こんな事言うのも難ですが、ガチでギターは弾けません。
それでもギターの入っている曲を作りたいじゃない。て言う話です。
エレキギターは
ロック系の曲を作りたければ必修科目。なんだかんだ言ってもヒーローはギターよ。
ベックや
この時の横浜公演行ったのよ(→【JEFF BECK.com】)。
エディや
チャーさん
やっぱね。最強にカッコいいです(→【ZICCA.net】)。
みたいに、ギターヒーローと言えば最早や神の領域。
爪の垢程度で良いから曲に参加して欲しいものです。
ギターはドラムやピアノと比べると、キカイで再現するのが難しい楽器だった様です。PCM音源が出てからも暫くはギターだけリアルさが無い時代が続きました。
かてて加えて、ギターってヤツは神ではないまでも弾ける人が多くて。PCで曲を作る人もギターは自分で弾くよって言うパターンが永らく続いておりました。ちっ。
弾けないからって僻むなって。
でもそれじゃあ楽器や機材を買うのにカネがかかるし、そもそも練習しなくちゃならないじゃないのぉ。
そこで。この頃は音源にも良いのがあるから自動演奏してもらおう、と言う作戦。プラグインのエレキ音源ないかなぁ。タダで。
プラグインの音源は
おおよそ二種類に分かれます。ざっくり言うと
シンセサイザー
これはHIVE 2。タダじゃないのよ。
と
サンプラー。
これはSampleTank。タダのもあります。
シンセサイザー系の音源は、回路モデリングやプログラムで音を合成する音源。まあ大体「シンセ」と呼ばれています。
サンプラー系の音源は、実際に楽器を録音した音を鳴らす仕組み。色々と複雑だけど、基本的にテープレコーダーです。一般に「○○音源」と言えばだいたいサンプラーです。勿論ハイブリッドみたいなものもあります。むしろハイブリッドの方が多いかも。
実際に存在する楽器の音を鳴らすなら、シンセサイザーよりもサンプラーの方が効率が良い様です。
サンプラーは録音した音本体と、鳴らすための再生機とでできています。録音した音のデータの集まりには形式が幾つもあるのです。
仕様が公開されている方式のひとつにsfzと言う形式があって。他にも幾つか形式はあるけれど、今日ではsfz形式の録音データを事実上サウンドフォントと呼んでいます。
サウンドフォントにもsf2とか形式は他に幾つかあるし、世間でKONTAKTライブラリと呼ばれているものも同類。ただKONTAKTライブラリを鳴らすにはKONTAKTと言うプレイヤーが必要です。
やっと前回から引きずっていたサウンドフォントの話ができました。
本当にまとめ記事なのかって話よ。
sfz形式のサウンドフォントを鳴らせるプレイヤーの一番メジャーなのはsforzando(→ダウンロード)。
タダなのよ。と言うか、これだけはゼッタイ入れておいて下さいね。決して損はさせませんから。
タダのサウンドフォントも世の中山盛り公開されていて、sforzandoに読ませれば色んな楽器に早変わりって言う仕掛けなのです。
さてさて。
エレキギターの
サウンドフォントも色々あるのですが、
それをリストしてくれるんじゃないの?
事実上一択よ。
Unreal InstrumentsさんのStandard Guitar(→ダウンロード)。
ダウンロードページを開くと[Multi Articulation Guitar]と表示されるけど、同じものです。以前はStandard Guitarと呼ばれていたのです。
同じシリーズでMetal GTX(→ダウンロード)て言うのも公開されているので、ギター入れるならどちらかかなぁと思います。
収録されているのはほぼ原音。エレキをそのまま弾いた時のペケペケ音です。
エレキの弾き方には色々あるので、弾き方別の音を丁寧に収録してくれているのです。
どうもさっきから「エレキ」って言うのが鼻につくねぇ。
エレキと言えば寺内タケシさんでしょ(→公式ページ)。
キースイッチと言って、音域外の鍵盤を押すと弾き方が切り替えられる仕掛けになっています。
でも出てくる音はペケ音なので、最低限アンプが要るのは実機のエレキと同じです。
小僧の頃。ジャンプの裏表紙で売られていたエレキの通販に貯金全部はたいて切手を送って買った事があるのです。
エレキは届いたけれど、アンプも何も無いからペケ音。シールド買ったらおカネは尽きたし、ラジカセに無理矢理繋いでみたけれどジージー言うし。
結局まともにギターが鳴るまでにはその後4年かかりました。バイトできる歳になるまでアンプはおろかストラップも買えなかったのよ。もっとも、その頃にはギターも買い替えたけど。
弾けないんでしょ。
弾けなくたっておカネを出せばギターは買えます。
この様に。ギターっていうヤツは、買った後にケース・ピック・ストラップに始まりアンプだのエフェクターだのシールドだのペダルボードだのとやたらとカネがかかります。弦だってすぐ切れるし。
知らなかった自分が悪いのよ。
と言う訳で、次回はアンプだのなんだのをとりあえず揃えようと思います。
ブリッジソフトが内蔵されているCakewalkとかをDAWで使うなら、もっと気軽にナイスなエレキの音が出る音源もあります。
SuperRiff Guitar(→ダウンロード)。
32bit版しかない古いプラグインなのですが、ベロシティって言う音の強さでガガって言うミュート音・ギャーーって言うサスティン・キョエーエーエーエーって言うビブラートの3種類の音が鳴るのです。
ばっちりアンプも通した音だから挿してすぐ鳴らせます。
以前メインで使っていたのですが、その時は更にアンプを通していました。
毎日更新のつもりが二日がかりになっちゃたし、アンプの話はまた次回と言う事で。
そんなこんなでお粗末様でした。
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