日々やらかす失態のネタが切れると始まるまとめ。今回はまとめとは思えぬ冗長っぷりです。
要するにタダで曲を作ろうと言うわけですが。今ではAIもありますから、こんな曲作ってって言うとハイどうぞと出て来る世の中です。
最近だとudio(→【udio.com】)とか。
3分で2曲作ってくれました。こちとら年間数曲ペースだと言うのに。
あぁでも自分が作りましたって思えるオリジナル曲を作りたい。でもでも練習とか勉強とかはイヤよ。スクールや講座なんて論外。おカネもありゃしないわ。
そんな希望に寄り添おうと言うつもりで今回は書いております。ついでに言うと、人付き合いも苦手。独りでこっそりやりたいのよ。
それ、半世紀前のあなたでしょうが。
ま。そうかもね。当時はタダでは曲を作れなかったけど。
とにかく。プラグインでメンバーを集めていて、ドラムにベース・ピアノにギターさんが揃った所です。
ギターは
あ。エレキの話ね。
エレキと言えば寺内タケシさん(→【amazon】)。
ギターだけでは役に立たなくて。最低でもアンプが必要です。これは実機でも同じ。
とは言え、日本の住宅事情ではアンプはなかなか鳴らせません。
そんなわけで、アンプシミュレーターってのがあります。プログラムでアンプの真似をするもの。
ヘッドホン挿せば良いのでは?
そうでもないのです。
アンプって言うのは大きく分けてアンプとスピーカーからできています。
アコースティックギターはボディがアンプみたいなものだけど、エレキのボディには基本的にはこの機能が無いのでアンプに繋ぐのね。
知ってるよ。
その後キャビネットと呼ばれるスピーカーから音が出て。更に録音したりするのにはマイクで音を拾うわけです。
シンセは一般的にはそんな面倒な事はやらずに機材から直接ラインで録音するけれど、エレキがこんな回りくどい事をするのには理由があって。「音が変わる」のよ。
この様なわけなので、ギター音源の先には最低でもアンプシミュレーターとキャビネットシミュレーターが繋がるのです。
キャビネットシミュレーターを繋がなくても良いものもあるけれど、基本的にはこの2つが繋がると思っていた方が後々助かります。
キャビネットの
シミュレーターと言うとよく話に出て来るのがIRデータ。
できる限り専門用語みたいなのは避けようと努めておりますが、前回の「サウンドフォント」に続いてまた出てきてしまいました。これだからイヤよ。
IRデータって言うのは、ポツッて言う凄く短い音を鳴らした時にその音がどんな風に反響するかみたいなデータ。実際に録音してみるのが基本です。
水槽に水滴を一滴落として、波紋がどう拡がるかを記録するのにも似ています。
何が便利かと言うと。凄く短い音を鳴らして記録した響き方のデータを、普通の演奏の音で再現するとあら不思議。その部屋が再現できるって言う仕組みです。
これ、て記録したデータがそのまま関数になっている様なもの。だとすると、入力に対して一定の変化をさせて出力するものをIRデータに記録すれば一定の関数に変換して再現できるできるものが作れるよねって閃いた人がいた様です。アタマ良いねぇ。
実際は世の中そう簡単には行かない様で、色々と工夫がされております。
こうしてできたのがIRキャビネットシミュレーターで、アンプから出た音をスピーカーから鳴らしてマイクで拾うと音はこうなるよと言う加工をしてくれます。
どうでもいいけど話が長げぇ。
年寄りだもの。
ギターの人をタダで集めるのにサウンドフォントのUI Standard Guitarを呼びました(→【ギター編】)。
まだ生音だから、アンプをまず繋ごう。
アンプは
これまたとんでもない量のプラグインがあります。ギターも弾けないし、素人にも優しいタダのアンプは無いかしら。
やっぱりコレかなあ。と渋々
Guitar Rig Player
たぶん一番有名。そして一番親切。一番ハズレない音が出ると思います(→ダウンロード)。
無料版でもいろんなプリセットがあって、あんな感じって言う音はだいたい出せます。
強いて文句を言うとすると
- Native Instrumentsの他のプログラムも入れたくなっちゃう。
- あまりに優等生過ぎて愕然とする。
ことかしら。
もう少し凝り性になって来ると出会うのはこれまた超有名
AmpliTube Custom Shop
実在するアンプやマイクのシミュレーターの無料版(→ダウンロード)。
ややギター小僧臭がしてくるプラグインです。
強いてケチをつけるなら
- 他のアンプが欲しくなるので買い足し注意。
- 意外と音は全般に硬めかも。
うーん。無理矢理感のあるケチの付け方になりました。要するに有名だから僻んでいるだけ。
ちゃんと弾けるギター小僧の方々はアンプシミュと言うとやっぱり有料のものを使う様でして。
OVERLOUDとかPositive Gridとか専業メーカーみたいなところのものが人気みたい。たまに無料のものも出ます。
そんなに気合は入れたくないので、個人的なオススメを幾つか。
Nick Crow Lab
チョイ古めな感じだけど、結局一番使っている気がします。いくつかあるけど
8505LEAD(→ダウンロード)が結構いいと思います。
Peaveyのアンプのシミュレータだと言われています。
これかなぁ説。
エディで有名な5150
っぽいのもあります(NickCrowLab7170→ダウンロード)。
似てるって言えば似てるけど
Amped Roots Free
EVHアンプの エミュレータだから同系統かぁ(→ダウンロード)。
無料版でもちゃんと鳴ります。
キャビネットシミュレータのON/OFFもできるのね。
好み的に似たような系統ばかり使ってしまいますが、もっとオシャレな感じの音が欲しい時に意外と手軽なのが
Blue Cat’s Free Amp
クリアートーンを含む3種類のアンプが収録されています(→ダウンロード)。
逆にもっとノイジーなギャーッと言うかジャーッな音が得意だと感じているのが
Ignite Amps
のアンプたち。
色々あるけれど、バッキングとリードの切替ができるライブ即戦力系のものが多いみたい。
たまに使うのがEmissaryです(→ダウンロード)。
ちょっとガチ勢向けな気もするプラグインです。Ignite Ampsさんに言ったら是非入れておいて欲しいのがキャビネットシミュレータ。先程延々と書いたIRシミュレータです。
NadIR
二系統のIRシミュレータです(→ダウンロード)。
キャビネットやマイクのIRデータはある程度収録されていますが、他にも検索するとあちらこちらに見つかります。本体はwavデータだからYouTubeとかに置いてあるのがちょっと面白かったり。
ギターは
まだまだ手間が掛かるのね。足元のアレよ。
こんなの。これに憧れるよねぇ。ペダルボード。
次回はこの辺を集めよう。
そんなこんなでお粗末様でした。
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