今朝交差点で、道路の果てにでっかい富士山を一瞬見たんだけれど。幻視だったのかこの世のバグなのか。

こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今回のお題はセロから始めようと言う寒い駄洒落。一度も触ったことの無いセロのトラックを膨らませて曲にしようと言う企画です。
一通りのパートが出揃いました。
弦が5パート。リバーブを使うのでセンドで回して合計6トラックをバスにまとめてあります。
木管は7パート。やっぱりリバーブを用意して合計8トラックをバスにまとめて。
金管は4パート+リバーブの5トラック。
打楽器群も一応まとめて8トラック分がバスに合流。
他に鍵盤類が4パート。これは後回しにしよう。一応バスにまとめておきます。
取り敢えず5トラックで考えられる様にしました。
リバーブは、全体でひとつの方が良いと思うのです。みんなはどうやっているんだろう。
20も30もあるトラックをそれぞれ音決めして、センドでリバーブに回そうとするとマシンパワーが足りなくなっちゃう。
センドの前まででレンダリングし直して送ってみたり、リバーブそのものをやめたりしてみたけれど。毎度まいどどうもうまく行きません。
そこで今回は、同じセッティングのリバーブをバスごとに用意する事にしました。
取り敢えず弦パートから調整するか。
チャンネルストリップ
て言うのかしら。ミキサーにはお約束のFXが付いていて。
大抵は
- ゲイン
- コンプ
- EQ
- パン
- ボリューム
だと思います。
他にもセンドが複数送れたり、ゲートが付いていたり。
EQも幾つもあるものやハイ/ローだけのものがあったり、そもそも無かったり。
実機のエミュレータだと凄く高いプラグインもあったりしますが、そう言うのって値段も高ければ負荷も大きいんでしょう?
あっ。セールやってる。
激安っ!て思うかどうかはあなた次第って言う感じだね。超特価だいたい5,000円。それなら鰻食べるわ。
DAWによっては、あらかじめ標準でミキサーに付いているものが多いです。好みに応じて差替えも可能って言うのが主流じゃないかしら。
今回も使っているWaveform Free(→ダウンロード)は、標準でEQやコンプも付いてきますがミキサーには自分で挿しなって言う塩対応。
それなら勝手にやらせてもらうわってんで自前のタダのものを使っています。
最初、入っているのに気付かなかっただけでしょ。
海外で結構人気なのかな。REAPER(→製品ページ)て言うDAWの標準プラグインが無償で公開されています。ReaPlugs(→ダウンロード)。
ベーシックなコンプ・EQ・ディレイ・ゲートの他にマルチバンドコンプやノイズ除去もできるIRダイナミクスプロセッサ、MIDIコントローラやエフェクトをプログラミングできるツールなんかも入っています。全っ然高度じゃないの。
ノイズ除去が有名なんだけど、こちとら完全打ち込みですからノイズとはほぼ無縁。ベーシックなものだけで十分よ。と言うわけで個人的なチャンネルストリップはReaCompとReaEQです。
どちらもアナログぽさは全く無くて極めてドライなヤツですが、ド素人にはこっちの方が優しいわ。
まずは弦パートからってんで、バイオリンからコントラバスまでを調節します。
このくらいのトラック数なら、全部にコンプやEQを挿しても大丈夫。
オケ音源は元々きちんと調節されているから、下手に手を加えない方が良い気もします。でも何かしらやりたくなるのがド素人あるある。
リバーブのトラックにセンドで回して。今回はこの間入れたMagic7(→ダウンロード)を使ってみよう。
バイオリンから1パートずつ調節して行きました。
・・・
記事を書くのに手間どっている内に作業は進んで、弦パートの調節はこんな感じのプラグインになっちゃった。
変な事やってる所があちらこちら。
1つのチャンネルにボリュームが2つあるのは、オートメーションで音量を調節したいから。
「る」が抜けてるよ
チャンネル用のボリュームフェーダーをオートメーションすると、パート間のバランスを取る時に邪魔になっちゃいます。
そんなわけで、いわゆるフェーダーを動かす用のボリュームは別途追加しました。
こんな感じで、Waveformはプラグインを色々挿せて自由度が高くて便利です。ラックと言って、プラグインをひとかたまりパッチしてひとつのFXとする事もできます。フェーダーを二つ挿さなくても、他のDAWだったらゲイナーとかを使えばいっか。
第一バイオリンにディストーションが挿さっているのはクセみたいなもの。
どちらかと言うとバカの一つ覚え。
使っているのは無料のHOFA System BASIC(→ダウンロード)に入っているSYS Distortion。
音量が小さめでもくっきり聴こえるようになる気がします。煌びやかと言うか、音ヌケすると言うかな感じ。
第二バイオリンに早い段階でトランジェントシェイパーが挿してあるのは、恐らくアレンジの問題。
刻みが多いのだけど、迫力がもうちょっと欲しいから挿しました。
Puncher2 Lite(→ダウンロード)はタダだけど結構強力。
ただのトランジェントシェイパーじゃなくて、色々複合的に処理してくれるトランジェントプロセッサ―と言う事になっております。
音を鳴らしながらの操作性は反応が少しもっさりかも知れません。
ビオラやセロ、コントラバスにまでエキサイターが挿してあるのも恐らくアレンジの問題。
きちんと譜面を作っておけば不要だと思います。使ったのはLa Petite Excite(→ダウンロード)。
今回は、それぞれのパートが主旋律を受け持つところがあって。特にビオラが大活躍。
のべーっと再生するとどうも聴きづらいので、マキシマイザーを挿しました。
それぞれ、前に出る時に少しだけマキシマイザーを掛けて音圧を上げるようにオートメーションを書きました。
曲終わりや一時無音ぽくなる溜めの所では、リバーブやらサスティンやらが残ると汚くて。
そんな時もさっきのダブルボリューム作戦でオートメーション。
みんなをまとめた先のバスには大人系コンプのMJUC Jr.(→ダウンロード)を挿しました。
針があんまり動かない程度の軽い掛け方なんだけど、なんとなくカドが取れてまとまった感じになります。
こんなにあれこれと変なことをやりたくなるのは、基本的に譜面の問題。きちんとした譜面をきちんと演奏してあれば余計な事は要らないんだろうなぁ。
ま、無理なものは無理と諦めて木管もいじり倒そう。
そんなこんなでお粗末様でした。




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