き比べながら少しずつ調節。
ギョーカイの作法らしいので、一応20Hzより下と20kHzより上は切るようにしました。
と、ここまでちょびちょびと改善してきたつもりです。そろそろセンセーを挿そうかしら。
iZotopeのOzone(→製品ページ)。
有名なマスタリング総合FXで、今はVer.10なのね。
持っているのはVer.8と9。
グレードによって入っているツールの数が変わるけれど、もちろん一番下のElements。
このごろ少しおとなしくなっている様ですが、以前はしょっちゅうキャンペーンをやっていたのでどちらもタダで貰ったものです。定価で買うと2万円ぐらいします。
おカネを出すならElementsじゃなくてStandard以上が良いみたい。
なんたってしょっちゅうElementsよりも安くStandardを特売しているから、Elementsを売る気はあんまりないみたいです。
機能的にも断然有利。有料FXを実感できそうです。買えないけど。
ともかくOzone ElementsのVer.8を挿して。
EQ・イメージャー・マキシマイザーが入っています。
ジャンルや用途に沿ったプリセットがあったり、AI診断みたいにトラックを聞かせて自動調節してもらえたりと言うのがミソ。
これまでの恐る恐るな調整を全部吹っ飛ばすような勢いでガツッと調節してくれます。
プリセットを試しながら微調整。マキシマイザーはかかりがきついから少し設定を大人しくしました。
だいたい出来上がりじゃないかしら。
それではもう一つOzoneを挿しましょう。
待て待て。
Ozoneを2つ直列する意味が分かりません。
良いじゃぁ無いの。やってみたいんだから。
と言うわけで更にOzone。今度はVer.9。
殆ど大差ないと思います。まるっきり同じかも。
今度はAI診断してもらって自動調節。
そりゃそうだよね。EQもほとんど無修正の結果となりました。
でもなんとなく音が変わって聞こえます。
結局。
コンプ→コンプ→EQ→EQ→イメージャー→マキシマイザー→EQ→イメージャー→マキシマイザー
と言うハチャメチャな接続となりながら、オーディオに書き出す事になりました。
さっきのツーミックスと聞き比べてみると、音は滑らかでくっきり。音圧も上がりました。
…といったんDAWを離れて。
普通にオーディオファイルとして再生してみました。
あぁ。
物凄く低域がこもってる。
こんなにオーディオエンジンが変わって音が変わってしまうのは、やっぱり失敗よ。
元がダメだと修正は利かないって言うのはやっぱり本当なんだなとあらためて実感しました。
もう少し悪足掻きするか。
そんなこんなでお粗末様でした。
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