ギターとシンセの絡みはおとなしくMinimoogで

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演奏会は、一度行くと続けて行きたくなるけれど。ちょっと間が空くと足が遠ざかるものぐさぶり

こんにちは。imoimoです。

新しくプロジェクトを作って、ノーアイデアから行き当たりばったりに製作をやっております。

ノーアイデアながらもお題をいくつかつけてあります。

  • ライブ感を出そうと、奏者の人数を決めてオーバーダブも無し
  • 後半に倍速にビートが上がる構成にする
  • 新しいギター音源をメインに使う

と言うもの。

新しいギター音源と言っても無料のものでして。

今までは扱いやすい事もあってほぼ定番でSuperRiff Guitar

SuperRiff Guitar

結構老舗の無料ロックギター音源。

ベロシティでサスティン・ミュート・ビブラートを、弾き分けられます。

そのままだと細身の音なのでアンプシミュを通すのがオススメ(→ダウンロード)。

今回は、最強無料ギター音源と言われておりますUI Standard GuitarをSforzandoに載せて作っております。

UI Standard Guitar

無数の奏法別サンプルを収録したギターのサウンドフォント。

ダウン・アップはもとよりオルタネートやピッキングハーモニクスもバンバン。

キースイッチで弾き分けるサンプルと、簡易版みたいなベロシティで弾き分けるサンプルが入っています。

16種のラウンドロビンやダブルトラッキングにも対応と盛り沢山で正直使いこなせないほどの贅沢音源(→ダウンロード)。

 

Sforzando

恐らく世界標準の無料サンプルプレイヤープラグイン。

シンプルな機能で軽くて安定性も抜群(→ダウンロード)。

基本的には左右に分かれた二人のギターがリフを弾く構成。掛け合いとかも殆ど無し。たまにハモる感じです。

後半になるとギターメロディーがチラホラ出始めるわけでして。

一部分では

ひとりが「ジャーン」とコードを流している所でもう一人がピロピロリーとメロディーを弾く事になっております。

二人は左右に分かれて、動かない事前提。なぜならPAさんもいない、と言う設定だから。

とは言え、そうなるとほぼ完全にレフトからピロピロリー。完全ライトからジャーンと言う音の出方になるわけでして。

ちょっと不親切だよね、と言う考えに至りまして第三のメンバー、キーボード君にバックアップしてもらうことにしました。

左手では、コードを流してジャーンをサポート。右手はピロピロリーをユニゾンでサポートしてね、とお願いいたします。

ギターにユニゾンで絡んで、キーボードはディレイで散らしてシャワーみたいにフレーズが飛び散る感じにサポートしてもらおうと思います。

そうなると音色的には順当にシンセの電子音的なものが結構うまく絡むわけでして。

取りあえずテスト的にSynth1を挿してユニゾンしてもらったところ「まぁ良いんじゃない?」と言う結果となりました。

Synth1

恐らく世界一有名な無料VAシンセプラグイン。

シンプルな構成の割に音作りの幅が広く人気もあるし、パッチもいたるところで公開されています。

NORD LEAD2を手本にした回路構成にしてあるとの事です(→ダウンロード

こちらが実機、NORD LEAD2。

個人的な事情として。ライブ感を出そうと妄想した時にピロピロギターとユニゾンでかぶせるキーボードの方は何を弾くだろう…

NORD LEAD2はやっぱちょっとオシャレで意識高い系的な印象でして。

妄想の中のキーボード君はどう考えてもMinimoogを弾いているわけです。

鍵盤も半オクターブ少ないし、見るからに骨太。

似たような音なんだけど、取りあえずMinimoog弾いてます的な妄想に従おうと、プラグインを交代致しました。

Minimoogのエミュレータは

多分シンセエミュレータの中で一番沢山開発されているんじゃないかと思います。

無料から何万もするもの、果ては復刻盤の実機まで様々。

普通にエミュレートしたものやサンプリング、回路モデリングなどエミュレート方法もこれまた様々。

現在はMini Mogue VAを使うことが多いです。今回もご登場願いました。

Mini Mogue VA

アルペジエータやオーバードライブなどちょこちょこっと追加機能のあるVAシンセプラグイン。

あ。「VA」と言うのはヴァーチャルアナログの略です。

実機のMinimoogと比べると機能が豊富。何て、たって5音ポリモードもありますから(→ダウンロード)。

もっとも、昔からあるプラグインなので32bit版しかありません。ブリッジソフトを使わないとTRACKTIONやCubaseでは使えないわけです。

CakewalkやREAPERはブリッジ機能が標準装備なので気にせず挿せます。

他にも、無料のMinimoogはRA Mowgとか。

RA Mowg

こちらの方がリアル感が強めですが、リアルすぎてちょっと敬遠気味。

どうしてもMinimoog、と言う時には覚悟を持ってこちらを使ってみたりします。

これまた32bit版しかありません(→ダウンロード)。

何しろ、今回はギターメロディのバックアップなんで、音作りもかなりてきとー。いい加減な性格が丸出しです。

こんな感じ。2系統の16’で音を少し滲ませて、上に8’を重ねております。

折角オーバードライブがあるので少し歪ませて、本物には付いていないコーラスも少し。

ここからがむしろ本番

何しろ、バックアップでして。ユニゾンでメロディを弾きますが目立ってはダメ。

音を巻き散らかす効果の方がメインなわけです。

Minimoogから出てきた音を

  1. ステレオイメージャー
  2. ディレイ
  3. ステレオフランジャー
  4. EQ
  5. マキシマイザー
  6. センドリバーブ

と繋いでおります。真っ先にイメージャーと言うのは無駄な様な気もしますが。

ディレイは、ReaPlugsのReaDelay(→ダウンロード)。

何系統も好きなだけディレイユニットを作れちゃうディレイ。

今回は4系統作って、それぞれのディレイタイムを1:2:3:4に設定。

それぞれを左右と、ちょい左右に並べて配置。

フィードバックを調整して音の消え方が揃う様にしました。

1:2:3:4と言っても、微妙にずらして設定すると音が巻き散らかされる感じになります。

ディレイの音がメインで欲しいので、バランスもDryはかなり抑えめ。

こうして結構いい感じになりました。

今日はここまでと言う事で。

そんなこんなでお粗末様でした。

 

 

 

 

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