ISO Rev
2023.10.12 リリース(→配信リンク一覧)。
配信の世の中に物理メディアも出してないのにA面・B面もあったもんじゃありませんが、なにぶん昭和なヤツなんで変えられず。
Side A
1. She hogs memory(→Spotify)
ここ最近のテーマは「バンドとフルオケの合体ものを作れるようになりたい」と言うもの。
ただし、練習も勉強もしないでなりたい。
そんなムシの良い話はあるはずもなく、それでもだらだらと作業する内に曲は完成して行くのでした。
この曲はパートが多く、メモリーをとても喰うのよ。貧弱な環境ではギリギリラインの作業だったのでこんなタイトルにしたけれど、タイトルだけで見るとフラられた彼女に未練たっぷりみたいなニュアンスになった気もします。結果オーライ。
2. Devotion(→Spotify)
ミックスはともかく、曲としては結構気に入っているのです。でもあんまりウケないみたい。
KORGのヴィンテージシンセにΣって言うのがあって。
無料のエミュレータにStigmaと言うのがあるのです(→ダウンロード)。
サンプル&ホールド(S/H)の音がプリセットでパッと鳴るのですが、このグチュグチュって言う音が懐かしくて作り始めました。
珍しく情景が浮かびそうな、ちょっとセンチメンタルな曲になりました。
3. テクテク歩こう(→Spotify)
小僧の頃からポップス系の人からはメタルの人と言われ、メタルの人からはクラシックの人と言われ。クラシックの人には変な人と言われておりました。
あぁ。よだかみたいな私。
1回しか読んでないけどね。
激しめの曲を作り終えると、毒の無いものを作らないとリセットできない習性がある様です。
結果としてギャーーッみたいな曲とお花畑な曲が交互に生産される展開となっております。
120BPMあたりの王道が苦手なので練習しようと思い作りました。
4. 鯨と秋刀魚と(→Spotify)
腰を据えてバンドとフルオケの合体ものを作ろうとした実験作なのです。
ド素人にはかなり手強くて、ギターリフが馴染まずどうしたらよいのやらと言う気のまま作業が進みました。
やはりオケものはダイナミクスの幅が広いので、ミックスの時に失敗して音量がふがふが言っちゃったりと反省点が多いものになりました。
もっと迫力ある勇壮な感じになるかと思ったけれど実力不足。
タイトルは何にも思いつかず、低音とチャラチャラした音の掛け合いが多いから鯨と秋刀魚かなぁ…
…まさか本当にこれでクレジットされるとは思いませんでした。誰か止めてくれよ。
秋刀魚が食べたかっただけなんだよ。
5. Burned On(→Spotify)
シャッフルビート苦手なんだよね、と言う事で挑戦しました。
バンドとフルオケが合体してちょっと後ノリのシャッフルビートにセロとかが載るとカッコいいんだ、と発見した曲です。
発見したのは良いけれど、活かせているとは言い難いのよ。
ハモンドのソロの所でリングモジュレータを使って汚しに回ったのですが、大雑把な性格が災いしたのか謎のソロになりました。
個人的にはこう言うやや遅めのシャッフル系のリフは嫌い…徒競走みたいなものの方が好きよ。
6. Buddy(→Spotify)
ミドルテンポが苦手なんだよね。でも暑苦しいものも作ってみようかなぁ、と言うもの。
ド素人あるあるで、いつも曲全体を音で埋め尽くしてしまいます。その上更にペンキみたいに厚塗り。
これはいけないってわかっているんだけど、やめられないのが素人の素人たる所以でして。
今回はかなり頑張って空白にこだわりました。
ギターはガチで弾けないのですが、手の届くギリギリぐらい〇ン〇ンの前辺りのポジションでストラトを弾くトサカの人をイメージして作りました。
ベースの人はシケモクを咥えながらだるそうに弾いてるイメージ。
いや。そんなに元気じゃない感じ。
空白の多いものはひょっとしたらライブ感のあるものにできるかも知れないと思ったのが収穫でした。
7. Mr.Morse II(→Spotify)
A面最後は実験作。
何も思いつかなかったので、モールス信号を並べて。ここからリフを作ったのです。
自ずと4拍子からは外れる事になりまして。無調・無拍子的な造りとなりました。
思ったほど奇妙な曲にはならなかったので、B面アタマでも良いかなと思いました。
でもA面最後が煙草と酒っぽいまんまじゃなんかいがらっぽいからA面に回ってもらった次第です。
しばらくバンドとフルオケで作っていたので疲れたのか編成は少な目。
最初にモールス信号でなんて打ったかはナイショなの。
かくしてB面へと続きます。
あ。レコード盤は実在しませんからね。
そんなこんなでお粗末様でした。




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