気をつけていたつもりでも、いつの間にか手が抜けて行くものでして。初心忘るべからず
こんにちは。imoimoです。
1、2年前に作った曲を手直ししております。
ドラムやベースの手直しが終わったので、シンセ関係の手直しに着手しております。
ハモンドをパワーアップさせて、次にチャリチャリ系のシンセを手直し中です。
元々DEXEDで作ったキラキラクラビみたいな音だったものを、(FMシンセのエディットが面倒なので)MIKRO PRISMのベル系をエディットした音に作り直しております。
単体で鳴らすと、広域のシャリンと言う音と根音の鐘の音みたいな音が合わさった様な鳴り方です。ちょっと根音が膨らみすぎかなぁ、などと思いつつ。
全部鳴らしてみたところ
音が消える!
この症状、よく起こりませんか?imoimoの場合はしょっちゅう。
これを防ぎたくて今までひとつひとつじっくり手直しして来たと言うのに無念です。
こうなると、どうもムキになってしまう質でして、やったことは
- マキシマイザーをきつくする
- 中域を上げる
- 高域を上げる
そして
- 音量を上げる
全部効果なし。
あぁ、またやってしまった。足し算対応…
トラック単体では良くても、重ねると音が消えてしまう原因はスペクトルや定位の競合だ、とアタマでは分かっているのについつい増量に手を出してしまいます。正にスペクトルのレッドオーシャン。
同じ音源でもモノラルとステレオでは俄然ステレオの方が聴きやすいわけで。定位、て大切。
逆にステレオの音源をモノラルで聴くとボーカルが聞こえづらくなったり。分かっちゃいるけどついつい増量。これがあかん。
ここは気を落ち着かせて、原因を考えようと思います。
- ギター2本は、思い切って左右にガッツリ振って競合が解消。
- ギターの根音以下の低域を切って、ベースとの競合も解消。
- 同様にドラムも解決。
- センドリバーブを薄めにしてすっきりした鳴り方になりました。
- ストリングシンセもうまく馴染んだけれども、そもそも問題の箇所では休符。
で、次に何やったけ。と考えるに、
ハモンド犯人説
ハモンドをパワーアップさせたのは良いけれど、元々ハモンドはサイン波の重ね合わせの楽器。しかもチャリ音の裏でロングトーンで引っ張っております。こりゃイメージ以上に帯域を喰いますな。
一方、チャリ音はPancake2(優秀なオートパン。→ダウンロード)でうろうろしながら鳴っております。そこにマキシマイザーを強化したもんだからうろうろもしなくなるわ、音は被るわ、逆効果一直線でした。
完全に中域でスペクトルが競合していると推定されます。
と言うわけで、ここは一旦引き返してハモンドのイコライジングをやり直そうと思います。
でもそれはまた明日、て事で。
そんなこんなでお粗末様でした。
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