久し振りにサイゼに行ったんだけど。ミラノ風ドリアって味変わった?

こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今はミックスをやっている所。
オケものぽい編成なので、パートをグループごとにまとめてミックスしております。
その後で一つにしようと言う二段構えの作戦。
弦・木管・金管・打楽器群がそれぞれまとまりました。
オケものなんだからこれでオッケーなはずだったのに、まだ少しトラックがあります。
シンセのパッドみたいなのが二本。シャララーンみたいなのが一つ。貼り付けたSEが一つ。
そして、ハープ。
ハープって、どこの仲間だろう。
弦楽器だからバイオリンやコントラバスと同じパートにするべきかしら。でも弦パートは既にミックス済みよ。
指で弦を弾く撥弦楽器だからギターの仲間かしら。でも今回ギターはお休み。
何十本も弦が張ってあって、1弦1音だからピアノの仲間かしら。これまた今回はお休み。
位置的はなんとなく第一バイオリンの外側後方に居る気がするから打楽器と仲良さそう。
・・・思ったより遠かったね。
もっとも。何がなんでもまとめる必要があるわけでは無いので、ハープだけ単独でも良いのですが。まとめるとなればまとめたいのよ。
で、結局シンセ達と同じグループにしました。
色々と都合があって、今回ハープさんには右側に居てもらうことにしました。
ピアノは反響板の都合を考えると左側ありきな気もしますが、ハープはボディが鳴るんだから右でも良いのかなぁと勝手に思い込んで変えました。
ガサツ…
何はともあれ、早いとこシンセとか有象無象をまとめちまおう。
失礼な言い草。
バスでまとめる手前に挿したFXはこんな感じ。
なにやらガッサリと挿してあるトラックもあります。後になって見返すと、なんじゃこりゃ。だね。
シンセの
1つ目。SuperWave P8(→ダウンロード)で作ったパッドのトラック。
単体で鳴らすとふぁやーって言う少し間抜けなパッドの音なんだけど、みんなと一緒に鳴らすと後ろに回ってザァーって言う風みたいに聴こえます。
このトラックはオーディオに書き出す前に結構しっかりエディットしたりFXをかけたのでそのまんまでいっか。と言うわけで、センドでリバーブ送っているだけです。
ハープは
触れば触るほどおかしなことになる気がするので、なるべくそうっとしておこう…
…と言うつもりだったのに、なんじゃこりゃぁ。
コンプ→EQ→リバーブにセンド。ま、ここまでは良いか。
その先でディレイを挟んでいます。特に温かみとかは一切ないReaDelay(→ダウンロード)。
ディレイをかけた上で右側にパンを振っています。左右のバランスじゃなくて定位を変えてくれるパンナーのDeePanpot(→ダウンロード)。
ディレイをかけたもんだから、音の切れ目が悪くなったみたい。ボリュームをもう一つ挿してオートメーションで部分的に絞っています。
なんだか付け焼刃と言うか泥縄と言うかな状況ね。
2つ目の
シンセは更に酷いことになっています。
ヒャラリロンと言う音を鳴らそうとDEXED(→ダウンロード)で作った音。
MIDIの段階で使っていたFXを外してオーディオに変換したので、もう一度挿し直しです。
コンプの先にリングモジュレータとEQ。ここまではMIDIの時に挿していたFXのやり直し。
ボリュームを途中に挿してオートメーションしています。
これで音を作り終えていたはずなのに、よほど未練があるのか更にReaDelay。ディレイだけかと思いきやその先にリバーブのMagic7(→ダウンロード)。
更にボリュームを挟んでオートメーション。ようやくリバーブにセンドしています…て、リバーブ繋いだばっかりじゃないの。まさかのリバーブ二重掛けディレイ載せ状態。ガッツリ系のどんぶりかっつーの。
もうたぶん音はぐちゃぐちゃよ。そんな音をさらにパンナーで端に寄せています。
寄せた先でステレオエンハンサーのDimension Expander(→ダウンロード)。
もっとも。どこかお空で鳴っている様な感じにしたかったから、努力の跡とも言えるかも。
と、自分を慰めて。
3つ目の
シンセはストリングス系の音。メロディーパートが弱い所で補強に回っています。
使ったのはSynful Orchestra(→ダウンロード)。
生オケのサンプラー音源だけど、コーラスとかを沢山かけてソリーナみたいな感じでやりたいのです。ソリーナと言えばフェイザーだよね。
コンプの先にダブルフェイザーのPhase Two(→ダウンロード)。
更にJUNO系コーラスのTAL Chorus-LX(→ダウンロード)。
EQを挟んで
更にEQ
MID/SIDEそれぞれを調節できるパラメトEQのBlue Cat’s Triple EQ Dual(→ダウンロード)。
ようやくリバーブにセンドで送ったかと思ったら、その先でエキサイター。
La Petite Excite(→ダウンロード)
更にぃディレイ。
無軌道につなぎすぎよ。
こんなことやるなら、おとなしくソリーナ音源使えば良かったんじゃないかしら。
最近はソリーナ入れたい時はSolina2kを使っています(→ダウンロード)。
Synfulさんに誤りな。
最後に
いよいよ残ったのはチョイ役のSE。一回だけ鳴る逆回しのピアノの音です。
まあ効果音だから、楽器ぽく聞こえて欲しくないのよ。ノイズで作るべきだったのかも知れません。
作れるならね。
左右にうねりながら押し寄せて目の前でピタッと消える感じにしたいのだけど、そんなウデはありゃしませんで。
コンプとEQの先で、せめてうねうねくらいはさせようとオートパンを繋ぎました。
動きを作り込めるPancake 2(→ダウンロード)。
受賞歴もある有名オートパンね。
その先にステレオエンハンサー、と来てからのバケモンリバーブEndless(→ダウンロード)が挿してあります。
開発元のDDMFは老舗かしら。その昔一世を風靡した(?)ColourEQの開発元です。
Endlessは普通のリバーブとしても使えるけれど、[SFX]て書いてある部分がヤバいヤツ。
ホラー系とか異空間っぽいリバーブがカンタンに出ます。
いつまでも残響が続くあたりがさすが「Endless」。ちょっとお邪魔なのでボリュームを挟んでオートメーションで絞っています。
MID/SIDEのバランスを少し変えて、エフェクトぽくしようと試みました。そんなわけで最後に刺さっているのがMSED(→ダウンロード)。
はじめの
弦パートの頃は、なるべく余計なことはやらずにミックスしようと神経を使っていたのに。
終盤のシンセのパートになったらこの有り様。行き当りばったりで無計画な上に飽きっぽいって言うのはホント罪よ。
ま、今更反省したところで性格が改まるわけでもなし。バスでまとめた音をオーディオにエクスポートしたものを、新しいトラックに再配置しちゃおう。
30本くらいあったパートが弦・木管・金管・打楽器群・鍵盤全部で5本のトラックにまとまりました。この5本を一つにまとめてしまえば一応出来上がり。
ここからは何やら難しそうなプラグインを使おうと思います。
えっ?使いこなせているわけじゃなくて、気分よ。気分。
それぞれに挿したのはまずTDR NOVA(→ダウンロード)。
だいたい4バンドのEQです。コンプも付いているからマルチバンドコンプとも言えるかも。
ガッツリ音を調節するっていうよりは、滑らかに感じが変わるプラグイン。
ま。耳はかなり悪いから、スペクトラムアナライザのSPAN(→ダウンロード)で見ながら帯域の狙いを絞って微調整して行きました。
5トラックバラバラに調節してみてからみんなと合わせてみたり。いずれにしてもちょびっとずつ調節して行きました。
それぞれのNOVAの先にもう一つ。同じTDRのKOTELNIKOV(→ダウンロード)を挿しました。
マスタリングコンプレッサーです。
こちらも見た目からして小難しそう。実際は滑らかな掛かりのFXで、見た目とは裏腹に繊細な感じ。
個別のトラックに使っているReaCompやReaEQ(→ダウンロード)と比べると、だいぶムードが違います。床屋さんの手始めと仕上げみたいな違いかしら。
5つのトラックにそれぞれ挿したから合計10本使っているけど、まだ負荷的には大丈夫。
それではひとまとめに書き出しちゃおうか、とエクスポート。これで5本から1本にようやくまとまりました。ツーミックスって言うらしいのよ。
新しいトラックに、書き出した出来上がりのオーディオを配置しました。
他のトラックは全部ミュートして、プラグインも止めて。
ちょっと聴いてみよう。
作業の途中では、なんだかブンチャカした音になっていました。
下手くそな部活のオーケストラみたいな音。威勢は良いけど雑な感じ。
そんな辿々しさはかなり収まって。まあ良いかしら。色々やった甲斐はあったのかも。
とは言え、自分が一番信用できないからAIさんに確認してもらうことにします。
Ozoneを挿しました(→製品ページ)。
Ozoneはマスタリング用の総合FX。使っているのはチョイ古バージョンのVer.9です。
今は11だから、チョイじゃあ無いよね。
その頃は一年中キャンペーンをやっていて、待っていればタダで貰えたのよ。
最近はキャンペーンもOzoneよりはNeutron寄りみたいで、Neutronの方は網を張っているとタダで貰えそうな感じ。
そんなOzoneには、入っているツールの数でグレードが幾つかあります。タダで貰ったヤツだから、当然一番下のElements。
入っているのはEQとイメージャー、後はマキシマイザーだけ。
なにもOzoneじゃなくても良いじゃない、とも思うのですが。
お助け機能を使いたいのです。
AIアシスタントと言っているけれど、ホントかどうかは分かりません。
音源を聴かせると自動的に音を調節してくれます。
リファレンスにお手本の音源を聴かせておいて、それに寄せるなんて言うのもできるみたい。
他にもプリセットが幾つもあります。
ま。デフォのままでも、聴いて貰うと凸凹を調節してくれたり音圧を調節してくれます。
どちらかと言うと、どのくらいうまく調節できたか診てもらう様な気持ちでアシスタントを使っています。
綺麗にミックスできていると、ほとんどEQとかの調節は入りません。
今回は低域を少し抑え気味で、高域はブーストって言う感じの調整が入りました。
低域はワザとなのよ。大太鼓の音が凄く低めで鳴るようにしているから。
高域はおとなしく少しブーストするか。
言われたとおりにしろって。
後は音圧調節。マキシマイザーは結構きつめにかけて来る傾向があるみたいなんで、もう少しマイルドにしました。
残りはイメージャー。イメージャーは単体で無料で公開されています(→ダウンロード)。
掛ければかける程気持ち良くなるけれど、ぐっと堪えて掛けるくらいがちょうどよい様です。
ようやく
出来上がりかなぁ。
オーディオに書き出そう。
書き出したら、曲のアタマとお尻を調節しなくちゃ。
DAWの中でやっても良いんだろうけれど、折角なんで別のツールを使う事にします。
Audacity(→ダウンロード)。
オーディオ編集ソフトですが、ざっくり言ってMIDIの扱えないDAWみたいなものです。
曲アタマの無音部分を短くして、出だしに向けてフェードイン処理。
曲のお尻も丁度良く切って、フェードアウト処理。
曲終わりがバラバラする事が多いのですが、今回はリバーブもみんなの音も良い感じで自然に消えてくれているので、曲終わりの最後の部分のレベルを0にするためにフェードアウト処理をした次第です。
これで出来上がりにしちゃおうかなぁ。
そんなこんなでお粗末様でした。




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