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和音の出る機材が欲しくてなぜかトイピアノ

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遠い昔、シンセて言うやつは和音が出なかったんです。構造的にまあそうなるのだけれども。

こんにちは。imoimoです。

CS-10を手に入れて、うわっエフェクター(て言うか、当時としては主にディレイ)いるんじゃんみたいな事を知った少年imoimoでした。

そうそうこんな感じ。テープエコーですね。アナログディレイもまだあんまり出ていなかった頃でした。シンセぐらいの値段だった気がする。

当時のシンセ、て基本的に和音出ないんです。これは冨田先生の家1軒分シンセだろうが、おいらの最安シンセだろうが、同じ話。ピアノも学校のブカブカオルガンも当たり前に和音出ると言うのに何と不便な事か。

当時、和音が出たのはポリムーグだけ。これお小遣い月1000円の当時に6音ポリで600万円した気がします。1音あたりお小遣い80年分以上。調べたら当時165万、完全ポリフォニックて出たので、当時の感覚では10万以上は全部一緒だったのかも。”6”だけ合ってた。絶対に買えない金額、てこと。

そうそう、こんな感じ。キカイ臭が抑えられて楽器ぽい外見でした。

なんで当時のシンセは和音が出ないかと言うと、「アナログ」だったからですね。鍵盤一つ一つがスイッチで、その間に抵抗が挟まって直列になっていて、押した鍵盤の位置で抵抗値が変わるから、電圧が変わる。これがいわゆるCVてやつだから、沢山キーを押したって困るわけでした。ポリムーグはきっと鍵盤一つにCV回路が6個ついてたんじゃないかと(勝手に)思っています。中国にいそうなラッパ6本くわえていっぺんに吹くおじさんと同じ原理(あくまで「だと思う」です)。

当時ちゃんと和音の出たハモンドも同じ原理で、ドローバー一つひとつがそれぞれ鍵盤の数だけ円盤で音が出るようになってて、キー一つに10個ぐらいスイッチがつながってたんだったと思います。だからカシャッて言うノイズがするのね。

とは言え、ポリムーグやハモンドは絶対買えないから、和音の出る、手の届く価格のものを探しに探した挙げ句、見つけました。高島屋のおもちゃ売場。

トイピアノそうそうこんな感じのヤツ。今のは結構きちんとしていたり、そもそも電子回路で鳴ったりするものが主流みたいですが、当時はハンマーアクションではあっても板金を叩くのでその長さが超テキトーでチューニングはされていませんでした。曲は弾けん。

売場の在庫全部引っ張り出して、一番ドレミがそれっぽいヤツを買ったわけでした。これ、厳選しないとホント使い物になりませんからね。現代ではこれもシンセで鳴らせるし、そもそもほとんどおもちゃ売場世の中にないし。世の中便利になりました。

そんなこんなでお粗末様でした。

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