なにやらお菓子みたいなお茶をご馳走になって、イチゴとハチミツ入りの紅茶だそうで。そう言えば以前午後ティーにあった様な無かったような。
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今回のお題はロングテール。やたらと長い後奏をどうしようかと言うものです。今入れているのはシンセ。
出だしにイントロを少しだけシンセで鳴らそうと思うのです。途中からはオーケストラが入るからブラスに交代する予定です。
まずはギターリフに載せてへやぁーーってカーテンみたいに降りてくるロングトーンをアナログタイプのシンセで入れました。
あ。一応使ったのは無料のEssence Plusね(→ダウンロード)。
3VCO+Moogフィルターのセッティング。
アナログ系の王道な構成です。かてて加えてSuperSawとかも出せる便利シンセなのよ。
ラダーフィルターとか言って、LPFを4つ繋げたタイプのものがMoogフィルターって事の様です。
フィルターが直列で掛かって、特性は-24dB/oct。結構スパッと切れる感じ。△マークはフィードバックとアンプだからいわゆるResonanceね。
プログラムに実装する解説があった。
世の中アタマいい人が居るよねぇ。もう「ラプラス変換」て書かれているだけでひれ伏すのよ。
たぶん物凄く丁寧に優しくラプラス変換を説明して下さっているページ(→【こんとろラボ】)。
自分は微分よりもずっと手前のsin cosあたりからもう怪しいんだよねぇ…
遠い昔。初めて買ったシンセはYAMAHAのCS-10だったけれど、フィルターは-12dB/oct。
ソフトな掛かり方で、なんか思ってたのと違ーうなんて悪態を吐いたりしたものです。レゾナンスを上げても共鳴はしないのよ。
そうそう。出てすぐ買ったからか裏板は木製でした。後から買った後輩のはプラみたいなのになってた。
およそ半世紀過ぎてタダでMoogフィルターを使える時代になりましたが、だからと言って思い通りの音が出せる人にはならなかったよと当時の自分に言ってやりたいものです。自分の無能を道具のせいにするんじゃあないよ。
…ラプラス変換辺りから僻みモードに入ってしまいました。さてさて。
メロディの方はFMシンセを使って、パオーッと言うかギャイーッて言うかの中間みたいな音にしました。
使ったのはこれまたベタに無料DX7クローンのDEXED(→ダウンロード)。
ギター達と合わせながら音を微調整して行きました。相殺されちゃうのか、単体の時とみんなで合わせた時ってイメージ変わるよね。モゴモゴいう所は削ってあげないと他の人に迷惑だし。
微調整は、Essence Plusの時は主にフィルターのCUTOFFとRESOで行いました。ちょびっとだけ変えたり、後はエンベロープのかかり方のENV AMTを少々。
DEXEDは、フィルターって言う概念が無い加算合成シンセ。オマケで付いている左下のCutoffはノータッチ。そもそも実機にはついてないツマミだし。
微調整はモジュレータって言ってアルゴリズムの二段目より上の方のオペレーターのLEVELでやって行きました。こいつでちょっとずつ音色が変わるのよね。
まぁこんなもんでいっか。と言う所になりました。
ところで。このシンセ、どアタマの一瞬だけの出番で良いのかしら。
ライブでやる事を考えてみると、
ゼッタイやらないんだから余計な心配。
このためだけに2台シンセを使うなんて勿体ないのよ。最近はメモリーがあるから途中で音色を変えれば良い気もするけど、番号を間違えるじゃないの。
あなただけよ。
この頃はライブでもPC制御だし。
誘惑には克てず、へやぁーーっは他の場所でも何度か出現する事にしました。同じ感じじゃ芸が無いから低音だけでうぉーーーってやってみたり、低音と高音を重ねてみたり。
パォギャィーも出番を増やして、アクセントでパッて鳴る所で入れてみたり。長い後奏に入る前でもイントロに戻って来るので、再び弾いてみたり。和音で弾いたりオクターブユニゾンだったり単音だったりと色々と試してみました。
同じシンセでも弾き方や音域でムードが変わるから使い回しって思われないかもなぁ、なんてほくそえんでおります。
普通にバレるでしょ。
そんな事をやっているものだから、折角調整したのに別の場所ではしっくり来なかったりし始めました。
ごそごそと調整して。
結局どこの場所でもありきたりに聴こえる音色となりましたとさ。
そんなこんなでお粗末様でした。
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