猫にも個性があって。マイペースに新しい事をおっぱじめる仔は唯我独尊。何でも真似したがる仔は甘えん坊だったり
こんにちは。imoimoです。
新しくプロジェクトを作って、ノーアイデアから行き当たりばったりに製作をやっておりました。
完成まであと一歩と言う所で何度も落ちまして、RPGのラスボス戦の様に復旧作業をリピートしております。
そんな最中、何でも他人のせいにしたがる性格から「これはPCのせいでは?」と調べていた所、お誂え向きの欠点を発見したわけです。
imoimoの低速ノートPCにはストレージが2台入っておりまして。ルートドライブはSSDですがもう1基はHDD。
アプリ用と、データ・バックアップ用でこの構成と言うのは理にかなっておりますが。
バスはSATA III(6Gb/s)なのに、HDDはSATA II(3Gb/s)接続となっております。こりゃあ良いもん見つけた。プラグインはHDDに入れているから、ここがネックで無駄に重くなっているのだ、と決め付ける事と相成りました。
経験的に
SSD信者でして。
大抵のPCは、ストレージをSSDに換装するだけで見違える様に早くなります。下手にメモリとか増設するよりもずっと感動的。
先日も、遅くなったから、と入れ替えされて回って来たPCをストレージだけSSDにしてレストアしたら、PassMarkで倍くらい出しているCPUのものよりも快適になったりして(あくまで個人の感想です)。
ディスクアクセスの多いDTMにとっても、ここは結構キモだと思っているわけ。
そこで衝動的に
SSDに換装する事にしたわけです。
ヒツジ先輩(→BTOパソコン.jp)によると、現在SSDは安めの時期との事。調べたら確かに安くなっております。
とは言え、小一万をちょちょいと遣うのも難ですので、貯まっていたポイントでゲット。
換装しましょう
- SATA-USB変換でノートに繋いで
- スタートメニュー→【Windows管理ツール】→【コンピュータの管理】→【ディスクの管理】で設定を開いて
- [SSD]を右クリックしてフォーマット。
- クローンツールで丸ごと複製しました。
と言うのも、普通にコピペするとシリアルキーとかがうまく移らない事がよくあるので、ここはクローンて事で。
使ったツールはMacrium Reflectと言うバックアップツールです。
Macrium Reflect 7
英国製のクローン/バックアップソフトです。開発者以外の人には無料みたい(→ダウンロード)。
フル英語なのでちょっととっつきにくいですが、よくある中華系バックアップソフトの「ちょっと何言ってるか分かりません」みたいなカタコト日本語表示よりも諦めがつくと言うものです。
さて
低速ノートを分解して、HDDを外してSSDに交換。
クローニングした時に、ドライブ名を設定してあったので、もう一度【コンピュータの管理】から入って、SSDのドライブ名を元のHDDと同じにします。
今回はD:と言うわけ。
当たり前のことだけど
フォーマット作業は大切です。
最近世の中便利になって来て。
色んなパーツは大体買ってきて繋ぐとすぐ動作すると言う事に慣れっこになっておりました。
遠い昔はドライバを入れるだの、フォーマットをするだのが常識だったのに、フロッピーディスクの「フォーマット済み」が普通になって来た辺りからどうも甘やかされ続けて今日まで来てしまいました。
HDDもだいたいフォーマット済みが主流になっていたので、初めてSSDに換装した時フォーマットを忘れていてすんげぇ慌てたわけです。
「動かないっ!」「不良品だっ!」「天下のSAMSUNGにしたのにぃ!」と散々騒いだ挙句、フォーマットしていなかっただけと言うお粗末な結末。
今回はすんなりと換装しておりますが、きっとこう言う目に遭っているのは自分ひとりじゃないと思いたいので、敢えて手順を書きました。
かくして
imoimoの低速ノートPCは、C:ドライブもD:ドライブもSSDと相成りました。調子はどうかな??
おぉっ!
殆ど効果を実感できません。いつもは感動的なのに…
強いて言うとHDDアクセスのカチカチ言う音がしなくなったので(多少)静かになったくらい。
そうか。大きなサンプルデータを一つも使っていないのでした。
データの大きなサンプラーは既に.wavに変換して外してあったし。
きっと効果はその内出て来るでしょう。
じゃあどうしてこうもすぐ苦しそうな動きになるのだろう、と思いますに、
結論
やっぱCPU。と言う事で。
恐らく、低速ノートではASIOが苦しいのだと思います。DSP付のオーディオインターフェイスを使えば良いのかも知れませんが、金もかかるし荷物も増えるから却下。
メモリも16GBは積んでおりますが、使っても12GBぐらいなんでスピード以外は問題ないと思うし。
まあ低速ノートPCではこのくらいで我慢しなさい、と言う事に致します。
そんなこんなでお粗末様でした。
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