DEEP PURPLEに入れ込んでいた遠い昔。TULIPのライブに感動した話です。
こんにちは。imoimoです。
お金のなかった少年imoimoは、どういう事かその頃傾倒していたIRON MAIDENでもBOWWOWでもなく、財津和夫さんのTULIPのライブに通ったのでした。
このメンバー(左から亡くなった安部俊幸さん、財津和夫さん、伊藤薫さん、宮城伸一郎さん、姫野達也さん)の頃のTULIPです。第二期的な感じかな。このアルバムは「THE LOVE MAP SHOP」。名曲「さよなら道化者」や「Shooting Star」などが収録されています。
チケット予約も、ネットや電話ではなく、チケットぴあに徹夜で並んだ時代です。
夜通し、見渡す限りの女子に紛れて並ぶ少年imoimoはめちゃ浮いていましたっけ。
で、ライブに行くわけだけど。ニューミュージックやってる人、ていうのはめちゃめちゃ上手くて、コンピューターもクリックも無かったような昔に、レコードとおんなじハーモニーがライブで飛び出して来るワケです。
当時スタジオ版とライブでは全く音が違うのが常識だったimoimoは、そんなTULIPの美しさに感動しきり。結構行きました。
当時のファンの方々は云わば信者みたいな人だから、一体感も凄いわけで。生ギターコーナーとか言ってアンプラグドの走りみたいなコーナーがTULIPのコンサートでは定番だったけれど、ある時(箱根でやったパゴダライブだったと思います)はそのコーナーが「みんなで”かえるの歌”を輪唱する」企画で、何故その企画?なぜ歌わせる?なぜアカペラ?目的は?とギョッとしましたが、一体感が凄いからそれはそれで盛り上がってしまう訳です。キャンプファイヤーに似たノリかな。
超絶テクニックや早弾き・変拍子全盛の当時に、普通の演奏をとてつもなく美しく演ってこなすTULIPは、少年imoimoにちょっとだけ練習を嫌がらない改心をさせた異教の神でした。信者のパワー凄いし。。
その頃のTULIPの曲で影響を受けたのは「星空の伝言」とか「2222年ピクニック」とかですかね。財津和夫さんにとってどういう位置付けの時期なのかは分かりませんが、imoimoにとってはIRON MAIDENとBOWWOWにTULIPが加わった影響で、今日のジャンル分けしづらい楽曲傾向になったのかなぁと思います。
現在財津和夫さん闘病中との事。頑張って下さい!
そんなこんなでお粗末様でした。
コメント