年々実感は減るけれど。今年は最強に歳の瀬感のないままクリスマス
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今回のお題はミドルテンポの小品。とにかくなーんにも思い付かないので、とっとと終わりにしちゃいたいのです。
ピアノで主題を2つ捻くりだして、AとBにしました。Aの方はちょびっと字余りみたいにしたので12小節、Bは普通に8小節。
もうね。この2つだけで勝負する事にします。AとBを並べて、後半は少し変化を付けるだけ。
ベースとドラムは居るけれど、未完成感がハンパありません。
その昔あったマイナスワンレコードの様な、バンドメンバーから回ってきたデモテープの様な。
マイナスワンレコード
遠い昔、インプロヴィゼーションの練習用にとジャズの人向けにリリースされていたカラオケレコードです。
スタンダードナンバーのサックスだけいない感じとか。
デモテープ
遠い昔、大抵はギターの人がこたつでじゃかじゃか弾いてあーうー口ずさんでいるものをラジカセで録ったもの。
車のクラクションとか、猫の鳴き声とか、おかんの「いい加減にしてっ」と言うヒステリ声が混じっていました。
今日の美しいデモテープとは全く別な代物です。
これを耳コピして自分のパートを作ってリハに向かう感じかしら。
やっぱりメロディーみたいなのを入れましょう、と言う話になりました。
地味な曲調なんで、メロディーも控えめな音にしようとシンセを挿しました。やる気ゼロなのでSynthmaster Player(→ダウンロード)。
やたらめったらプリセットがあるプラグインシンセ。Player版はエディットできないので、諦めも付けやすいです。選べば良いのよ。
ほぼサイン波みたいな無機質な音にしました。
でも流石はプリセット。海底洞窟みたいな綺麗で幻想的な音で鳴ります。
…内蔵リバーブかぁ。
これを切ると完全に電子音。安っすい炊飯釜の炊けたよ音みたいです(それはたぶん矩形波)。
Synthmaster Playerの内蔵リバーブは派手で結構良いと思いますが、後から調節したいからリバーブなしで作る事にします。
なにしろ普通の電子音。メロディーを鳴らすと完全に「ご飯炊けたよぉ」な音。はたまた「お風呂が沸きました」な音。
本当は
昔のシンセで弾いた感じがやりたいのです。
いわゆるモノシンセで、少しVCAとVCFにアタックを付けて、シングルトリガーにします。
レガートで弾くとピーンヒョロラリラリ…みたいに鳴るわけです。
この未練たらたらみたいな感じの音でやりたいのです。
モノシンセは
一度に一つの音しか鳴りません。
MoogとかRolandは確か低い方の音が優先で鳴って、YAMAHAは高い方の音が優先だった気がします。
だから、きちんと音を切って弾かないと鳴らない音があったりするのがモノシンセ。
シングルトリガーは、音を繋げて弾いた時に最初のゲートでエンベロープがかかって、音を切らない限り一つのエンベロープが続くのです。
マルチトリガーはその都度エンベロープが働くから、続けて弾いてもピアノみたいに毎回アタックがかかるわけ。
ギターで言うと最初にピッキングしてあとはハンマリングやスライドしている感じがシングルトリガー、毎回ガッツリピック入れるのがマルチトリガーみたいな感じ。
imoimoは、何しろヘタな上に練習も勉強も大嫌いなもんだからシングルトリガーは超苦手でした。表現の幅が拡がるのにね。
そんなら自分で音作りなさいよ、てぇ話ですが。それさえ面倒くさい。
たぶん、プリセット探している内に作れます。オシレータも一つで良さそうだし。
因みに
このテの音は、一番シンプルなモノシンセで作る方がカンタン。
例えばTAL BassLineとか(→ダウンロード)
昔のCS-10エミュレータみたいなの。
こう言うのは【K Brown Synth Plugins】に山盛り公開されています。
32bit版しか無いから、Waveformで使う時はブリッジソフト(jBridgeとか)を使ってください。
1VCOであんまりレゾナンスかけずにVCFを通す感じですが。
コツは出力した先に少しオーバードライブとEQを繋ぐ事かしら…
そこから深めのリバーブを浅くかけたら出来上がり。
…てわかってるなら作れよって感じですが。
もう電子音で鳴っているからこれで良し。シングルトリガー云々は諦めます。
シングルトリガーを諦めたので、長めのフレーズを弾かせると完全に炊飯器。
ここはポツリ、ポツリと音を入れることにします。
ピ…ピポ・ピ・ピ・・ポ
みたいな感じ。
こいつにリバーブを試しにかけてみると…
なんだ。それっぽいじゃない。
もうこれでいいや。
そんなこんなでお粗末様でした。
コメント