自分が思うほどに天才ではなくて、思うほどに普通でもなくて。きっと本当の天才はそんな事には興味もなくて
こんにちは。imoimoです。
新しくプロジェクトを作りまして、行き当たりばったりの製作を進めております。
余談ですが
鳥と言うとスズメとハト、カラスぐらいしか分からないのですが。
有明の方に行くと、よく尾の長い白と藍色の鳥がチョンチョンとうろついております。
そうそう、こんなの。これはセキレイ(鶺鴒)と言う様でして。スズメの親戚だそうです。
また、駅前に立っている大木には夕方になるとやたらと騒がしいちっこい鳥が1000羽ぐらい集まってくるのですが。
そうそう、こんなの。これはムクドリ(椋鳥)と言う様でして。
ある日大木が切られた折には駅前中に帰るところを失った難民ムクドリが溢れてさながらヒッチコック。
都会だと
カラスよりも大きい鳥に出会える事はそうそうなくて。
カラスには日頃から頭を蹴られたりウンコかけられたりと散々馬鹿にされております。話しかけるからかな。
そんな中、えらくデカくて凛々しい鳥に遭遇したので一応記録しておこうかな、と。
こんなの。朝日を浴びつつ高木のてっぺんでスックと留まっておられました。長ーい嘴も凛々しくて素敵。
サギとかシギとか言われているアレかなぁ。こちらをチラ見して、またすっくと前を見据えるあたりがまた高貴な印象。
あぁ、だからバードウォッチングとか大好きな人いるのか。近寄れない所がまた魅力、と言う事かなぁ。
それにしても、どこの鳥だったのだろう。
それはさておき
ワンコーラス分とりあえずできたので、ギターを2本にしようかなと思います。
ダブルトラッキングと言うそうですが、それは1本のギターを左右に2回弾いている感じにする事ですかね。
遠い昔、ディレイが出た頃。
こんなヤツです。処理前にA/D回路を通すデジタルではなくて、トランジスタベースのアナログのディレイ。
短い1回返しのディレイを左に、ギターを右にみたいに振って音に広がりを持たせるのが流行りました。
その頃、バンドと言うと大体4人。ビートルズ(一応→Wikipedia)の影響がまだまだあったのかも知れません。
キーボードはいない事が多くて。ドラム、ベースの他はリードギターとギターヴォーカルみたいなのが主流でした。リードギター、リズムギターみたいな分業。
「メタル」なんて言うジャンルも無かった頃、後にそう呼ばれる様になる流れの源流からサイドギターが2人のバンドがむくむくと出て来て。どっちも目立ちたがり屋な事が多くて「ツインリード」とか呼ばれておりました。よく喧嘩にならないよね。
勿論DJさんはまだまだ「ラジオの中で喋ってレコードかける人」でして、リズムマシンもPCも無いからドラムは必修メンバーだった気がします。
そんな世代なものでして
ギターのトラックは左右2本にしたいのです。今回も例に漏れずUI Standard Guitar(→使ってみる話)を2トラックにして左右に振る事にしました。
二人でやっている感を出したいので、ギターは同じものでも機材は変えよう、と思います。
一人はGuitar Rig
Guitar Rig
主にギター、ベース向けの総合FXプラグインです(→ダウンロード)。持っているのは無料版のGuitar Rig Player。
もう一人はTH-3
Over Loud TH-3
アンプシミュレータとストンプの有名FX。持っているのは機能限定版。本来は有料です。(→公式ページ)
を使っている、と言う事にして。
アンプを変えればガラッと音が変わるのですが、ここは好みが入ってしまいまして似たような系統のアンプになってしまいました。
結果、それほど差のない二人と相成りました。
遠い昔、3人編成のバンドの方のライブに行った事があって。仲良し3人組だったのかギターとベースが二人そろってVにして「ペアルックメタル」みたいなステージをなさっていました。よっぽど嬉しかったんだろうなぁ、V。
Gibson FlyingV。一時めっちゃ流行りました。この形は単にイケてるだけではなく、安定感が良くハイポジションの運指がもの凄く楽で合理的なのだと当時ギターをやってくれていた方が話しておられました。その頃、Gibsonのものはローンも組めないくらいに高かったのでコピーモデルの人が大半。
折角ギター2本にしたのですから、ダブルトラッキングではないのだゾと言う所をアピールしたいので、リフをハモらせたくなるわけです。
ところが、仲良しペアルックも本人たちほどには面白くないのと同様、やたらとハモられても興ざめわけでして。
今回は、折角4小節のクリップを二つずつ並べて行く、と言うオーソドックスな構成で作っているので1回目はユニゾン、2回目はハモリね、と打合せしてもらった事にしました。
通常は、ユニゾンとハモリを混ぜ込むと定位が中央に寄ったり左右に分かれたりして聞こえる様になる事があります。
これは、打ち込みが故のあまりに正確な出音タイミングから来る弊害で、そのためのFXがあるくらい。
そこで、DAWで「グルーヴ」を設定してわざとタイミングに揺らぎをつけたりしてそれっぽくするのですが。
UI Standard Guitarはこの辺をきちんと考えて下さっていて、何もしなくても普通に二人演奏として鳴ってくれます。
これが無料の音源であるなんて、正に「神音源」と呼ばれる所以ですね。
そういう訳で、
ユニゾンでも2本が良い
と言う結論とします。
そんなこんなでお粗末様でした。
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