サシだらけのローストビーフが出て来て。旨いんだけど一口でギブアップ
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今回は気楽にやり過ぎて収拾が付いておりません。辻褄なんぞ気にせず強引に製作を押し進めております。
シンセで
入れたエレピの音がありまして。使ったのはFMシンセのDEXED(→ダウンロード)。
ピアノの様なクラビの様な。FMシンセにありがちなマリンバの様なムードもあるエレピとなっております。
アルペジオでポロロロロロと上がる所があります。ハープみたいな感じ。これが8小節くらい続くのね。
もう少し派手にしたいなぁ、と思いまして。本来はエディットして音色を修整するべきでしょうが面倒くさいのよ。
と言うわけで、人力エディットを行いました。
音色は変えず、単純に2オクターブ下に同じフレーズを重ねて。レイヤーした様な感じにしました。
こう言うのは、重ねれば良いかって言うとそうでも無いわけでして。
シンセだと、重ねる事で打ち消し合う倍音も出て来るので逆にショボくなる事も多々あります。生のピアノではあんまりそうならないから、やはりピアノと言う楽器はよくできているなぁと感じます。
ま。今回は気楽に無責任にやろうって言うお題なのでザックリでいいや。
所詮、考えた所で正解には辿り着けないタイプ。
まあまあ派手になったので、調子に乗ってオクターブ上にも重ねました。
FM
シンセの場合、モジュレータの設定やスケーリングの設定で音程によって感じが変わる事がよくあって。
高い音程ほどジャーッて言うイベントジャンパーを擦り合わせた様な音になるケースと、高い音程ほどポーって言うキャリアの原音に近くなるケースがあると思います。
ちゃんとエディットすれば、均一になるのだろうけれど。こちとらお気楽で無責任なド素人ですから、その辺のプリセットをざっくりいじっただけのエレピ音。細かい所は気にしておりません。
すごーく上の方の音を重ねましたが、ほぼサイン波。今回は高い音程ほどおとなしい音になる様です。
本来ならこの方が高域でジャーッて言ってノイズみたいになるよりもずっと実用的ですが、派手にはならないので残念。キラキラさせたかったのにね。
そこで、更にお気楽な作戦を考えました。無理矢理キラキラさせちまおう作戦。
12弦ギターとかって、なんかリッチな音に感じるのです。
マーチンのD-35。お値段もリッチ(【Martin&Co.】)。50万以上するよ。
復弦を弾くから微妙に出音がずれてリッチに感じるのだと思います。
マンドリンも、
きっちり弾くと単一の天使の声みたいに聴こえてリッチになるし。フラットマンドリンみたいなのを
正にこんなの。アリアのAM-20(→【Aria Guitars】)。
こっちは頑張れば買えそうなお値段。
雑に弾くとトレモロしなくてもズレが出てディレイをかけたように聴こえたりもます。
これをシンセのエレピでやろうって言う作戦。
重ねた一番上の部分を少しだけ遅らせることにしました。チャカチャカ言いながらアルペジオしよう、て話です。
あぁそれなのに。作業中、どうせならはっきりずらそうかなと気が変わりまして。16分で早い上行形で動いているアルペジオに、32分一つ分遅らせてオク上のアルペジオが乗っかるようにしました。
予定では、
- 2オクターブ下のアルペジオが太めの音で鳴って根音を際立たせて。
- 真中の本体のアルペジオが引き立つようになって。
- オク上のアルペジオがチャカチャカとキラキラ装飾の様に鳴る
予定図。
はずでしたが。
ショエーーーッ
何やら回転しないフランジャーみたいなうねりが聴こえて参ります。
へぇ。“虐殺器官”の背景画を担当されていたのね。原作も映画も素晴らしいのよ。
どこかの倍音がケンカしているのね。
ま、いっか。派手にはなったし。
そんなこんなでお粗末様でした。
コメント