えんがちょとかあんぽんたんとか最近では通じないのね
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
いつもながらノーアイデアから行き当たりばったりに製作を始めてしまいました。
途中、ひょんな事からプロジェクトファイルが壊れまして。作っていたMIDIデータを全部失いました。
大した事やってないのでちーっとも惜しくありません。
幸い殆どのトラックをオーディオにレンダリングしてあったので、新たにプロジェクトを作ってオーディオトラックで製作再開となりました。
無くなっちゃったドラムは入れ直して、またクラッシュすると苛つくのでパラアウト毎にオーディオにレンダリングしました。
さて。
こんな作り方が普通なのかどうかも分かりませんが。
これまでは音源からFXに至るまでプラグインを挿したい放題に挿して製作をやっておりました。
当然負荷が半端ないので、あっぷあっぷになってから渋々少しずつオーディオトラックに置き換えて行く様な作り方。
やがて少しお利口になって、リバーブは1本にセンドでまとめてかけるようになりました。
負荷も減るけれど、音場を揃えられるメリットが大きいです。少し音がモゴモゴなりづらくなりました。現代ではヌケとか言うのかも。
作曲も行き当たりばったりなので、結構辛いのですが。それでもなんとか1トラックを最後まで通して作ろうと努める様になりました。
小間切れにしたオーディオクリップを並べてゆくのが面倒なので、一曲通してトラックをオーディオにレンダリング。
FXは一切かけずに音源のみで描き出す様になりました。我慢強くなったもんです。
この方法に辿り着くまでに結構時間がかかりましたが、きっと正しいのではないかと思います。
もっとも、全く弾かないで作る人が世の中果たしてどのくらい居るかは分かりませんが。「弾かない」「歌わない」を基本にしている身としては、早くこうやっておくべきだったと今では思います。
かくして
行き当たりばったりの曲もおおよそトラックが揃いました。てきとーなもんでも一揃えパートを作るとそれなりに聞こえるもので、これもまた不思議。馬子にも衣装的な効果かな。
- ピアノ
- ギターっぽいシンセ
- ベース
- 弦パート4つ
- リードぽいシンセ
- パッドぽいシンセ
- ドラム系7つ
と16トラックのオーディオがあります。全部音源直の原音。
てきとーな描き出しなので音量もまちまちですが、ここはデジタル。テープのシャーみたいな音ばっかりなんて事はありません。ダイナミックレンジが狭いかも知れないけれど気にしない。
真面目に作る時は気をつけようと思います。
音決めと呼んでおりますが、現代ではここからの作業をミックスと呼ぶ様で。どこからやるべきなのだろう。
ついつい
クセと言うか、ドラムから手を着けてしまいがちです。
どんな音源でも、ちゃんと凄腕の方が作った音源なわけで。すでに掃除・化粧済みなのが普通。サンプリング音源なら尚の事いじる必要が無い気もしますが。やはり音を作らないとやった気がしないわけでして。と言うド素人あるある。
シンセでも、例え結果が悪かろうともプリセット一発ではなくエディットで音を作りたがる性格なわけです。本来曲作りを軸に据えるならそんな事は不要だし時間の無駄。なはず…
キックを
手始めに音決めしようと思います。
相変わらずDAWの調子がイマイチの様でして、最近マイブームだったDD Compressorがうまく出ません。
Dead Duck SoftwareのFree Effects Bundle(→ダウンロード)に入っているシンプルでクセの無いコンプレッサーです。
Tracktion T7-DAWでは快調に動いていたのに、Waveform Free(→ダウンロード)にバージョンを上げたらメーターが表示されなくなっちゃった。
ただ。原因はDAWなのかPCなのかは未だに不明のままです。
とは言え所詮はカッコつけのコンプ挿しなので、こだわりがあるわけでもなく原点に還ってReaCompに変更。
使っているのはちょっとバージョンが古いのかも。
主に海外で評価の高い軽量総合DAW、REAPERの標準FXを抜き出して無償公開されているFXバンドルに入っています(→ReaPlugsダウンロード)。
フィルターが付いているのと、Pre-compができるあたりは高機能。無視すれば簡単に使えるナチュラルなコンプです…などと語る程コンプを使えるわけでは無くて。ほぼほぼカタチだけです。
それでも
少し音を潰して行くとなんだかキックが締まってくる気もして。
下ろしたての消しゴムみたいな角ばったキックになって参りました。
物凄く苦手意識のあるコンプですが、段々それなりに使える様になって参りました。
ただ音がデカくなっただけの様な気もしますが…
一応もう少しカッコつけでEQを挿しました。
ReaEQ(→ダウンロード)。
バンドを好きなだけ設定できるマルチEQ。見本画像みたいな設定は悪い例ですねぇ。
どちらかと言うと一番の低域を切ったり、かぶる倍音を切ったりと引き算的に使うべきものだそうです。山と谷の面積は同じくらいにしておかないと後々厄介。
20Hzまでしか下は設定できないので、ここから下をカットして。
50Hz辺りの所を少し持ち上げました。
上の方は要らないのかな、と思いましたがアタックの音が無くなってしまうのでむしろブースト。
200Hz辺りの所もちょっと削ってみました。
とかとか。
偉いセンセのお話しによると、
- 20Hz以下はカット
- 60Hz辺りをブースト
- 150Hz辺りをカット
- 4kHz辺りをブースト
だそうです。おぉ。何か似てるぢゃん。
次はスネアかな。でもそれはまた明日にしよう、と。
そんなこんなでお粗末様でした。
コメント