雷や夕立は盛り上がるイベント
こんにちは。imoimoです。
行き当たりばったりの製作をやっております。
使っているのはお久しぶりのCakewalk。
Cakewalk by BandLab
伝統のあるSONARが無償公開された総合DAW(→ダウンロード)。
今回は
FX類を後からかける事にして、まずは素の音源のままトラックを作る事にしました。
色々不満はあるけれど。音が地味な分てきとーながらもかっちり作れている方な気がします。配譜ミスもあんまりなさそう。
トラックの構成は
- ギター2本。まだユニゾンのただのダブルトラック。
- ベース
- ドラム
- シンセ2本
- タンバリン
- カスタネット
そして現在作っているピアノの合計9パート。少ない割には結構様になっております。曲が良いかどうかはまた別問題ですが。
ピアノは
結論から言うと絶対弾いた方が早いです。他のパートにも言える事ではありますが。
とは言え、練習しない・弾かない・歌わないの基本方針ですのでちまちまと音符を置いて行っております。
鳴らしてみると、普通にノートを置いただけではダサさがMAX。
ベロシティやゲートを調整して少しマシになりましたが、それでも自分で弾いた時の様な稚拙ぶり。みんなはどうやって弾いているっけ…
ペダルあったよね
忘れていましたが、ピアノにはペダルが2、3個ありまして。
これはアップライトピアノですね。
3番のシフトペダル。グランドピアノでは、ペダルを踏んだ時に鍵盤が「ゴソッ」と右に数ミリ動くので面白くて仕方なかったです。ガシガシ踏んで怒られた、け。
一つの音に弦が3本あるピアノを、鍵盤とハンマーをずらして弦の本数を減らしたりフェルトの当たる位置を変えたりして弱い音色で鳴らすのね。
ハンマーがちょびっとしか動かなくなるアップライトとは全く違う構造で、何だかワイルドだなぁと思いました。
2番はグランドとアップライトで機能が違うわけで。
アップライトでは弦に消音フェルトが当たる様になってポカスカ言う小さな音になるのだけれど。ギターのサイレンサーと似たような仕組み(マフラーペダル)。
グランドでは踏んだ時に鳴っていた音だけが止まなくなると言う結構高度な機能(ソステヌートペダル)。
故キース・エマーソン(→公式ページ)がハモンドで音をホールドするのに鍵盤にナイフを刺した伝説のプレイと似ております。
そしてもう一つ
1番がサスティンペダル。正しくはダンパーペダル。指を離しても音が止まない様になるから、初めてエコーを手に入れた時の少年みたいに踏みまくった記憶があります。
これもまたえらく怒られるものでして。
音は濁るし、共鳴も混ざるし禁じ手だそうでした。
でも巧い人は必ず踏んでるよね、て話。要は踏み方。
コントロールチェンジでペダルの情報を使える音源もありますが、面倒なんでゲートの調整で解決しようと思います。
ソロで鳴らしてみながら
「あぁ、ここは踏むよね」と言う箇所がいくつもあるわけでして。
例えば上行形のフィルインの所とか。
ゲートを伸ばして1拍弱の間音が重なる様にしてみました。最後の音の指が離れるちょい前でペダルを離す感じで使ってみると…
いいじゃないっ!
何だかちょびっと巧い人が弾いている感じになりました。
ありがちなのは
ソロでは良くても、アンサンブルにはめると変になってしまうパターン。
ピアノは元来ソロ楽器だし、主張も強いのでよく起こるトラブルです。苦手種目の由縁なわけ。
ところが、これくらいの地味なペダル踏みだと周りをマスキングする事もなく、抑揚もついて、出しゃばる事もなくいい感じに馴染みます。
苦手意識が少し和らぎました。
ソロで鳴らしてみると、やっぱり片手感が半端ないので何だか違和感。
左手もお膝から上げる事にして、左手も使う様にノートを追加して行きました。シンセを弾いている時には手が3本にならない様に気を付けて、と。
ベロシティ高めに力んで弾くと、ライブでは迫力あるかも知れないけれどもDTMの場合はただ邪魔なだけなんでベロシティは70~90ぐらいと言う控えめの左手にしました。
右手と連携する時はVel=100前後で展開。
ギターでも
ミュートだダウンだアップだハーモニクスだと一音一音細かく音色を切り替えないとしっくり来ませんが、ピアノでも同じ手間がかかるわけでして。
実際にはドラムでもベースでも弦でも管でもみんなこの様な手間がかかります。
そう考えるとシンセは結構楽だよなとも思いますが、実際の演奏ではやはりホイールだけでなくつまみをいじる必要があるわけで。
この様に
どの楽器もチョコマカとノート以外の所で色々小細工しておりますので、打ち込みではそりゃあループやパターン素材を使わないとやってらんないよなぁ、とあらためて思いました。締切とかあった日には狂いそう。
結局のところ実演に勝るものなし。てことで。
そんなこんなでお粗末様でした。
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