通りすがりの子スズメが塀を飛び越えようとしてギリッギリのクリア。攻めるタイプ?
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今はミックスをやり始めた所。まずはそれぞれ音をきちんとしようと思います。
打込みの音源から出た音なんだから、もう十分に調節されているはず。分かっちゃいるけど何かやって爪痕を残したいのよ。
と言うわけでドラムから始めてまずはキック(→昨日の話)。
こんなもんかなぁと鼻をほじりつつ、スネアに移りました。
音決めする時って、まずはコンプなんでしょう?
いかにもな見た目のAnalog Obsession FETISH(→ダウンロード)。
右側がコンプだよね。
これがハードル高いのよ。
ギター弾きたいって思った時の最初のハードルがFのセーハなのと似ている気がしてなりません。
ピアノの場合はそう言うハードルはなかなか出てこないけれど、メソッド的にクソつまらんものが初期に延々続くのがハードルかしら。なにがドードードードーよ。
そう言うスタンスだから結局何もモノにならんのよ。
ともかく。ミックスしようと思ったらコンプは避けて通れない感じです。
一番簡単なのだと、ツマミ1つのヤツがあるよね。正直何が変わるんだか全然分からなかったのです。
ドラム音源MT-POWER DrumKit 2(→ダウンロード)についているミキサーのコンプ。
音のツブを揃えるのよ、とか。レベルオーバーを防ぐのよ、とか。
そんな事言われたってねぇ。ツマミを回してもオーバーするものはするし、ツブが揃っているどうかなんて聴き分けられる耳も無く。
ギターの人の小箱だとツマミは2つになって。
MXRのDyna Comp M102(→製品ページ)
これは少しだけ分かる気がするけれど、掛かりが微妙過ぎてもやもやします。なんかペケペケ言わなくなった気がするとか、ロングトーンが切れにくくなるかなぁとか。ギター小僧って繊細なんだなぁなんて思ったり。
ま、ギターはガチで弾けないからわかりゃしないのよ。
そうこうする内に、音圧の話を聞くようになりました。要するに音がデカくなるんだってっ。本当かしら。
もう一つは音の距離感。近くなったり遠くなったり前後するでしょ?てよく解説されていますが、チンプンカンプン。
わからんねぇ。コンプ。
耳が悪過ぎよ。
自分だけなのかなぁ。ホントはみんなも分かった風味なんじゃないかしら。
失礼過ぎます。
悪態を吐いていても作業は進みませんで。コンプを挿そう。
もうちょっとわかりやすいコンプにしてくれよ、と言うわけで挿したのはReaComp(→ダウンロード)。ツマミが多いと言う事は逆に分かりやすいと言う事ではないかと思います。
そもそも。「コンプを使うと音がデカくなるよ」とよく言われていますが、個人的には「コンプ挿すと音が小っさくなる」と言う感想だったのです。
コンプレッサーって何よ、と訊いてみると。
一定のレベルを超えた音をググっと抑え込むそうでして。それってリミッターじゃないの?
いやいや。リミッターはバスっとカットするけれど、コンプはググっと抑えるのよ。
ふぅむ。だからレベルオーバーする時はするのかしら。
音を抑えるから音量は入力よりも下がるよね。音が大きくなるわけないじゃない。
そこでメイクアップって言う作業があるそうで。
まさかコンプでメイクアップする度に美少女戦士に出てもらう気じゃないでしょうね。
亜美ちゃん派。
どうでもいいのよ。
メイクアップってのは要するに出力のゲインを上げて入力と同じくらいにするって事ね。
これをやっていなかったからコンプかける=音が小さくなるって思っていたみたいです。
アタマを抑えておいて音量を上げるから、小さい音は音量が上がってそりゃぁデカくなるのも当然よ。
一方で音量の差が縮まるから耳元でガナっているのと同じ状態に近づくわけで、だから音が近くなったり遠くなったりするって言う話だったのかぁ。
メイクアップが結構面倒くさい難しい気もしますが、ReaCompにはド素人にも優しいAuto Make-Upボタンが付いています。
素人だから、オンにしてやって行こう。
どこからググっと抑えるかを決めるのがスレショルド。
音の山を見ながら、ちょっと出た頭を抑えるとかぎゅうぎゅうに抑え込むとか位置を決めるみたいです。
今やってるのはスネアなんだけど、ズバンのバ辺りの所よりチョイ下くらいが良いかしら。
で、ググっと抑える力加減がレシオだそうで。
これは、ものの本とか人とかによって言う事全然変わるみたい。使い道にもよるって事の様です。
当然かければかける程原音から遠くなるから、せいぜい3:1ぐらいまでって言う人もいればガッツリかけちゃえって言う人もいます。
この頃は思い切りよく5とか10とかにする事もちょいちょい。
このスレショルドとレシオで、スネアの音は結構感じが変わって来ます。分かりやすいじゃないの。
ズバンがズバァみたいになったりスカンになったり。相関関係が強いからツマミ一つずつを決めて行くのが結構難しくて、バランスを考えながらいじってみる感じかしら。
これはシンセのフィルターエンベロープをかける時にエンベロープのかかりの強さとフィルターのFRQとレゾナンスを連動的に設定しなくちゃならないのと似ているかも。
コンプには他にもツマミがあって。
アタックって言うのはググっと抑え込む力の入れ加減のスピードで、リリースは逆に放すスピードだそうです。
スレショルドを超えた時。即座に出席簿でバンッとアタマを叩く理科教師タイプがアタック短めで、ぐぐぐぅッとゲンコツを脳天に抑えつけて来る柔道の先生タイプがスローアタック。
それ、偏見です。
アタックを遅めにすると、スネアの最初のスティックが皮を叩く音が強く鳴ります。早くすると小さくなって、ReaCompの場合はPre-Compって言うツマミもあります。オーバーする前に出席簿をフライングで振り回してくるヒステリー教師タイプに変身。
そうすると、皮を叩く音も抑えられて滑らかな感じになるみたい。
でもレシオを強くしてアタックがあんまり遅いと結局レベルオーバーしちゃうから、そうそう極端な事も出来ないみたいです。リミッター挿せばいいのかな。
リリースの方はぐりぐり脳天を抑えていたゲンコツを緩めるスピードだから、長くした方が効くわけで。
リリースを短くすると、まだ音がデカい内に手を放す事になるから、出てくる音は大きくなります。
スネアだとズバンがズバーンになる感じ。
…と、少しはコンプ苦手意識が薄れてきたようにも思うのですが。
今回のスネア。
コンプをかけて行くと
ズバーン.ス
スネア叩いた後に、なんかちっちゃいスがあるっ。
はぁ。これだからコンプはイヤよ。
そんなこんなでお粗末様でした。
えっKnee??
なんかいい感じになる時があるのはわかるんだけど、まだちょっと呑み込めない感じ。
ド素人め…
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