一番上の猫仔が飯っ飯って騒いでいたらうっかりお漏らし。本人もガックリ
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今回はミドルテンポの小品を作ろうと言う事ですが、全くやる気が出ないので早いとこ出来上がりにしてしまおうと急いでおります。
焦れば焦るほど
進みは遅くなる様でして。
殆どのトラックをMIDIからオーディオにレンダリングして、試しに聴いてみました。
およぉっ?
曲終わりにピーッと言うノイズが残ります。小さくずーっと鳴ってる。
いやいや。生音ゼロですよ。オール打ち込み。実際のシグナルなんて、最後のD/Aコンバータからヘッドホン迄だけぢゃん…ノイズとは無縁じゃないの?
この間は、サチュレーションで付加されたノイズが残っていた事がありました。わざわざノイズを足していたのね。
でも今回のは遠い昔に聞いたことがある音。ピーと言うかキーンと言うかヒーと言うか。微かだけど耳障りなノイズです。
アナログの頃
安い電子楽器を使うとちょいちょい出会った音です。あと自作したものとか(←何やっていたんだか…)。
なぜかは知らんけど、ライン出力が無いくらいのチャチな機材をヘッドフォン端子からラインで録ると入ったり。
楽器に触ると止んだりする事もあるから、回路上の絶縁関係の問題かと思っておりました。
なにしろ勉強と練習は大嫌いだったから、「高い機材を(ローンで)買う」と言う解決方法で過ごして参りました。
まさか全部がプログラムで動いているPCでアナログちっくなピーに出逢うとは思いもしませんで。犯人探し。
トラックを一つずつ虱潰しに遡って行きました。
結論。
ピーッの出所はEslineでした(→ダウンロード)。
32bit版しかないし、割と古めの無料プラグイン音源です。
往年の名機、ARP Solinaのエミュレータで、タダの割にはかなり優秀だと思っております。
plugins4freeでも★4.6だし。
もうサイトは無いけれど、開発元のElektrostudioさんは他にもmoogとかのエミュレータを色々公開されていた様でして。
個人ぽいからそんなに実機を持っているとも思えないし、SynthEditとかでしょう?と思っておりました(表記はないので違うみたい)。
そんな回路ノイズが鳴るなんて、数式でオシレータを組んでいるんじゃないのかしら。回路をそのままエミュレートしたらデジタルでアナログを再現するからピーも再現されるかもね。そんなに凝っていて無料で公開するかしら…
ともかく。imoimoの安直な想像以上にかっちりと作られたプラグインなのかも知れません。
実機のSolinaがピーッて言ったかどうかは使ったこと無いので不明です。
でもね。
超旧型のエレクトーンを持っていたけれど、こいつはピーッて言いました。
こんな頃のエレクトーン(写真はYAMAHAのD-1)
他には初代のPortaSoundも言うクチでした。
そんな昭和なノイズに令和になって巡り会うとは…
実機の昔はこういう時、ゲートを繋いでおりました。
今でも普通にあるのね→【rowinmusic.com】
ギターでもよくジーって言うヤツあったからね。ストラト的なヤツかな。今でも言うのかしら。
と言うわけで、最初はゲートを挿そうとしたのですが。面倒なので対策を取るのはやめて。
Eslineの原音をオーディオにレンダリングして、演奏終わりにボリュームをゼロに絞る事にします。
名付けて手動ノイズゲート作戦。
それにしても。
今まで気になった事無かったけれど。たぶんピーッてなった事ないのです。
鳴らす音が少なすぎたのかも知れません。
Solinaと言うかEslineは、ストップで発音を重ねる仕組み。
弦楽器系と言うか鋸波的と言うかがViola、Violin。
管楽器系と言うかアタックにフィルターエンベロープのある矩形波的なのがTrumpet、Horn。
下の方でだけ鳴る低域補強的なのがBass、Cello。
これらをon/offで組み合わせるので昔のストップオルガンに操作が似ています。
こんなの。ガッコの音楽室の片隅にあった気がする。
普通にコンボオルガンみたい、て言うべきだったかな。
いやいやYC-20て言えばレッドのイメージだけど。そう言えばブラックもあったね。
いつもだと全部オンな事が多くて、ピーて言った事は無いと思います。
今回は薄めなんでViolinとTrumpetだけオンだったのですが、これが災いしたかも。
誤解なきように。
Eslineはとっても良い無料プラグインです。
こんなトラブルの時はゲートを挿せば解決だし。
そんなこんなでお粗末様でした。
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