撒き散らかしてから取りまとめる

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結構な勢いで周囲に風邪が流行っていて、熱が大して出ないからだぁれも医者に行かずに大流行。他の症状はどう見てもコロナなんだけどぉ。

こんにちは。imoimoです。

てきとーな製作をやっております。

今回のお題は火の鳥の羽根。メロディーの端々に飾りを付けようと言うものです。

取り敢えず一通りトラックは出揃いました。

ドラムとベースの他はサイドギターがふたりとリードギターがツイン。地味なシンセがひとりとSEが一箇所。残りは羽根の役割が5パートぐらいあります。

羽根を別とすればシンプルなトラック構成なので、そのままでもなんとなく形になって聞こえます。

これって結構大切みたい。

小僧の頃、エンジニアの人に「ヘタクソはヘタクソ。ミックスで上手くなんてしてやれないんだよっ」て叱られた事があったっけ。

もうお前には頼まねえなんて思ったけれど、これ真理。打込みでも同様で、ミックス前になんか変な時はミックスしてもやっぱり変なままな様です。

余分な羽根を付けなければそこそこシンプルにまとまりそうなんだけどなぁ。あちらこちらにチラつく羽根トラックが厄介そうです。

やめれば良いじゃない。

お題ですから。

日頃はひとつずつできた順にトラックをMIDIからオーディオに変換しながら作業をしています。

今回は羽根の部分があまりに無計画だったので細切れのMIDIクリップがパラパラと散らばっております。

ま、火の鳥の羽根っぽい有様だけど。

もやあっとした感じで鳴って欲しいので、ひとつ試しにパンナーを繋いでみました。

無料のオートパンPanCake2(→ダウンロード)。

元のシンセの段階でステレオディレイがかなり掛かっています。これじゃあんまり定位は揺れないなぁ。後で考えよう。

・・・小僧の頃のエンジニアさんの叱責を完全に忘れているみたい。ちゃんとキメてからミックスしろって。

エンジニアさんと言えば。小僧の頃色んな方にお世話になったっけ。

当時はコピーバンドじゃないって言うだけで珍しがられて。

でも歳の近いエンジニアさんとは大抵意見が合わず。

なにせ、圧倒的に向こうのほうが巧いからね。彼が弾いた方がいいって。

ひと回りくらい歳上の人になると、なんとかしてこのクソみたいな演奏を盛り立ててやろうなんて言う愛を感じて。一緒になって実験的な事をあれやこれや。

結局、仕上がりは斬新というか奇天烈と言うかなものになりがちだったかも。

親ほどの歳の方になると、もう仏。

どんなに稚拙な演奏でもサクッと綺麗にまとめてくれて、自分のラジオとか有線で流してくれたり。やっぱベテランはすげぇよ、懐が深すぎます。

現代はみんな巧いし、エンジニアさんもちゃんと学校出てるからあんな事態にはならないんだろうなぁ。

・・・なんだっけ。

そうそう。トラックが出揃ったのでミックスを始めようと言う所でした。

ゴテゴテと入れてある羽根の部分をまずはオーディオに変換、と。

ドラムのトラックもまだ音源のままでした。

今回使ったのは無料のKONTAKT Player(→ダウンロード)でも鳴らせるドラムライブラリDeviant Drums Freeです(→ダウンロード)。

初めて使うのね。

折角綺麗に鳴っているから、そのままが一番良い気もするけれど。

何かやらないと気が済まないのがド素人あるある。キックとスネアくらいは調節したいわ。

ミキサーは太鼓の部分とシンバルの部分と分かれています。キックだけ鳴らしたいな…

パラアウトが無いっ!・・・

・・・なわけはありません。

パネルの表示が小さかっただけ。

でもさ。いちいちパーツごとに出力先を切替えて作業するのもなんだか億劫になって来ました。

手抜き策として。キックとスネアだけ独立トラックにして、その他は音源からのままで行く事にします。

どっちが手軽かは微妙ですが、KONTAKTの手前に挿したのはMIDI Polysher(→ダウンロード)。

MIDI信号用のフィルターね。

コントロール信号だけ止めたり、ベロシティだけ無視したり。

一番は特定の音域のノート信号だけを通す事ができます。

キックのノート信号だけを通すようにして鳴らすと、キックだけになりました。

あたりまえ。

このままオーディオに書き出せばキックだけのトラックが取り出せるってわけ。

えっ?普通にキックのチャンネルをソロにすれば良いって?

その通りなのですが。なにしろ最初ミキサー画面が全部見えていなくて出力先指定できないと思っていたからねぇ。ミュートボタンも無いと思って慌てたくらい。

音源によってはあちらこちらのチャンネルからキックの音が出るタイプのミキサーもあるので、こっちの方が確実じゃないかしら。

負け惜しみ。

とにかくキックだけをオーディオに書き出して。続いてスネアだけも書き出し。

それぞれを独立したトラックに置きました。

本体の方はキックとスネアをミュート。

結局ミュートボタン使うんじゃないの。

そりゃあ見つけたからね。

もうひとつトラックを増設して、ドラム用のバスにしました。

本体にはシンバル系やタムタムなんかが残されていますが、オーディオには変換しないでおこう。調節したくなるかも知れないし。

本体の他にキックとスネアも束ねてバスに送りました。

明日からはミックスに取り掛かります。

そんなこんなでお粗末様でした。

MIDIをオーディオに変換しただけ…

結構時間かかるのよ。

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