秋には仕上がるだろうと夏からまとめ始めましたが、雲行きが怪しくなって参りました。
弾けない
人からは憧れの的な、ギタリストの足下にある魔法の小箱。
遠い昔はエフェクターと呼ばれておりました。
いつの頃からかストンプと呼ばれる様になった様で。まぁ確かに踏んづけるからね。
以前はエフェクターボードと呼ばれていた、
スナイパーの武器箱みたいなヤツもこの頃はペダルボードと呼ばれる様です。
これらはだいたいギターとアンプの間に繋ぐわけでして、DAWの上に呼んで来たギター音源だって同じ様に色々繋ぎたいのです。
取り敢えず、ストンプとこの場では呼ぶ事にします。
アンプ
シミュレーターにストンプが一通り付いてくる事も多くて。
例えばAmped Roots Free(→ダウンロード)だと[PEDALBOARD]って言うタブで切り替えるとストンプが出てきます。何があるかな…
- ノイズゲート
- ドライブ
- ディレイ
- リバーブ
と並んでいます。ギター小僧の足下ってそんなのだったっけ。
AmpliTube CS(→ダウンロード)はどうだろう。
6つ並べられて、順番も自由自在。パッチも組めるみたい。無料版では何が使えるのかな…
今使っているPCにはAmpliTubeを入れていなくて、インストールしてからあらためて確認となりました。入れていないのは、最近は有料のToneLib GFXを使っているから。
ディレイにディストーション。ノイズゲート・コンプ・グライコ・ワウワウ・コーラスにフランジャー。まだまだあるよ。トレモロにボリュームペダル。アンプシミュレーターのTONEXのストンプも使えるんだってっ。
沢山あるな。もうこれで揃ったじゃないの。
以外なのはフェイザーとリバーブが無いくらいかしら。
それでもAmpliTubeをあまりお勧めしないのはどうかと思うよ。
いや、個人的にどうも苦手ってだけです。
Guitar Rig Player(→ダウンロード)は小箱の格好をしていなくて、
ラックにマウントされているイメージ。
ラックのエフェクターの方が高級で高くて、後ろの方やミキサーに繋ぐイメージだけれども。役割は同じだから、どっちでもいいのよ。
小僧の頃に手伝っていたバンドのギター小僧は、いつもボード二枚と4Uのラックを持ってスタジオに現れました。
こんな箱。大荷物。
当時は沢山繋ぐ方が偉いみたいな風潮があったのね。
その後マルチエフェクターみたいなプログラムできる全部入りのエフェクターが出て。
出始めの頃はこんなの。BOSSのME-6。押入れのどこかにあります。弾けないけどなぜか持っているのよ。
ZOOMが出始めの頃、その頃つるんでいたギター小僧がギターケースだけ持って現れたのには時代の変化を感じたものです。ポケットから取り出した小箱だけでガンガンに鳴るからねぇ。
初期の頃もこんな感じでした。
ガチで弾けない身としては、やっぱりゴチャゴチャ並んだ小箱に憧れます。
そんなわけで、チョコマカと小箱を使いたいのです。
もうほとんど揃ったじゃないの。
憧れの
小箱って言うのがあるのよ。
例えば小僧の頃にギターの人のボードにほぼ十中八九入っていた緑の箱。
Ibanezのチューブスクリーマー。
無料のエミュレータは色々出ていて、一つお薦めするならTSEの808(→ダウンロード)。
ジミヘンが使っていたって言うダンロップのファズとか。
バージョンが幾つかあるみたいね。
無料エミュレータだとDistorqueのFace Bender(→ダウンロード)ね。
右下にあるグレーのヤツはTone Bender mkIIのエミュレータへの切替え。
ジミー・ペイジで有名なファズ。二人分使えるのです。
個人的には黄色い箱にも憧れがあって、MXRの104がカッコいいなと思っていました。
なんたってランディ御愛用ですからね。
Distorqueがこれも無料でエミュレータを出してくれていてPlus Distortion(→ダウンロード)。
個人的には、こちらのバージョンはちょいちょい不具合が出るので旧バージョンを一応挙げておきます。
旧バージョンダウンロード→【Plugins4Free】
インギーでしょってんでDODのエミュレータも入れてあります。
DOD250のエミュレータはDoDoD(→ダウンロード)。
これは旧モデルで、5つのオーバードライブのバンドルされた無料のPEDALzに統合されました(→ダウンロード)。
…と。歪み系ばっかりじゃない。
一般的に
ギターの先に、アンプまで何を繋いでいるかと言うと
ノイズゲート
コンプレッサー
オーバードライブなど
EQ
フェイザーやフランジャーみたいな回転系
コーラス
微調整用のEQ
ディレイやリバーブみたいな残響系
って言う人が多いと思います。途中でボリュームペダルを挟んだりワウワウを挟んだり。
ワウワウと言うと、ジミヘンもだけどCharさんや山本恭司さんがすんごく使っているイメージ。
何しろ、弾かずに音源で鳴らすので基本的にノイズは出ません。
だからノイズゲートは要らないのよ。
そしてコンプも調整済みだから下手にいじらない方が良いかも。
そんなわけでオーバードライブに偏ってしまいます。
EQや回転系はそれこそ無数にあるから、自分に合うのを探す感じかも。
その手間を省くためのまとめじゃないの?
ハイハイ。これで取りあえず殆ど何でもそろったつもりです。
最後にマイナーなペダルボードのプラグインでも挙げておこう。
LostIn70sのLIVE PEDALBOARD(→ダウンロード)。
一通りのストンプを6種類並べられます。
可もなく不可もなく。結構動作が軽いのが良い所かも。
あちらこちらで古めの記事だと推奨されているのがPedals(→ダウンロード)
って言うプラグインかも知れません。
アンプも付いてるし、ストンプも20種類でタダって言うお得なギターFXです。
難点は32bit版しかない事かしら、と思うのですが。個人的にはこのプラグイン、
とんでもなくリソースを喰う
のよ。
64bitの今ではそんなに無理してこれにしなくても良いのじゃないかしら。
お口直しに。個人的に物凄く多用しているコーラスのストンプがあって、
MercuriallのWS-1(→ダウンロード)。
いずれにしても、小箱はテンション上がるわね。
そんなこんなでお粗末様でした。
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