来年はWindows10のサポート終わるからカイシャのPC入れ替えなくちゃと思っていたら、今週次々ぶっ壊れて前倒し自動更新状態。やっぱ梅雨だからかな。
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今回もバンドとフルオケの合体ものを作っていて、今はミックス中。木管パートをやっております。
ぜーんぶ打ち込みで音源頼みの作業ですから、そのままで音は十分洗練されています。それでも色々手を加えたいっていうのがド素人あるある。
とは言え。結局のところ、コンプとEQばっかりになります。余計なことはなるべくやらない様にしよう、と思うのです…
…が。
バンドとフルオケの合体ものと言うと、まずパート数が膨大です。
加えて、メロディとバッキングの分担がかなり曖昧。主役が目まぐるしく交代します。USA for Africa(→YouTube)かっつーの。
ブルース・スプリングスティーンが出てくるところが好き。
この人。あ。シンディも好きよ。
そこまで強弱をつけて作っていなくて。そうかと言ってフェーダーを目まぐるしく動かすのもなんだか恐ろしいのよ。
そこで取った作戦は3つ。
第一作戦。ちょっと際立たせたい所がある時はエキサイターをかけました。
使ったのは無料のLa Petite Excite(→ダウンロード)。
オートメーションで出番の時だけツマミが上がる様にして。
思ったよりもスッキリ聴こえる様になりました。アタマひとつ背伸びしてひょっこり顔を出した様な感じ。ビオラやセロが出張ってくる時にうまく行きました。
第二作戦はトランジェントシェイパー。
使ったのはPuncher2の無料版Lite(→ダウンロード)。
スネアのショットとかベースのスラップのところとかだけちょっと浮き出る様になりました。
ただPuncher2は油断すると激しく切り立つのですぐレベルオーバーしちゃう。控えめが良いのかも知れません。
アクセントで聴き取りやすくなりました。
だんだん億劫になって来て、結局第三作戦ではマキシマイザー。
超有名。W1 Limiter(→ダウンロード)ね。
出番の時だけスレショルドを-2.3dBとかにしてちょっと前に出てもらいました。
これが一番手っ取り早いわ。
さてさて。フルートのトラックも前に出たり後ろに下がったりしなくてはなりません。
元々目立つ方の楽器だからそんなに色々やらなくても強弱だけでそれなりにやってくれます。
むしろおとなしくバックに回ってもらう方に苦労しました。単純に音量を下げよう。
曲の冒頭にソロがちょっとだけあるのです。
コントラバスとかが低音でラーーーーと弾いている上で吹くのです。
ここフルートで良かったのかな。
確かに横笛の音ではあるのですが、どちらかと言うとアジア風味。山の中っぽいムードです。
イメージとしては怪傑ライオン丸のオープニングとか(→YouTube)
映画「レッドクリフ」(→【AllCinema】)での周瑜と牛を盗まれた少年のからみの所とか
たとえが変っ。
要するに牛若丸でしょっ
ま。そうなんだけど。牛若丸は京都じゃないの。もっと山の中。
牛の一件が獅童の特攻に通じるわけだし、結構重要な場面よ。
確かに大ヒットしたけど、観てない人も多いと思うよ。
ともかく。山の中で笛を吹いた感じにしたいのです。冒頭だけ。
シンセでやれば良かったかなぁ。でもそうなると折角のバンドとフルオケの合体ものって言うテーマからは逸れる気がします。
そこで。
フルートは冒頭の部分だけ遅めのやまびこディレイをかけました。
なんか物足りない、ってんでリバーブもがっつりかけて。
うん。ライオン丸。ただし。最早やフルートではないな。シンセだよ。
怪傑ライオン丸のオープニングはほとんどエコーかかっていません。さっきYouTubeで確認したじゃないの。
イメージよ、イメージ。
この頃はリバーブもバズーカみたいなスプリングリバーブか畳みたいなプレートリバーブで超贅沢品だったし、ディレイもテープエコーしか無かったんじゃないかな。きっと本当はガッツリかけたかったんだと思うよ。
今回のミックスはこの様に、やたらとあっちのツマミこっちのツマミを動かしながらのセッティングとなっています。実機だったら気が狂いそう。
あ。実機もオートメーションあるか。
そんなこんなでお粗末様でした。
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