うまく行ったと思った時に限って、振り返ると月並みだったりする事が多くて。守りに入っている時でしょうか
こんにちは。imoimoです。
1、2年前に作った曲を手直ししております。延々とやっております。
ようやく後半部分でして、最後のリフレイン前の間奏を手直ししております。
元々の曲では大脱線しておりまして、転調・変拍子・15小節のトリプルコンボでした。
本線から外れない様にと、変拍子は取り止めまして、素直に16小節に収めたのです。
転調は、その前段階で既に転調していたのでやむなしと言う事にしてリフレインに繋げようと言う事なのですが。
間奏前がAのキーで動いておりまして、リフレインはEm。なんでこうなってるんだろう…
変にB♭とかからでは無いのが救いですが、折角の間奏なんで、ムードを変えたい所。
あぁ、1、2年前もムードを変えよう、てんで一気に転調・変拍子にしたわけね。
せめてAからいきなりCmに突入していた大脱線ぶりはあらためようと、出だしはGにしました。AからGへの転調ならそんなに無理ないし。
結局、GからじわじわとAsus4を経由してBsus4までにじりよって、どうにかEmに突入できる様になりました。
さて。あらためて通して聴いてみると。
美しくもなく。面白くもなく。心打たれず。サラーッと通過。そりゃそうだ。G→Asus4→A→Bsus4→B→Emはある意味セオリー通り。
前の方が良かったかもなぁ…と思うのですが、そろそろ手直しにも飽きて来ているのでこのまま突っ張る事にしました。
曲によっては、引っ掛かりが無い方が良いとは思うのですが。引っ掛かりがなくて「良い曲」と思えるものを作るにはセンスとか実力とかが非常に問われると思います。そんな持ち合わせはありませんので今回の作り直しは実は改悪だったかな…と反省。
さて。そろそろ飽きてきている手直しと言うか改悪ですが、作り直した間奏部分は、もともとギターパートがほぼお休み。miniMoog的なシンセベース音のソロとFMシンセクラビみたいなものの掛け合いで出来上がっておりました。そこを丸ごと作り直してギターリフを入れようと言う変更です。
ギターをガチで弾けないimoimoとしては、ギターリフ作るのが一番面倒。今回手直ししている曲はかなりギターリフメインで成り立っておりまして、ここまででも既にネタ切れ感が半端ないわけです。
みんなはどうやって作っているのだろう…
imoimoの場合はまず「口まね」で考えます。特にギターは(何しろ弾けないんで)「ジャーッッジャガジャガッジャガッ」とか「ドッドッガッドドバラバラピレピレ」とか言ったところから音を手繰り寄せる感じ。抽斗が少ない分すぐにペンタトニックのフィルとかアルペジオばかり入って来てしまい、どうものんべんだらりとしてしまいます。
今回も「ズチャッズチャッズチャ」みたいな刻みの部分と、「ドドドドドドドドジャーン」みたいなバッキングで来てしまいまして、あまりにサラッと流れてしまっても転調している分「間違えたんじゃないの?」みたいな進行になってしまいそう。
「ジャーンッドロドロヒョロロロ」みたいな奴がいいなあ、と思ってはみたものの。ドロドロヒョロロロの所をどういうスケールで弾くのかが問題。どうしたってペンタトニックで上がって下がるみたいになってしまいます。Charさん(→WIkipedia)
この方。40年以上前からずーっとかっこいいです。
とかみたいに、一生アドリブ続けていられるくらいアイデアがあると良いのですが。まあ妄想ギターですから出たとこ勝負なわけです。
そんなレベルですので、あんまり奏法のバリエーションが多い音源も手に負えないわけでして。いまだにギターのプラグインはSuper Riff Guitarを愛用しております。
Super Riff Guitar(→ダウンロード)。これをGuitarRig(→ダウンロード)に通せば秒速でギター小僧になれます。ちなみにVST32bit版のみです。
ミュート・ロングトーン・ビブラートの3つが出るので、手軽にリフやフィルインを鳴らせます。ソロパートも意外とやれる。
リフはともかく。フィルインとかで上行形のスケールを入れる時は初めの2音をミュートにして、一番上の音だけビブラートにして短めにするとか。
いわゆるその昔のライトハンドみたいなタップ入りのアルペジオだったら、右手のハンマリングで出す音をビブラートにして、プリングの次の音はミュートにするとそれっぽくなったり。弾ける人に「そんな風には弾いておらん!!」と怒られそうななんちゃってぶりです。
ビブラートの音はサンプルが結構短めなので、哭きのギター的に鳴らすのにはちょっと不向き。高音を重ねるとそれなりにハーモニクス音ぽく聞こえたりさせる事もできます。
とにかく。つまらなかろうが何だろうがとっとと手直しを終わらしてしまえと言う方に心が傾いておりますので「もうこれでいっか」と次に進むことに致しました。何のための手直しなのやら…
そんなこんなでお粗末様でした。
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