巻き尻尾のストリート猫仔が実は二頭いたなんて
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今回は不慣れな12拍子で何か作ろうと言う企画。ようやく管弦パートが出揃いました。
打込みで作った各トラックを個別にオーディオにエクスポートして。
心も新たに新規トラックに再配置しました。MIDIのトラックは全部ミュートね。
削除しても良いけれど、後で直すかも知れないから一応取っておきます。
面倒くさいんで、直したことは無いけれどね。
出揃ったトラックは
- バイオリン1
- バイオリン2
- ビオラ
- セロ
- コントラバス
- フルート
- オーボエ
- クラリネット
- コールアングレ
- ファゴット
- トランペット
- ホルン
- トロンボーン
- チューバ
それっぽいねぇ。
気分はN響。
今回使っている音源はOrchestral Companion(→製品ページ)と言うシリーズもののオケ音源。
タダじゃないのですが、有料音源だなぁと思うのは気の利いたライブラリ。
ストリングスアンサンブルやブラスアンサンブルと言うライブラリでは、音程に応じて自動的に楽器が切り替わる様になっていて。
1トラックできちんとフルパートのアンサンブルにしてくれます。
ただし勝手に楽器が切り替わるから、イレギュラーな音程で鳴らすのは苦手。
他に単品のライブラリがあって、こちらは楽器別に鳴らせます。キースイッチで奏法を切り替えられるのね。こっちがメインかしら。
便利なのは、予め音場や定位が配慮されている所。バラバラに作ってみんなで鳴らすと、何もやらなくてもきちんとオーケストラとして広がってくれます。
ただし。バイオリンには1stと2ndがいるけれど、音源は共通。これだと同じ音が出た時に1つに合体してしまいます。ちょいと工夫が要りそう。
今回は左右逆転させて2ndを鳴らして、バイオリンが左右に分かれる配置にしました。
2パートが同じ音を弾くと一瞬でセンターに集まっちゃうので、同じ音程になる事が無い様に譜面を調整しました。ユニゾンで弾くくらいなら片方休み、て事で。
他に奏法別の単品ライブラリも沢山収録されています。キースイッチでは出ない音も入っているから、細いことをやるならこっちで作り込んでねっと言う事みたい。すんごく手間がかかるのが見え見えだからやったこと無いや。
バラバラに作ってもせーので鳴らすと1つのオーケストラになるって言うのは有料音源ならではな気がします。
無料のオケ音源例えばVSCO 2CE(→ダウンロード)とかだと、全員センター・全員最前列の音で収録されているのです。こっちが普通よ。
なぜなら、どう使うかは分からないものね。コントラバスだからって右に寄られていちゃ不便極まりないのよ。でもOrchestral Companionはみんなで鳴らすの前提だから、ここが便利。
さてさて。みんなで弾いてもらって聴いてみよう。
予めきちんと調整された音で収録されているから、コンプとかEQとかは挿す必要が無いみたい。
出だしは弦のみ。途中山あり谷ありで最後は全員参加になります。ベタな盛り上がり方。
あっらぁ。
レベルオーバーするよ。メーターに赤線が点きっぱなし。
全体にレベルを下げれば良いのだけれど。そうなると序盤は音が小さすぎない??
これ、てクラシックあるあるだよね。
例えばさ。みんな好きって言うラヴェルの「ボレロ」(→YouTube)。
日本のご家庭の音量で聴いてみたら、最初の数分は無音にしか聞こえません。
ここを聞きたくてボリュームを上げていると最後は爆音。慌ててボリュームを絞るよね。
ホールに行きますか、イヤホンしますかって曲よ。もう。
今試しに再生してみたら、2分くらいたってようやくファゴットが一瞬聞こえました。
この人ジョージ・クルーニーに似てるかも(フランス国立管弦楽団)。
髪型だけじゃん(→【IMDb】)。
昭和の日本人あるあるな顔認証。
他にも、チャイコフスキーの「悲愴」の最後(→YouTube)はレコード針がシーーボッシーーボッてなるまで終わったって気が付かなかったり。
いつの時代よ
いくら今回のタイトルが「森のプリンセス」とは言え、現代曲ですからねぇ。騒々しくも忙しない現代ではこう言うのは難点扱いされてしまいます。
そうなると、やはりコンプは必須になってきそうです。せっかくダイナミクスがきちんと付く音源を使っているのに今からコンプで押しつぶして行くなんて…悪。
道路を押し固めるのは良い事ヨ。
せめてパートごとにまとめてからコンプをかけようかしら。
ま。その前に打楽器入れよう、と。
そんなこんなでお粗末様でした。
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